商用利用OK!今も現役の無料イラスト・写真素材サイト厳選まとめ

ドヤッ顔してろくろ回しする男性

「サイトやチラシに使う画像、無料でいい感じのものはないかな…」——Web制作でもブログでも、ほぼ毎回ぶつかるのがこの悩みです。お金をかけずに見栄えのいい素材が手に入れば、それに越したことはありませんよね。

このページはもともと、私が当時お世話になっていた「足成」「ぱくたそ」「モデルピース」という3つの無料素材サイトを紹介する記事でした。ところが今あらためて確認してみると、足成は実質つながらなくなり、モデルピースに至ってはサイトごと消えてしまっていました。せっかく読みに来てくださったのに、もう使えないサイトを並べているだけでは申し訳ない。そこで全面的に見直すことにしました。

この記事では、2026年6月時点で実際にアクセスできることを確認したうえで、商用利用OK・無料で使えるイラスト/写真素材サイトだけを、長年WEB制作をしてきた私が利用規約の注意点つきで厳選して紹介します。

無料素材サイトはたくさんありますが、注意したいのは「無料=何でもアリ」ではないということ。商用利用の可否、クレジット表記の要不要、1日にダウンロードできる点数、商用で使える素材の上限など、サイトごとにルールがまったく違います。ここを知らずに使うと、思わぬトラブルにつながることもあります。

そこでこの記事では、現役サイトを「イラスト系」「日本の写真系」「海外のおしゃれ写真系」「横断検索」に分けて、それぞれの特徴と規約の注意点をかみ砕いて解説します。最後に、生成AI素材の話と、終了してしまった懐かしのサイトにも軽く触れます。素材探しで迷いたくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

まず知っておきたい「無料素材」の3つの落とし穴

具体的なサイト紹介の前に、つまずきがちなポイントを先にお伝えしておきます。ここを押さえておくと、どのサイトを使うときも判断に迷いません。

1つめは「商用利用OK」の意味です。多くの無料サイトは、ブログやサイト、チラシなどに「使う」のは商用でも自由ですが、素材そのものを切り出して再配布したり、素材集として販売したりするのはほぼ全サイトでNGです。「使う」のは自由でも「売る」のはダメ、と覚えておくとわかりやすいです。

2つめは「クレジット表記」です。クレジット不要のサイトもあれば、素材によっては表記が必要なサイトもあります。不要なところでもわざわざ書いて困ることはないので、迷ったら入れておくのが安全です。

3つめは「点数・回数の制限」です。とくに国産の人気サイトは、無料会員だと1日のダウンロード数が決まっていたり、商用で使える点数に上限があったりします。「無料だから無制限」とは限らないので、規約は使う前にざっと目を通しておきましょう。

素材の規約は予告なく変わることがあります。この記事の情報も2026年6月時点のものなので、実際に使う前には各サイトの最新の利用規約を確認するのがいちばん確実です。

イラスト素材なら「いらすとや」が鉄板(ただし点数に注意)

イラスト素材といえば、まず名前が挙がるのが「いらすとや」です。役所の掲示物からテレビ番組まで、見ない日がないほど日本中に浸透した、かわいくて使い勝手のいいフリーイラストの定番サイトです。

季節のイベント、ビジネス、医療、トラブル系まで、とにかくジャンルが幅広く、「こんなニッチな場面のイラストまであるの!?」と驚かされます。会員登録もダウンロードソフトも不要で、欲しい画像を保存するだけで使えるお手軽さも魅力です。

ただし、商用利用には1つ大きな注意点があります。1つの制作物(デザイン)にいらすとやの素材を使えるのは、無料だと20点までです。21点以上を商用で使う場合は有償となり、2026年6月時点ではイラスト1点につき1,100円(税込)の料金がかかります。しかも21点目だけでなく、使った素材すべてが有償対象になる点に注意してください。個人の非商用利用なら、この点数制限はありません。

「ブログの記事に数点ずつ使う」くらいなら、まず問題になることはありません。ただ、1つの資料やサイトに大量に使うときは点数を意識しておきましょう。なお、デザインツールのCanvaと正式提携しており、Canva内で完結する制作物なら20点制限なしで使える、という抜け道的な使い方もあります。

出典: いらすとや 利用規約

関連記事:日本の美しい風景写真のフリー素材「PHOTO METI PROJECT」

日本の写真素材は「ぱくたそ」と「写真AC/イラストAC」

日本人モデルや日本の風景など、国内向けの写真を探すなら国産サイトが断然便利です。私が今もよく使っているのが、この2つ(系統)です。

ぱくたそ(PAKUTASO)

もともとこの記事でも紹介していた老舗で、今も元気に運営されています。2026年6月時点で総素材数は6万枚を超え、ネタっぽい写真からビジネス向けまで幅広くそろっています。登録不要でダウンロードでき、商用利用も可能です。

注意点として、ぱくたそは原則クレジット不要ですが、素材によってはクレジット表記が必要なものがあります。また、写真をそのまま使った商品(ポストカードやスマホケースなど)を販売する用途は禁止されています。人物写真は肖像権の都合で使い方に制限がある場合もあるので、各素材ページの注意書きを確認してから使いましょう。

出典: ぱくたそ 利用規約

写真AC/イラストAC

圧倒的な素材数を誇るのが「AC」シリーズです。写真なら写真AC、イラストならイラストAC、そのほかシルエットACなどシリーズで使い分けられます。クレジット表記は不要で、加工も商用利用もOKと、ルール自体はシンプルで使いやすいです。

