今も使えるiPhone神アプリをジャンル別に厳選!定番だけ

アプリのアイコンが並ぶスマホ画面

「とりあえずコレ入れとけば間違いない」——そんなiPhoneの定番アプリ、あなたはいくつ覚えていますか?かつて2ch(今の5ちゃんねる)のスレッドには、ジャンルごとに「神アプリ」をまとめたテンプレが貼られていて、機種変のたびに眺めては一気に入れ直したものです。

このページもまさに、その「2chテンプレの神アプリ一覧」を紹介する記事でした。ところが今あらためて見返すと、当時の主役だったアプリの多くが配信終了していたり、すっかり時代遅れになっていたり。「BB2C」のような2ちゃんねるビューアは更新が止まって実質使えなくなり、「あとで読む」の大定番だった「Pocket」にいたっては2025年7月にサービスそのものが終了してしまいました。古い情報のまま「神アプリです!」と紹介し続けるのは、さすがに不誠実ですよね。

そこでこの記事では、当時のテンプレ文化に軽く触れつつ、2026年6月時点でも本当にApp Storeで入手できる定番アプリだけを、ジャンル別に厳選してお届けします。

選んだ基準はシンプルです。「今もちゃんと配信されている」「多くの人が使っている定番である」「初心者がとりあえず入れて損をしない」。この3つを満たすものだけに絞りました。終わってしまったアプリを無理に延命させたり、もう手に入らないものを未練がましく載せたりはしていません。

Web制作歴25年、新しいもの好きでアプリを入れては消してを繰り返してきた私が、実際に使ってきた感想も交えながら紹介していきます。機種変のお供に、あるいは「スマホ、なんとなく使いこなせてないな」と感じている方の整理整頓に、役立ててもらえたらうれしいです。

そもそも「2chテンプレの神アプリ」って何だった?

本題に入る前に、この記事のルーツである「2chテンプレ」について少しだけ。今の若い方には馴染みが薄いかもしれません。

2010年代の前半、スマホがまだ目新しかった頃、2ch(現在の5ちゃんねる)のスマホ板やアプリ板には、有志がまとめた「ジャンル別おすすめアプリ一覧」がテンプレートとして貼られていました。天気、メモ、乗換、ラジオ……といった具合にカテゴリ分けされていて、新しくiPhoneを買った人がまず参考にする「みんなの集合知」のような存在だったんです。

当時はアプリ自体が玉石混交で、App Storeの中から良いものを探すのもひと苦労でした。だからこそ、こうした有志のまとめがありがたかったわけですね。個人の好みより「みんなが使っている定番」を重視する文化は、今のアプリ選びにも通じるものがあります。

とはいえ、あれから10年以上。当時の神アプリは世代交代が進み、開発が止まったものも少なくありません。ここから先は、その文化を受け継ぎつつ「今でも通用する顔ぶれ」に総入れ替えした、2026年版のテンプレだと思って読んでください。

カメラ・写真:撮るのも盛るのも、まずはこの3本

iPhoneの純正カメラはどんどん高性能になっていますが、「もうひと味」を足したいときに頼れるアプリは今も健在です。

まずおすすめしたいのが VSCO。世界中で愛用されている写真・動画編集アプリで、フィルムカメラのような上品なフィルターが豊富にそろっています。SNSの写真をおしゃれに統一したい人にはぴったり。プロっぽい色味が、指先のスワイプだけで作れてしまいます。

本格的に「撮る」ことにこだわるなら ProCamera が定番です。露出やフォーカス、ホワイトバランスを手動でコントロールできて、まるで一眼レフのような感覚で撮影できます。2009年から続く老舗で、Appleにも何度も取り上げられている実力派です。

そして地味に手放せないのが、料理写真専用の Foodie です。真上から撮るときのガイド機能や、料理がおいしそうに見える専用フィルターが秀逸で、ランチの記録がワンランクおいしそうに仕上がります。私もカフェで思わず使ってしまう一本です。

