WordPressの高速化!SEOにも効果がある厳選おすすめプラグイン

WordPressのページは動的に作られる為、静的なHTMLと比べるとどうしても読み込みに時間がかかります。

WordPress(ワードプレス)のイメージ

そこで当ブログでも、WordPressのプラグインを使ってページの読み込み速度を改善してみることにしてみました。今回はその中でも画面表示のスピードアップに効果のあった5つのプラグインを紹介しようと思います。

関連記事:これだけでよかった!WordPressで本当に必要だった8つのおすすめプラグイン

WordPressの高速化に効果のあったプラグイン 5選

W3 Total Cache

WordPressのキャッシュ系プラグインの定番。

WordPressを導入したら絶対インストールしたいプラグイン38個」ではWP Super Cacheをおすすめしていましたが、W3 Total Cacheに乗り換えました。

WP Super Cacheが悪かったわけではなく、当ブログのサーバー環境だと動作が不安定だったのが乗り換えた理由です。

関連記事:WordPressプラグイン「WP Super Cache」で「ページがマッチしません」というエラーが出た場合の対処法

W3 Total CacheとWP Super Cache、どちらも人気のプラグインですので、環境や使いやすさでチョイスして問題ないかと思います。

LINK:W3 Total Cache

WP Hyper Response

flush() 関数を使ってファイルを並行して表示させることにより、高速化させるようです。

WordPressサイト及び管理画面のヘッダ(CSSファイルを読み込んだ直後)にPHPの flush() 関数を実行します。

通常、WordPressはDOCTYPE宣言から

まで全てバックエンドに書きこみ終わってからブラウザに送信しますが、flush() 関数を使うとその時点で一旦ブラウザに送信します。そのため、通常であればWordPress側で演算が終わるまで待たなければいけないのですが、このプラグインを使うことにより待たずに済みます。

LINK:WordPressを高速化するプラグインを作りました

LINK:WP Hyper Response

DB Cache Reloaded Fix

データベースのクエリをキャッシュ化し、サイト表示や管理画面のレスポンスを高速化してくれるプラグイン。設定も「有効」にチェックを入れるだけなので簡単です。

LINK:DB Cache Reloaded Fix

Head Cleaner

CSSやJSの最適化をしてくれるプラグイン。

動作が不安定だったので以前は削除したのですが、今回あらためて入れ直してみたところかなりの効果がありました。現在のテーマはjQueryを多用しているので、圧縮や結合が上手くハマったのかもしれません。

ただし、JavaScriptの圧縮やCSSの最適化はレイアウトが崩れる可能性がありますので注意が必要です。

LINK:Head Cleaner

MO Cache

翻訳ファイル(.moファイル)ををキャッシュし、次回アクセス以降もキャッシュを使いまわすことによって高速化。プラグイン自体も軽いので気軽に導入できます。

LINK:MO Cache

高速化プラグインをインストールした結果

GTmetrixで計測してみました。

元々入れていたのが「W3 Total Cache」と「WP Hyper Response」。
計測した結果はこちら。

Page Speed Grade:B(85%) | YSlow Grade:D(65%)

そして、今回新規でインストールしたのが「DB Cache Reloaded Fix」「Head Cleaner」「MO Cache」。計測してみると…

Page Speed Grade:A(90%) | YSlow Grade:C(72%)

思いのほか速くなってます!
これほど効果があるとは驚きました。

体感速度も明らかに速くなっているので、今回のWordPress高速化設定はとりあえず成功のようです。ページの読み込み速度が上がればユーザーの離脱率の減少につながるのはもちろん、SEO的にもプラスなので是非参考にしてみてください。