数年前から特定保健用食品(トクホ)のサントリー黒烏龍茶を飲み続けています。
飲み始めたキッカケは、健康診断で「LDLコレステロール 154」「中性脂肪 192」と診断され、C2判定(要経過観察・6ヶ月後)が出たことに始まります。もともとコレステロール値が高い家系だったのである程度の覚悟はしていましたが、実際に数値として出るとやっぱり落ち込みますね…orz
今回はサントリーの黒烏龍茶を約2年飲み続けた私の健康診断の結果をもとに、黒烏龍茶は本当に脂肪の吸収を抑える効果があるのか紹介します。
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サントリーの黒烏龍茶は値段が高い
黒烏龍茶を飲み続けるにあたりネックとなる要因の一つが価格です。
サントリーの黒烏龍茶は一般的なスーパーだと大体350mlで160円~170円で販売されています。スーパーで売っているお茶の平均価格(500ml)が90円~100円くらいなので割高感は否めません。毎日飲むとなると家計にも影響してきます。
私は安く買えるネットショップで購入することにしました。ネットでは箱買いが基本となるので一回の出費は多くなりますが、毎日飲むなら逆に買う手間が省けてメリットが大きいです。3ケースまとめて9,000円弱(送料込)で購入し、1本あたり約124円(350ml)になります。仮に1本168円を365日飲み続けた場合、年間61,320円かかりますが、1本124円なら45,260円。その差は16,060円と意外に大きいです。
私がよく利用しているAmazonと楽天のショップはこちら。
LINK(Amazon):[トクホ] サントリー黒烏龍茶 350mlPET×24本
LINK(楽天):[トクホ] サントリー黒烏龍茶 350mlPET×72本
黒烏龍茶を飲むと本当に中性脂肪が減るのか?
前置きが長くなりましたが、それでは本当に黒烏龍茶は脂肪の吸収を抑えるのか、私の健康診断の結果から検証したいと思います。
黒烏龍茶を飲み始めて1年目の健康診断の結果
黒烏龍茶を1年間飲み続けて最初に受信した健康診断の結果がこちらです。
どん!
LDLコレステロール 154→145
中性脂肪 192→166
C1要経過観察(12ヶ月後)ではありますが、前年より改善が見られました。そのため、さらに1年間継続して飲み続けることにしました。
2年目の健康診断はさらに驚きの数値に!
続いて2年目の健康診断の結果がこちら。
どどん!
LDLコレステロール 154→145→148
中性脂肪 192→166→126
126キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
中性脂肪の欄に書かれていたのは「126」という数値。ついに「H」の判定が消えました!一昨年の数値が「192」ということを考えると驚くべき改善だと思います。
黒烏龍茶は本当に効果があったのか?
私は月曜から金曜の昼食に弁当と一緒に黒烏龍茶を飲んでいました。健康診断の結果を見る限り、中性脂肪の数値だけがきれいに下がっているので黒烏龍茶の効果はあったと言っていいと思います。
ただ「HDLコレステロール(善玉コレステロール)」の数値については、黒烏龍茶では改善できないようです。また、ダイエットや痩せることを目的として飲む方もいるようですが、私の場合、体重やお腹まわりの変化はほとんどなかったのであまり期待できないでしょう。
コレステロールを多く含む食材は卵・魚卵(たらこ等)、レバー・砂肝などの臓物系、魚介類ではイカ・しらうお・わかさぎ・うに・まだこ・貝類・干物類など。また、肉など動物性の食事はあまりよくないようです。
食物繊維が豊富な食品や魚、植物性脂、オリーブオイルなどはLDLコレステロールを下げる効能があるので、そのような食物をバランスよく摂取していくのがよいでしょう。イージーファイバーなどで食物繊維をとることもできるようですが、できれば普段の食事でまかないたいですね。
今回の健康診断の結果は、黒烏龍茶の常飲の他にも生活環境の変化などもありますので、100%黒烏龍茶の効果かどうかは断言できません。しかし、飲み出してから診断の結果が良くなったのは紛れもない事実。
効果に個人差はあると思いますが、LDLコレステロール値が高くて困っている方は試してみる価値があると思います。
黒烏龍茶の副作用は?
黒烏龍茶そのものに特別な副作用はないようですが、カフェインが含まれているため、過剰摂取は避けたほうが良いです。カフェインの摂取が多すぎると、眠りが浅くなる、神経過敏になるなどの不調を引き起こす可能性があります。
どんな健康食品でも、偏って摂取すると体に悪影響が出ることがあるため、バランスよくさまざまな食品を取り入れ、健康を維持することが大切です。
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