App Store: VSCO / ProCamera / Foodie

天気・防災:毎朝チェックする定番はこの3つ

天気アプリは2013年当時から顔ぶれが大きく変わらず、今も鉄板の定番が生き残っているジャンルです。

情報の正確さで選ぶなら、日本気象協会が運営する tenki.jp。雨雲レーダーや地震速報、花粉情報まで網羅していて、まさに天気の総合デパートといった充実ぶりです。

シンプルで見やすいのが好みなら Yahoo!天気 がおすすめ。累計6,600万ダウンロードを超える大定番で、雨雲の接近をプッシュ通知で教えてくれる機能が地味に便利です。

そして、当時のテンプレでも人気だった そら案内 は、今もちゃんと現役です。市区町村を登録するだけのすっきりした画面と、気温をグラフで見せてくれる分かりやすさは健在。「天気だけサクッと見たい」派にはちょうどいい塩梅です。

App Store: tenki.jp / Yahoo!天気 / そら案内

ニュース:朝の情報収集はこれ1本でOK

当時のテンプレには「SmartNews」「Vingow」などが並んでいましたが、Vingowは早々にサービスを終了。一方で スマートニュース は、今やニュースアプリの代名詞といえるほどの存在に成長しました。

政治・経済から芸能・スポーツまで、話題のニュースを自動でまとめて見せてくれるのが魅力。最近はAIが要点を3行に要約してくれる機能もあって、忙しい朝でも見出しだけでサッと流れをつかめます。全国のお店で使えるクーポンや天気・防災情報まで付いてくるので、「とりあえず1本」なら迷わずこれです。

App Store: スマートニュース

メモ・効率化:考えごとを外に置く道具

このジャンルは入れ替わりが激しく、当時テンプレに載っていた「Awesome Note」「Draftpad」「Quicka」といったアプリの多くは姿を消しました。「あとで読む」の王者だった Pocket も、2025年7月8日にサービス終了。長年お世話になっただけに、これはなかなかさみしいニュースでした。

そんな中、定番として今も残っているのが Evernote です。テキストはもちろん、画像やPDF、Webページの切り抜きまで、思いついたことを何でも放り込んでおける「外付けの脳みそ」のような存在。複数の端末で同期できるので、スマホでメモしてパソコンで仕上げる、といった使い方がスムーズにできます。

無料プランの制限は昔より厳しくなりましたが、「アイデアやメモを一か所に集約したい」という基本の用途なら、今でも十分に頼れる一本です。シンプルなメモで十分という方は、iPhone標準の「メモ」アプリで事足りる場面も増えました。まずは無料で試して、足りなければ拡張する、くらいの気持ちで触ってみてください。

App Store: Evernote

家計簿:レシート撮影でおこづかい管理がラクに

2013年当時のテンプレにはなかったものの、今や「とりあえず入れておきたい定番」に育ったのが家計簿アプリです。中でも長く愛されているのが 家計簿くふうZaim

レシートをカメラで撮るだけで品目を読み取ってくれたり、銀行口座やクレジットカードと連携して自動で記録してくれたりと、面倒くさがりでも続けやすい工夫が満載です。リリースから10年以上の実績があり、グッドデザイン・ベスト100にも選ばれた使いやすさは折り紙つき。

「お金の流れをなんとなく把握したい」だけでも、入れておく価値は十分にあります。私も現金派なので、レシート撮影機能には何度も助けられました。

App Store: 家計簿くふうZaim

クラウド・パスワード管理:データと鍵を守る縁の下の力持ち

派手さはないけれど、入れておくと安心感が段違いなのがこのジャンル。テンプレ時代から生き残っている王道がそろっています。

ファイルや写真をクラウドに預けるなら Dropbox が定番。機種変や故障でデータが消える不安から解放されますし、パソコンとの受け渡しもスムーズです。

そして、地味だけど一番大事なのがパスワード管理。1Password を使えば、覚えきれないほどのIDとパスワードを安全に一元管理できます。「同じパスワードを使い回している」という方こそ、真っ先に入れてほしい一本です。

