将来のために今できる節約術!貯金を増やす5つの簡単な方法

「不況だ!」「デフレだ!」「消費税アップだ!!」…とお金に関する良いニュースが少ない昨今、老後の生活を考えて無駄な出費を避け、貯金をしようと努力している方も多いでしょう。

お金を貯めるイメージ

とは言え、給料がなかなか上がらないこの時代、貯金をするのも一苦労です。そこで今回は、この世知辛い世の中を生き抜くために、私が実践している生活の節約術と貯金の方法を5つ紹介しようと思います。

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賢くお金を貯める5つの方法

1. 無駄な物は買わない

まず基本になるのが、無駄な物を買わないことです。世の中には購買意欲をかきたてる商品が溢れていますが、お店で衝動的に欲しくなった場合は一旦立ち止まり、その物が本当に生活に必要かシミュレーションしてみることが大事です。

例えば、服を買うときは、自分の持っている洋服を思い出し「上手く着まわせるアイテムか」「他の手持ちアイテムとかぶっていないか」「長く使えるか」などを考えてみましょう。買ってみたもののあまり使わなかった…というパターンはできるだけ避けるべきです。

以下は『日刊SPA!』の記事で「貯められない人が持っていがちなアイテム」の一部です。

貯められない人が持っていがちなアイテム

  • クイジナート
  • バーミックス
  • エスプレッソマシン
  • ルクルーゼの鍋
  • タジン鍋
  • ヘルシアなどの高いオーブンレンジ
  • アップルのシリーズをフルラインナップで持っている
  • 配達されるウォーターサーバー
  • マクラーレンのベビーカー
  • 外国製のかわいくて環境に良い洗剤
  • アロマディフューザー
  • タブトラッグス
  • ランニングシューズ
  • オーガニックコットンの肌着やタオル
  • エルメス、シャネル、ルイヴィトンではないが、ケイトスペード、クロエ、ゴヤール、トリーバーチクラスのブランド物

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流行り物や割高なブランド物を不必要に買う習慣がある人は、なかなかお金を貯めることができないということですね。

2. 最新=ベストバイではない

電化製品やガジェットの新製品が発売されると、ついその最新モデルに目がいってしまいますが、購入する前に本当にその製品が必要か、そしてコストパフォーマンスが見合っているかを冷静に考えることが重要です。

最新機種は通常、割引が少なく高価です。そのため、特にパソコンやスマートフォンのように、頻繁に新モデルが登場する製品では、すぐに旧モデルになる可能性が高いことに注意が必要です。型落ちモデルでも、スペックや性能を考慮すると、十分に満足できる場合が多く、費用対効果も優れています。

例えば、私が最近購入したスマートフォン「OPPO Reno A」は、購入価格が15,000円と非常に手頃でした。一般的なスマホの価格帯と比較しても、非常にお得でありながら、必要な機能を十分に備えています。

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物を購入する際には、その製品が自分の求める機能や用途に合っているか、そして価格に見合った価値を提供しているかを慎重に判断することが大切です。新しさに惑わされず、本当に必要な機能を見極めて選ぶことで、無駄な出費を抑えることができます。

3. 長く使える物はケチらない

逆に安いものばかりを買っていると、安物買いの銭失いになることもあることを知っておきましょう。自分の生活で使う機会が多い物や長く使える物であれば、金額が高くても良い物を買う方が、最終的には得になることも少なくありません。

例えば、100円ショップで生活雑貨を買ったけど、何回か使っただけで壊れてしまった…という経験をしたことがある方もいるでしょう。高い物には高いなりの、安い物には安いなりの理由があります。

商品を購入する時は、それが使い捨てレベルの物なのか、長く使いたい物なのかを意識して選ぶようにしましょう。また、良い物を購入した場合は、買った後の手入れやメンテナンスを怠らないことも大切です。

4. クレジットカードを上手に利用する

クレジットカードを使う際は、利息のつく「分割払い・リボ払い」を利用するのは絶対にNGです。一括で購入できない買い物は、基本的にするべきではありません。


車や家などの大きな買い物は仕方がないかもしれませんが、その際も頭金をできるだけ用意しておくことが大切です。特にリボ払いは一度使ってしまうと、支払いを先延ばしするだけで、支払総額では大損どころか破産の危険すらあります。

クレジットカードは一括(利息がつかない場合は二回払い)で利用し、ポイントやキャッシュバックをためるのが賢い使い方です。

5. 金額の絶対値と相対値を意識する

金銭感覚を養うには、絶対的な金額だけでなく、相対的な価値も意識することが重要です。

例えば、100円の黒いペンを購入する際に、お店の人から「もう50円出すと紫色のペンが付きますよ」と言われたとします。たった50円なら付けてもいいかなと思うかもしれませんが、これはNGです。元々紫色のペンが欲しかったのであれば別ですが、そうでなければ断る方が賢明です。

今回購入したペンは100円なので、50円をプラスすると購入金額の50%増しになります。もし紫色のペンをほとんど使わなければ、黒いペンを実質150円で購入したことになります。

このように、「金額の相対値を意識する思考」を習慣づけるだけで、無駄な出費を確実に減らすことができます。購入品にオプションやサービスを追加する場合は、金額の絶対値と相対値、さらに支払額に見合ったパフォーマンスが期待できるかを総合的に考えて判断しましょう。

理想的なお金の使い方とは

ここまで様々な節約術を紹介してきましたが、最も大切なのは、貯めたお金を「自分の趣味」や「好きなこと」、「本当に欲しかったもの」に使うことだということです。これこそが本当の意味で賢いお金の貯め方であり、使い方だと考えます。

老後のための貯蓄ももちろん大切ですが、ただ我慢するだけの人生では、あまりにも寂しいものです。貯蓄自体が目標になってしまうのは本末転倒です。お金はしっかり貯めた上で、自分が好きなことに使っていくのが理想的な生き方だと言えるでしょう。