マイクロソフトが開催中の「Windows 10 メディアブリーフィング」で「Windows 7、Windows 8.1、Windows Phone 8.1のユーザーは、Windows 10のリリースから1年間に限り、無料でアップグレードできるようにする」と明らかにしました。
昨年、Windows 8.1を購入した私にはかなりの朗報です!
関連記事:ソフトなどをダウンロードする時に選ぶ「x86」と「x64」の違いって何?
Windows 10のシェアを確保するための対応か?
マイクロソフトはWindows 10をハブとして、様々なサービスを展開することが狙いのようです。
MicrosoftのTerry Myersonは「Windows 10はユーザーがインストールすれば終わりとなる単なるOSではなくサービスだ」と強調した。一言でいえば、MicrosoftはWindows 10を同社が提供するさまざまなサービスのハブとなるサービスと位置づけている。
無料アップグレードにより、Microsoftは現在のWindows環境のフラグメント化を相当に軽減できるだろう。Windows 10がリリースされればWindows 7は2世代も古いOSになるが、それでもWindowsの中で依然としてシェアが最大だ。MicrosoftはWindows 7のユーザーをなんとしてもWindows 10に移行させたいわけだ。
現行のWindows 8は、決して成功しているOSとは言えません。スマートフォン市場はご存じのとおり、AndroidとiOSの2強。この「肉を切らせて骨を断つ」とも言える決断がどうでるか注目です。
Windows 10は、2015年後半の発売を予定しています。