もう一つ、PDFや書類を快適に扱いたいなら GoodReader も根強い人気。Dropboxなど各種クラウドとつないで、書類の閲覧や注釈付けがサクサクこなせます。

App Store: Dropbox / 1Password / GoodReader

地図・乗換:出かける前に開く2本

当時のテンプレには「駅.Locky」「駅探」など個性派の時刻表アプリが並んでいましたが、今やこのジャンルは大手2強に集約された感があります。

地図は、もはや説明不要の Google マップ 一択といっていいでしょう。場所を調べる、ルートを案内する、お店の評判を確かめる——日常のあらゆる「どこ行こう?」を解決してくれます。ナビゲーション部門でも常にトップを走る鉄板アプリです。

電車移動には Yahoo!乗換案内 が頼りになります。駅から駅だけでなく「自宅から目的地まで」を、徒歩ルートも含めて案内してくれるのが便利なところ。累計6,000万ダウンロードを超える定番で、遅延や運休があると自動で迂回ルートを出してくれる機能にも何度も救われました。

App Store: Google マップ / Yahoo!乗換案内

ラジオ・読書:すきま時間を豊かにするアプリ

当時のテンプレで人気だった radiko は、今もラジオアプリの大本命として現役です。全国の民放ラジオやNHK、ポッドキャストまでスマホで聴けて、聞き逃した番組も後から追いかけられます。作業のおともに、私もほぼ毎日お世話になっています。

電子書籍ビューアでは、自炊した漫画を快適に読める ComicGlass が今も評価の高い定番。ZIP/RAR形式に対応し、クラウドストリーミングも使える多機能ぶりで、2010年の登場以来こまめに更新が続いています。小説や書類をじっくり読みたいなら i文庫S も健在です。

App Store: radiko / ComicGlass / i文庫S

コミュニケーション:これがないと始まらない

当時のテンプレには「Skype」「LINE」が並んでいましたが、国内のコミュニケーションは完全に LINE 一強の時代になりました。

国内利用者は1億人を超え、もはや電話番号代わりといってもいいほど。無料のトークや音声・ビデオ通話はもちろん、ニュースや決済まで、生活インフラとしての役割を担うようになりました。新しくスマホを持ったら、まず入れる一本ですね。

App Store: LINE

まとめ:神アプリは入れ替わる。だから「今」を選ぼう

かつて2chのテンプレで「神」と崇められたアプリたちも、10年以上が経てば顔ぶれはすっかり様変わりしました。2ちゃんねるビューアの「BB2C」は実質使えなくなり、「あとで読む」の王者「Pocket」は2025年7月にサービスを終了。古い情報のまま紹介し続けるわけにはいかない、というのが今回リライトした理由です。

その一方で、tenki.jpやそら案内、radiko、ComicGlass、Evernote、1Passwordのように、当時から変わらず第一線で活躍し続けているアプリも少なくありません。本当に良いものは、ちゃんと生き残るんだなと、調べていてあらためて感じました。

今回ご紹介したのは、2026年6月時点でApp Storeから入手できることを一つひとつ確認した、いわば「今のテンプレ」です。機種変のときに上から順に入れていけば、ひとまず生活に困らない布陣になっているはずです。

もちろん、ここに挙げたのはあくまで私のおすすめ。アプリ選びの本当の楽しさは、自分の暮らしにぴったりの一本を見つけることにあります。気になったものから気軽に試して、合わなければ消せばいいだけ。それがアプリのいいところですから。

まずはここから何本か入れてみて、自分の使い方に合うものだけ残していく。そうやって整理していくと、ホーム画面は自然と「自分だけの神アプリ」だけになっていきます。

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