新入社員が覚えておきたいビジネス用語・カタカナ語一覧

やるなら、今ですよ!

社会人になると、会議やメール、チャットの中で聞き慣れないカタカナ語に出会うことがあります。

「この件、アサインしておいて」
「エビデンスはありますか?」
「一度リスケしましょう」
「次回のアジェンダを共有します」

なんとなく意味は分かるような、でも正確には分からないような言葉。新入社員や若手社員にとって、ビジネス用語・カタカナ語は小さな壁になりがちです。

この記事では、そんなビジネスシーンでよく使われるビジネス用語・カタカナ語をまとめて紹介します。「わざわざカタカナにする必要ある?」と思う言葉もあるかもしれませんが、ビジネスシーンでは避けて通れないものもあります。大人らしく割り切って覚えておきましょう(笑)

ビジネスシーンでよく使うビジネス用語・カタカナ語

アウトソーシング

アウトソーシングとは「社内で行っていた業務を外部の企業に委託すること」を指します。

一言で言えば「外注」ですね。例えばIT業界では、システムの保守管理を専門の外部業者に頼むことがよくあります。自社のコア業務に集中するために、それ以外の業務を外に出す、という形が多く見られます。

アサイン

アサインとは「役割やタスクを割り当てる」ことを意味します。

新しいプロジェクトが始まるときに「○○さんをリーダーにアサインします」と言われたら、「○○さんにリーダーの役割を任せる」という意味です。チーム内での役割分担や、誰が何に責任を持つのかを明確にするときに使われます。

ASAP(エーエスエーピー)

個人的にわざわざ使わなくてもいいだろ用語NO.1(笑)

ASAPは「as soon as possible」の略で「できるだけ早く」という意味です。メールやチャットで「ASAPで対応してください」と言われたら「できるだけ急いで対応してください」ということですね。「アサップ」「エイサップ」と発音する人もいるそうですが、私は聞いたことがありません。

アジェンダ

アジェンダとは「議題」「計画」を指します。

特に会議の前に配られる「アジェンダ」には、その場で話し合う項目が並んでいます。会議を効率よく進めるには、事前にアジェンダへ目を通しておくことが大切です。

エビデンス

使う人がかなり多い用語のひとつ。ビジネス用語としてのエビデンスは「証拠」「根拠」という意味で使われます。

例えば、取引先とのやり取りを記録した議事録やメールが、エビデンスとして扱われます。ビジネスでは「いつ・誰が・何を言ったのか」を残しておくことが大事なので、エビデンスは欠かせません。

NR(エヌアール)

NRは「No Return」の略で「会社に戻らないこと(直帰)」という意味です。

営業職の方が訪問先からオフィスに戻らず、そのまま帰宅するときによく使われます。スケジュール表やチャットで「今日の午後はNRで」とあれば、オフィスには戻りませんという意味ですね。

オンスケ

オンスケは「オン・スケジュール(on schedule)」の略で「作業やプロジェクトが予定通り進んでいる」ことを指します。

進捗確認で「今のところオンスケです」と報告があれば、予定通り進んでいるということです。

コンセンサス

コンセンサスとは「合意」「意見の一致」を指します。

例えば、プロジェクトを進める前にチーム内でコンセンサスを取っておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。「合意形成」とも訳され、関係者の意見をそろえて方向性を決めるための大事なプロセスです。

コンプライアンス

コンプライアンスとは「法令順守」のことです。

企業が法律や社会のルールを守りながら事業を行うことが求められる今、特に重視されています。ニュースでもよく耳にする言葉で、企業の不祥事が起きると「コンプライアンス違反」がしばしば話題になります。

ナレッジ

ナレッジとは「業務に役立つ知識やノウハウ」を指します。

個人が持っている知識やコツを、チーム全体で使える形にして共有することを「ナレッジの共有」「ナレッジ化」と言ったりします。「あの作業のナレッジをまとめておいて」と言われたら、手順やポイントを整理して残しておく、というイメージです。

フィックス

フィックスとは「最終決定する」「確定させる」という意味で使われます。

例えばWeb業界では「デザインをフィックスする」といった具合に、内容を確定させることを指します。フィックスされたら、それ以降は基本的に変更しない、という合図になります。

プライオリティ

プライオリティとは「優先度」「優先順位」のことです。

たくさんのタスクがある中で、どれから手をつけるかを決めるときに使われます。限られた時間で複数の仕事を回すには、プライオリティをはっきりさせておくことが欠かせません。

ベネフィット

ベネフィットとは「利益」「恩恵」を指します。

例えば「このサービスを使うとどんなベネフィットがあるのか?」という形で、お客さまや相手にとってのメリットを説明するときに使う言葉です。単なる利益というより、相手が得られる恩恵や価値を指すことが多いです。

ペンディング

ペンディングとは「保留」「先送り」という意味です。

進行中のプロジェクトや議題を、いったん止めておく必要があるときに使われます。「この件は一旦ペンディングにしましょう」といえば、「保留にして、あとで改めて検討しましょう」というニュアンスです。

リスケ

リスケは「リスケジュール(reschedule)」の略で「スケジュールの変更」を指します。

予定していた会議やタスクを別の日に変更するときに使います。「今日の会議はリスケしました」といえば、会議が別の日に変わったという意味ですね。

リマインド

リマインドとは「思い出させること」「再確認の連絡」を指します。

約束や締め切りを忘れないように、念のため送る連絡が「リマインド」です。「明日の打ち合わせ、リマインドしておきます」といえば、忘れないよう改めて知らせておきます、という意味になります。

リテラシー

リテラシーとは「情報を理解し、正しく活用する力」を指します。

「ネットリテラシー」「金融リテラシー」といった形で、ある分野の知識やスキルを表すときに使われます。特にデジタル社会では、情報を正しく取捨選択して活用するリテラシーが重要です。

新入社員が意識したいこと

ビジネス用語は、丸暗記よりも「どんな場面で使われるか」を意識したほうが頭に入りやすいです。私がおすすめするのは、次のようなやり方です。

  • 会議で聞いた言葉をその場でメモする
  • 意味だけでなく例文もセットで確認する
  • 覚えたての言葉を無理に自分から使わない
  • 分からない時は素直に確認する
  • 社外の相手には分かりやすい日本語を選ぶ

分からない言葉をそのままにしておくと、指示の受け取り違いにつながることがあります。早めに確認しておいたほうが、結果的に仕事はスムーズです。

ビジネス用語との付き合い方

カタカナ語やビジネス用語は、最初こそ少し抵抗があるかもしれませんが、使ってみると案外便利なことも多いです。新しいプロジェクトに加わったり取引先と話したりするとき、こうした言葉を知っておくとやり取りがぐっと楽になります。

まずは今回紹介した用語から、少しずつ自分の引き出しにしていってください。