最大の注意点は、無料会員のダウンロード制限です。写真ACの無料会員は1日にダウンロードできるのが9点まで、しかもダウンロードボタンを押してから15秒ほど待たされ、1日の検索回数にも上限があります。たくさん使う人には少しもどかしい仕様で、これを外したい場合は有料のプレミアム会員になる必要があります。利用には会員登録が必須な点も、ぱくたそやいらすとやとの違いです。

出典: 写真AC 利用規約 / イラストAC 利用規約

海外のおしゃれな写真なら「Unsplash」「Pixabay」「Pexels」

カフェやインテリア、ビジネスシーンなど、垢抜けた雰囲気の写真がほしいときは海外の素材サイトの出番です。クオリティが高く、しかも商用無料・クレジット不要のサイトがそろっています。

「Unsplash(アンスプラッシュ)」は、世界中のフォトグラファーが投稿する高品質な写真を、商用・非商用問わず無料・クレジット不要で使える定番サイトです。任意でクレジットを入れると喜ばれますが、義務ではありません。ただし有料プランの「Unsplash+」の写真は別ライセンスなので、無料分と混同しないよう注意しましょう。また、写真を集めて競合する素材サービスを作るような使い方は禁止されています。

「Pixabay(ピクサベイ)」と「Pexels(ペクセルズ)」も、商用無料・クレジット不要で使える人気サイトです。写真だけでなくイラストや動画も豊富で、Pixabayは日本語にも対応しています。両サイトとも、素材をそのまま単体ファイルとして再配布・販売することは禁止されている点に気をつけてください。

これら海外サイトに共通する注意点として、写真に写り込んだ人物・ロゴ・ブランド品・建築物などには、別途、肖像権や商標権が関わることがあります。サイトの利用規約とは別の話なので、人やブランドが目立つ写真を商用で使うときは慎重に判断しましょう。

出典: Unsplash License / Pixabay Content License / Pexels License

探すのが面倒なら横断検索「O-DAN」が便利

「サイトを1つずつ見て回るのは正直しんどい…」という方に、私がいちばんおすすめしたいのが「O-DAN(オーダン)」です。

O-DANは、Unsplashをはじめとする複数の海外フリー写真サイトを、まとめて横断検索できる日本語対応の検索サービスです。日本語でキーワードを入れると自動で英語に翻訳して検索してくれるので、英単語を考える手間もいりません。これが地味にありがたいんです。

検索ボックスの下にある「商用利用可の無料写真素材のみ」のチェックを入れて検索すれば、安心して使える写真にしぼり込めます。複数サイトの中から一気に候補を見比べられるので、素材探しの時間がぐっと短くなります。

ただし、表示される写真は各サイトの素材を集めたものなので、ライセンスは元のサイトのルールに従います。一部に商用不可やクレジット必須の素材が混ざることもあるため、これだ!という1枚を見つけたら、念のため元サイトでライセンスを確認しておくと万全です。

出典: O-DAN(オーダン)

生成AI素材と、終了してしまったあのサイトたち

最近は、AIで画像を生成して使うという選択肢も身近になってきました。実はぱくたそも、写真素材に加えてAIで作った素材の配布を始めていて、2026年6月時点で4,000枚近いAI素材が並んでいます。「ちょうどいい写真がない」というときの新しい逃げ道として、覚えておいて損はありません。

ただしAI素材は、サービスごとに商用利用の可否や権利の扱いがまだバラバラです。配布サイトの規約をよく読み、人物や著名なキャラクターに似てしまっていないかなど、使う側でも一度立ち止まって確認するのがおすすめです。

最後に、この記事のもともとの主役だったサイトの「その後」も正直にお伝えしておきます。長年お世話になった写真素材サイト「足成」は、2026年6月時点でサイトにアクセスできず、実質的に閉鎖した状態です。人物素材で人気だった「モデルピース」は途中で有料化したのち、2016年にサイトごと完全に終了しました。ブログ向けにFlickrのCC写真を探せた「photopin」も、現在はサービスを終えています。当時の定番が次々と姿を消しているのは、なんともさみしいものです。

関連記事:【商用利用可】Adobe Stockで写真や動画など約7万点の無料素材を公開

まとめ:現役サイトを使い分けて、素材探しをラクにしよう

かつてこの記事で紹介していた足成やモデルピースは姿を消しましたが、商用利用OKで無料の素材サイトは、今もしっかり生き残っています。大事なのは「現役のサイトを、用途に合わせて使い分けること」です。最後に、ざっとおさらいしておきましょう。

かわいいイラストがほしいなら、まずは「いらすとや」。ただし商用は1つの制作物に20点までが無料、という点だけ覚えておいてください。日本人モデルや国内向けの写真なら、登録不要で手軽な「ぱくたそ」と、素材数が圧倒的な「写真AC/イラストAC」。AC系は無料会員だとダウンロード数に制限がある点に注意です。

海外のおしゃれな写真がほしいときは、商用無料・クレジット不要の「Unsplash」「Pixabay」「Pexels」。そして、複数サイトをまとめて探したいなら横断検索の「O-DAN」が断然ラクです。迷ったら、まずO-DANで広く探して、よさそうな1枚を元サイトで確認する流れがおすすめです。

どのサイトを使うにしても、共通して気をつけたいのは「使うのは自由でも、素材そのものを売るのはNG」「人物やブランドが写った写真は肖像権・商標に注意」「規約は変わるので使う前に最新版を確認」の3点です。ここさえ押さえておけば、無料素材は本当に頼もしい味方になってくれます。

無料の素材サイトは、上手に組み合わせれば、お金をかけずにサイトやブログの見栄えをぐっと底上げできます。まずはこの記事で挙げたサイトのうち、よく使いそうなものを2〜3つブックマークしておくと、次に画像が必要になったときの探し出しがぐっと早くなります。