Webサイトを制作する際には、必ずディレクトリ名(フォルダ名)やファイル名を決める作業が発生します。特に、サイトの構造が複雑になるほど、適切な命名が重要です。ファイル名は半角英数字が基本ですが、英語の選択に迷うこともあります。
私も英語を調べることがよくありますが、毎回検索するのは効率が悪いので、一般的なWebサイトに使われるコンテンツ名と、それに対応する英語表現をまとめました。
これは、特に企業サイトの制作時に役立つリストです。ぜひご活用ください。
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コンテンツ名(日本語)とフォルダ名(英語)の一覧
以下は、よくあるWebコンテンツの名称と、それに対応する英語表現の一覧です。ディレクトリ名やファイル名を決める際の参考にしてください。
ご挨拶 | greeting |
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サイトについて | about |
概要 | outline |
沿革 | history |
企業情報 | company |
経営理念 | policy |
製品情報 | product |
事業内容 | business |
採用情報 | recruit |
サポート情報 | support |
プロフィール | profile |
社員の声 | voice |
新着情報 | news |
アクセスマップ | access |
リンク集 | link |
プライバシーポリシー | privacy |
サイトマップ | sitemap |
お問い合わせ | contact |
お知らせ | info |
よくある質問 | faq |
ダウンロード | download |
~の特徴 | feature |
~の流れ | flow |
~へのメッセージ | message |
使い方のポイント
一般的な企業サイトであれば、上記のリストで基本的な構成は整います。ただし、企業や業界に特化したコンテンツが必要な場合は、その都度適切な英語表現を検索し、命名することをおすすめします。
私の方法として、和英辞書などを使うこともありますが、基本的には「調べたい日本語 + 英語」でGoogle検索を行います。例えば「概要 英語」や「採用 英語」などです。この方法が最も効率的で、正確な翻訳結果を得ることができます。
命名規則の重要性
Webサイトのディレクトリ名やファイル名は、検索エンジン最適化(SEO)の観点からも非常に重要です。適切な英語の単語を使うことで、Googleなどの検索エンジンで適切にインデックスされ、検索結果にも影響を与えます。
以下のポイントに気を付けて命名しましょう。
- シンプルでわかりやすい名前を付ける:ファイル名やフォルダ名は短く、簡潔にします。長すぎる名前は管理がしづらくなるだけでなく、SEOにも悪影響を与える可能性があります。
- ローワーケース(小文字)で統一する:ファイル名はすべて小文字で統一すると、サーバーやブラウザ間での互換性が保たれます。
- スペースは使用せず、ハイフンやアンダースコアを使う:ファイル名にスペースを含めると不具合を引き起こすことがあるため、代わりにハイフン(-)やアンダースコア(_)を使用します。
ディレクトリ名やファイル名のSEO効果
SEOの効果を高めるためには、適切なキーワードをファイル名に含めることが重要です。例えば、製品ページを作成する場合、product-page.htmlのようにファイル名に「product」を含めることで、Googleの検索結果において「製品」というキーワードで上位表示される可能性が高まります。
また、ディレクトリ名にも同じルールを適用します。適切な英単語を使うことで、ユーザーと検索エンジンの双方にとって理解しやすいサイト構造を作ることができます。
まとめ
Webサイト制作におけるディレクトリ名やファイル名の命名は、SEOにも影響を与える重要な作業です。今回紹介した英語リストを参考に、適切な名前を付けることで、サイト全体の管理が容易になり、SEOの効果も高まります。サイト制作の際には、これらのポイントを意識して作業を進めてください。