「Freemake Video Converter」はパソコン初心者でも直感的に使えるユーザーインターフェースが特徴の動画変換ソフト(エンコーダー)。
MP3、MP4、AVI、MKV、WMV、3GP、SWF、FLVなど500以上の形式をサポートし、写真や音声からムービーを作り出すこともできます。今回はFreemake Video Converterのインストール方法と使い方を紹介します。
なお、この記事を最初に書いたのは無料で制限なく使えた頃で、その後に事情が変わりました。現在の無料版は、変換した動画に「Freemake.com」のロゴ(透かし)が入る仕様になっています。動画の冒頭・末尾のほか、再生中も画面中央にロゴが表示されるため、無料のまま使う場合はここが一番のネックです。ロゴを消すには有料のアドオンパックやライセンスの購入が必要になります(後述)。この点をふまえたうえで読んでもらえればと思います。
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「Freemake Video Converter」のインストール方法
インストール自体は難しくありませんが、途中で不要なソフトの同梱(バンドル)を勧められることがあるので、そこだけ注意しながら進めます。対応OSはWindows 11/10などで、公式サイトに動作環境が記載されています。
まずはFreemake Video Converterの公式サイトからインストーラーを任意の場所にダウンロード。ダウンロード元は必ず公式サイトにして、非公式の配布サイトは避けたほうが無難です。落としてきたインストーラーをダブルクリックするとインストールが始まります。

セットアップウィザードは日本語にも対応しています。
インストール方法を選ぶ画面では「カスタムインストール」を選び、余計なツールバーや別ソフトを入れる項目、「プログラムとメディアファイルを関連付ける」といったチェックは、必要なければ外しておきます。おすすめ設定のまま進めると意図しないものが入ることがあるので、各画面の文言を一度ずつ確認してから「次へ」を押すのがおすすめです。

あとはウィザードに沿って進めればインストール完了です。画面の表記はバージョンによって多少違うことがありますが、基本的な流れは変わりません。
「Freemake Video Converter」の使い方
多彩な機能があるソフトですが、ここではもっとも基本的な「エンコーディング(ファイル形式の変換)」を例に解説します。
MP4(動画ファイル)をMP3(音声ファイル)に変換する方法
※以下の画像はクリックで拡大します。
Freemake Video Converterを起動後、変換したいMP4をツールにドラッグアンドドロップするか、左上の「+ビデオ」ボタンからクリップを追加します。ファイルの複数選択も可能です。
次にメイン画面の下段に並ぶアイコンから「MP3ボタン(フォーマットボタン)」をクリック。
このフォーマットボタンはビデオコーデックやオーディオコーデックを表していて、選んだ形式へ変換できます。
アイコンにマウスを乗せると表示される星印をクリックすると、そのフォーマットをお気に入りに保存できます。よく使う形式を登録しておくと、次回すぐ見つかって便利です。
フォーマットボタンをクリックすると、新しいウィンドウが表示されます。ここで必要な音質(320kbps、256kbps、192kbpsなど)を選びます。当然、ビットレートが高いほどファイルは重くなるので、保存先の空き容量に合わせて適切なビットレートを選びましょう。
プリセット下の歯車マークからカスタムプリセットを作ることもできます。カスタムプリセットでは「モノラル/ステレオ」「ビットレート」「サンプルレート」を設定できます。
最後に出力ファイルの保存先フォルダを選び、「変換」ボタンをクリックすれば変換完了です。
公式サイトでは各機能の使い方も解説されているので、動画のトリミングやカットなど、変換以外を試したいときは参考になると思います。
無料版のロゴ(透かし)と有料版について
冒頭にも書いたとおり、いまの無料版は出力した動画に「Freemake.com」のロゴが入ります。動画の前後だけでなく再生中も画面中央に出るため、そのまま人に見せたり公開したりする用途には正直向きません。音声(MP3)変換など機能面でも無料版には制限がかかっている場面があります。
このロゴを消して制限を外すには、ブランド表示を削除するアドオンパックや上位のライセンスを購入する形になります。価格はパックやプランによって幅があり、時期によっても変わるので、購入を検討する場合は公式サイトで最新の料金と内容を必ず確認してください。ここで具体的な金額を断定するのは避けておきます。
「ロゴが入っても構わない」「とりあえず形式変換だけできればいい」ということであれば無料版でも用は足ります。一方で、ロゴなしできれいに書き出したい・4Kや新しめのコーデックを使いたいといった場合は、有料版か別の変換ソフトを検討したほうがよいかもしれません。用途と予算に合わせて選ぶのがいいと思います。
「Freemake Video Converter」を使った感想
Freemake Video Converterはユーザーインターフェイスがわかりやすく、使い方を細かく調べなくても直感的に操作できるのが魅力。パソコンの知識があまりない人でも、なんとなくで使えると思います。
Blu-rayやDVDへの書き込み(オーサリング)、動画編集、埋め込みコードの作成など多彩な機能を備えていますが、普段よく使うのはやはりエンコード機能でしょう。
スマホやタブレットはPCと比べて再生できるファイル形式の制限が多く、スマホに入れた後で「あ~このファイル再生できないじゃん…orz」という場面にちょくちょく出くわします。
そんな時は互換性のある形式に変換してからインポートすると捗ります。ただ、前述のロゴの件があるので、私自身は「手元で扱う下ごしらえ用」と割り切って使うか、用途によっては他のソフトと使い分けるのが現実的かなと感じています。導入前に無料版の制限を知っておくと、あとでがっかりせずに済むはずです。




