健康食品として人気の高いナッツ。最近では、スーパーフードのひとつとしても注目されています。ただ、栄養が詰まっている一方で、食べ方や体質によっては気をつけたい点もある食品です。
この記事では、ナッツに含まれる主な栄養素と、食べるときに意識しておきたい注意点を私なりに整理してみました。
毎日の食生活にナッツを無理なく取り入れるためのヒントとして、参考にしてもらえたらうれしいです。
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ナッツに含まれる主な栄養素
不飽和脂肪酸を含む
ナッツには、オメガ3やオメガ6といった不飽和脂肪酸が多く含まれています。不飽和脂肪酸は体内で作りにくく、食事から取り入れたい脂質のひとつとされています。脂質というと敬遠されがちですが、種類によって体の中での役割が異なると言われている栄養素です。
ビタミンやミネラルが豊富
ナッツはさまざまなビタミン・ミネラルを含む食品です。
- ビタミンE:抗酸化作用があることで知られる栄養素
- マグネシウム:筋肉や神経の働きなど、体のさまざまな働きに関わるミネラル
- 亜鉛・鉄:日々の食事で不足しがちなミネラル
どれも普段の食生活で意識しておきたい成分で、ナッツはそれらを手軽に補える食品のひとつです。
食物繊維を含む
ナッツには食物繊維も含まれています。食物繊維は現代の食生活で不足しがちな栄養素のひとつと言われており、おなかの調子を気にしている人が意識したい成分です。噛みごたえがあるので、ゆっくり食べる習慣づけにも向いています。
抗酸化作用のある成分
ナッツには、ポリフェノールやビタミンEといった抗酸化作用があるとされる成分も含まれています。栄養バランスを整える食材のひとつとして、日々の食事に取り入れやすい食品です。
なお、ここで挙げた栄養素の働きは一般的な説明です。持病があったり、体調や食事内容に不安があったりする場合は、自己判断せず医師や管理栄養士に相談してください。
ナッツを食べるときの注意点
カロリーは高め。食べすぎに注意
ナッツは脂質が多いぶん、カロリーは高めの食品です。たとえば100gのナッツには、およそ500〜600kcalのエネルギーがあります。1日の目安は20〜30g(片手一杯分)ほどにとどめておくと安心です。おいしくてつい手が伸びてしまいますが、食べすぎるとカロリーの摂りすぎにつながりやすい点は覚えておきたいところです。
アレルギーのリスク
特にピーナッツやカシューナッツは、アレルギーを起こしやすい食品として知られています。ナッツアレルギーのある人が口にすると、次のような症状が出ることがあります。
- 蕁麻疹や皮膚のかゆみ
- 呼吸困難
- アナフィラキシーショック
アレルギーのある方は、ナッツを避けるか、必ず成分表示を確認してください。少しでも不安がある場合は、事前に医師に相談しておくと安心です。
塩分や砂糖の摂りすぎに注意
市販の味付きナッツには、塩分や糖分が多めのものもあります。味付きばかりを食べ続けると、塩分や糖分の摂りすぎにつながることがあります。気になる人は無塩・素焼き(無添加)のナッツを選ぶと、余計な塩分・糖分を抑えやすくなります。
消化への負担
食物繊維は摂りすぎると、人によってはおなかの調子に影響することがあります。腹痛やお通じの乱れが気になる場合もあるので、はじめは少量から、体調を見ながら取り入れていくのがおすすめです。
ナッツの酸化による品質の劣化
ナッツに含まれる脂質は酸化しやすく、保存状態が悪いと風味が落ちてしまいます。密閉容器に入れて冷暗所や冷蔵庫で保存し、開封後はできるだけ早めに食べ切りましょう。古くなって風味がおかしいと感じたものは無理に食べないほうが無難です。
持病がある人は摂取量に配慮を
ナッツにはリンやカリウムも含まれています。腎臓の機能が気になる方など、食事内容に配慮が必要な人は、摂取量について医師や管理栄養士に相談したうえで取り入れると安心です。
カビ(アフラトキシン)に注意
特にピーナッツはカビが発生しやすい食品と言われています。信頼できるメーカーの製品を選び、品質管理のしっかりしたものを購入するのが基本です。保存中に変色やカビが見られたものは食べないようにしましょう。
ナッツの健康効果と注意点まとめ
ナッツは、不飽和脂肪酸やビタミン・ミネラル、食物繊維などを含み、毎日の食生活に取り入れやすい食品です。
ただ、カロリーやアレルギー、保存や品質には少し気を配りたいところ。無塩・素焼きのナッツを適量、バランスの取れた食生活の中でうまく取り入れていけたらいいなと思います。気になる症状や持病がある場合は、医師や管理栄養士に相談してみてくださいね。