LINEのメッセージが届いたとき、「読みたいけど、今はすぐ返事できない」「でも開いたら既読がついて催促されそう…」と、トークを開くのをためらった経験はありませんか。既読機能は便利な反面、「読んだのに返さない=既読スルー」と受け取られて、友人や家族との間でちょっとした気まずさにつながることもあります。
そんなときに役立つのが、LINEのメッセージを開いて全文を読んでも既読をつけない方法です。2014年に当ブログでこの裏技を紹介したのですが、その後アプリもOSもアップデートを重ね、通用する手段・しなくなった手段が大きく変わりました。そこで、2026年の現在も実際に使える方法へ全面的に書き直してみます。
私自身は今もLINEを使っていない人間なのですが(その理由は別記事にまとめています)、家族や仕事仲間から「これってまだ使えるの?」と聞かれることが多く、改めて最新の情報を調べ直しました。iPhone・Androidそれぞれで状況が異なるので、自分の端末に合う方法を選んでみてください。
関連記事:私がLINE(ライン)をやらない3つの理由&誘いを上手く断る方法
いちばん手軽なのは「通知・ロック画面」で読む方法
一番カンタンで、iPhone・Androidのどちらでも使えるのが、トークを開かずに通知だけで内容を確認する方法です。LINEの設定で通知にメッセージ本文を表示するようにしておけば、ロック画面や通知センター(Androidは通知パネル)に届いた文章が出るので、アプリを開かずにそのまま読めます。アプリを起動していない以上、既読はつきません。
設定は「LINEの設定 → 通知 → メッセージ内容を表示」をオンにするだけです。
ただし弱点もあります。文字数が多いメッセージは途中までしか表示されず、長文の全文は読めないこと。そして通知から誤ってタップするとトークルームが開いて既読がついてしまうこと。短い連絡を素早く確認したいときには十分ですが、長文を最後まで読みたい場面では次の方法が向いています。
全文を読みたいなら「機内モード」を使う(iPhone・Android共通)
長いメッセージでも丸ごと読みたいときの定番が、機内モードを使う方法です。これは2014年当時から知られている裏技で、手順に気をつければ2026年現在も通用します。通信を遮断した状態でトークを開けば、どんなに長い文章でも全文を読めるのに既読がつかないのがポイントです。
- トーク一覧でメッセージが届いているのを確認する(まだ開かない)
- Wi-Fiをオフにしたうえで、機内モードをオンにする
- LINEを開き、読みたいメッセージを全文確認する
- アプリ画面を上にスワイプして、LINEを完全に終了する
- 最後に機内モードをオフにする
コツは順番です。機内モードを解除する前に、必ずLINEアプリを完全に終了させておくこと。アプリを開いたまま機内モードをオフにすると、通信が復活した瞬間に既読がついてしまいます。Wi-Fiが残っていても通信できてしまうので、機内モードと合わせてWi-Fiも切っておくと確実です。なお既読がつくのは「機内モードを解除したあと、はじめてLINEを起動したとき」なので、その点だけ頭に入れておきましょう。
少し手間はかかりますが、全文をしっかり読めるという点では今でもいちばん確実な方法です。
参考サイト:iOS 26でLINEの「既読を付けずにメッセージ読む」裏技が激ムズになった件(ITmedia Mobile)
iPhoneは「長押しプレビュー」も使える
iPhoneをお使いなら、トーク一覧で読みたい相手を長押し(触覚タッチ)する方法も手軽です。指を当てたままにすると、トークの中身がポップアップでプレビュー表示され、この状態では既読がつきません。アプリの標準機能なので、追加の準備もいりません。
ただし表示されるのは直近の数件だけで、長文や過去のメッセージまではさかのぼれません。プレビューを誤ってタップするとそのままトークが開いて既読になるので、確認したら指をそっと離すようにしてください。短い最新メッセージをチラ見したいときに向いた方法です。
Androidは「既読回避アプリ」という選択肢
Androidには、iPhoneのような長押しプレビューはありません。その代わり、通知から本文を保存して後から読み返せる「既読回避アプリ」が複数公開されています。「あんりーど」などが代表的で、こうしたアプリを入れておくと、受信したメッセージを既読をつけずに全文確認できます。
注意点としては、アプリを入れたあとに届いたメッセージだけが対象になること。それ以前のメッセージは保存されません。また、画像の表示はAndroidのバージョンによって制限がかかる場合があります。標準の通知だけでは長文が読みきれないAndroidユーザーにとっては、検討する価値のある手段です。
参考サイト:LINEで既読をつけずに読む方法 全まとめ(アプリオ)
iOSのアップデートで「使えなくなった裏技」もある
注意しておきたいのは、こうした既読回避の手段はOSのアップデートで通用しなくなることがある点です。たとえば以前のiOSでは「通知センターをほんの少しだけ引き出した状態でトークを開く」という裏技がありましたが、iOS 26ではトーク一覧の画面から通知センターを開けなくなり、この方法はほぼ使えなくなりました。
つまり「去年まで使えた方法が今年は通用しない」ことが起こり得るということ。確実なのはやはり機内モードや通知プレビューといった基本の手段で、凝った裏技ほどアップデートで塞がれやすい、と覚えておくとよさそうです。
関連記事:グループトークを覗き見れる「チャットログ」でLINEいじめの実態が明らかに?
使うときに気をつけたいこと
最後に一言だけ。既読をつけない方法は便利ですが、相手からすると「読んでくれたのか分からない」状態が続くことになります。返事を急かされたくない気持ちは分かるものの、いつまでも既読をつけないままだと、かえって相手を不安にさせてしまうこともあります。
あくまで「今すぐは返せないけれど内容は把握しておきたい」ときの一時的な手段として、ほどほどに使うのがちょうどいいと思います。便利だからとフル活用しすぎず、落ち着いたら改めてきちんと返信する。そのくらいの距離感で付き合うのが、結局はいちばん気楽なのではないでしょうか。
まとめ
LINEを既読にせずメッセージを読む方法を、2026年の現状に合わせて整理しました。要点は次のとおりです。
- 手軽さ重視なら通知・ロック画面プレビュー。設定で本文表示をオンにするだけ。ただし長文は途中までしか読めない
- 全文を読みたいなら機内モード。Wi-Fiも切り、解除前にアプリを完全終了するのが鉄則。iPhone・Android共通で今も通用する
- iPhoneは長押しプレビューも便利。ただし直近の数件のみで、さかのぼりは不可
- Androidは既読回避アプリという選択肢あり。導入後に届いた分が対象
- OSアップデートで使えなくなる裏技もあるので、基本の手段を押さえておくのが安心
一番のおすすめは、準備がいらず全文も読める機内モード方式です。手順の順番さえ守れば失敗しにくいので、まずはここから試してみてください。そして既読回避はあくまで一時しのぎと割り切って、相手への配慮も忘れずに使っていきましょう。