カッコいい色落ちのジーンズを作ろう!おすすめの洗剤や洗濯方法・頻度のまとめ

ジーンズの醍醐味とも言える色落ち。いい色落ちにするためにガンガン履きこむことも大事ですが、洗剤や洗濯の仕方をちょっと気にしてみると、より自分好みの一本に仕上がるかもしれません。

ジーンズ(デニムパンツ)

今回は「雑誌やネットで収集した情報」と「自分の経験」を元に、おすすめのジーンズの洗濯方法と洗剤の選び方を紹介します。

洗剤の成分

ジーンズを洗濯するにあたり、どの洗剤を選ぶかというのは重要です。

一般的に使われている洗剤は、蛍光増白剤や漂白剤などを配合させて汚れを落とすことに力を入れております。蛍光増白剤は、白地のものをより白く見せるために洗剤に添加されるもの。

つまり、蛍光増白剤で洗濯するということは、白く光るように染めているということになります。漂白剤はその名の通り、染を漂白します。

汚れを綺麗にするという観点では非常に有効ですが、ことジーンズの色落ちで考えると、上記の成分が配合されている洗剤はあまりおすすめできません。白っぽくのっぺりとした色落ちになってしまうことが多いためです。

では、どのような洗剤をチョイスするのがいいのでしょう。

洗剤の選び方

一番シンプルなのは「水洗い」です。私も昔は「水洗い+ファブリーズ」という組み合わせで洗濯していました。

しかし、今はこの方法は使っていませんし、あまりおすすめもしません。

この洗い方をやめた1つ目の理由は、汗や皮脂汚れなどは水洗いだと落ちにくいこと。当然ですが、洗剤を使っていないので衛生的にあまりよくないですね。特にジーンズは汗が残りやすいので、やはり気持ちのいいものではありません。また、汗や皮脂汚れが残っているとジーンズ自体にダメージがたまります。つまり、破けやすくなったりほつれやすくなったりします。

もう1つの理由として、水洗いだけだとメリハリのない色落ちになってしまう場合が多かったためです。洗い方だけが原因かどうかはわかりませんが、洗剤を使うようになってから以前よりもしっかりとした色落ちになりました。

洗剤は市販のものであれば「エマール」や「アクロン」をおすすめします。

この二つは「中性洗剤(無蛍光洗剤)」と呼ばれるもので、蛍光増白剤や漂白剤が入っていません。布を白くして汚れを落とすという成分を削っていますので、一般の洗剤と比べると汚れの落ち具合は劣ります。しかし、ジーンズを洗う場合は汚れを落とすというより、汗や皮脂汚れを落とすことを目的としておりますので問題ないと思います。

また、ジーンズ(デニム)専用洗剤というものもあります。さすがに「専用」と銘打っているだけあり、より色落ちが抑えられるように成分を配合しているようです。

有名なのは「ジーンズファッション」や「ジェイウォッシャー」など。

他にも「サムライジーンズ」や「桃太郎ジーンズ」などジーンズメーカーからも専用の洗剤が出ていますので、こだわりたい方は専用洗剤をチョイスするのもいいと思います。

ジーンズの洗濯方法

洗濯方法については「どのような色落ちにしたいのか」その人の好みによって頻度など変わってくるかと思いますが、アタリやヒゲ、ハチノスをくっきり出したい方におすすめの洗い方を紹介します。

まず洗剤は前述したエマールで洗濯機の水は多めに入れます。逆に洗剤の量は通常よりも気持ち少なめです。

次に裏返しにしてジーンズのボタンを止めます。これは型崩れを防ぐためです。そして、ネットへ入れて通常洗いします。

干し方は裾を上にした方が色落ちがしにくいとか、ヴィンテージやレプリカでねじれを出したいときはベルトループを上にして干すのがいいなど諸説ありますが…そこまで気にしなくてもいいかと思います。

干す場所は、陰干しで風通しのいい場所がおすすめ。
湿気の多い日や雨の日は避けた方がいいでしょう。

最後に洗濯の頻度ですが、私の場合、基本冬なら3ヶ月に1回、夏なら1~2ヶ月に1回程度洗っています。もちろん雨などで汚れた場合は都度洗うようにはしております。

自分の好みの色落ちにするのは大変ですが、それが一番の楽しみでもあると思います。あまり神経質になりすぎず、ジーンズの色落ちを楽しんでいきましょう!