話題の鼻呼吸テープを使ってみた感想。喉の痛みやいびき改善におすすめのアイテム

天使の寝顔

乾燥する時期になると、朝起きたときに喉がヒリヒリして痛い。私も毎年これに悩まされてきた口呼吸族の一人です。原因を突き詰めていくと、どうやら寝ている間に口が開いてしまう「口呼吸」が犯人らしいと気づきました。

寝ている間の口呼吸を抑える商品として「鼻呼吸テープ」というものがあります。とはいえ、睡眠中に口をテープで塞ぐなんて、寝苦しいだけじゃないの? 下手したら息ができなくて危ないんじゃないの? と、正直こわくてなかなか手が出せませんでした。

それでも年々喉の痛みがひどくなる一方だったので、思い切って試してみることに。今回は実際に鼻呼吸テープを使ってみた個人的な感想を、代替品探しの顛末も含めて紹介します。

就寝時の口呼吸はなぜ良くないと言われるのか

就寝中に口呼吸になっていると、口の中が乾燥しやすく、朝に喉の不快感を覚える人が多いと言われています。私自身、まさにこのタイプでした。

また、仰向けで口を開けて寝ていると、舌が重力で喉のほうへ落ち込み、空気の通り道である気道が狭くなっていびきにつながる、という話もよく聞きます。口を閉じて鼻から呼吸する習慣に切り替えることで、そのあたりが軽くなるのでは、というのが鼻呼吸テープの発想のようです。

口を開けて寝ると舌の付け根が落ち込み、呼吸するための空気の通り道が狭くなっていびきが発生する。また、口を開けていると口内から水分が蒸発するため、口やのどが乾燥し、朝目覚めたときに不快に感じる。(かつて日経トレンディが小林製薬の“口閉じテープ”を取り上げた記事より)

このあたりはあくまで一般的に言われている話で、私は専門家ではありません。後述しますが、口を塞ぐことには安全面の議論もあるので、そこは頭の片隅に置いておいてください。

意外と種類が豊富な鼻呼吸テープ

口呼吸を防いで鼻呼吸に導くための商品が、いわゆる「鼻呼吸テープ」です。調べてみると、小林製薬のナイトミン 鼻呼吸テープをはじめ、「ねむるん」「セレブリーズ」など、思った以上にいろんな商品が出ていました。

とりあえず初めての鼻呼吸テープということで、私は安価だったセレブリーズを購入。試してみたところ、これが想像以上に自分には合っていました。初日はさすがに口を塞がれる違和感がありましたが、2・3日目からは慣れてきて、朝起きたときの喉のヒリつきが以前より気にならなくなった、というのが正直な実感です。妻いわく、いびきも前より小さくなったとのこと。

もちろんこれはあくまで私個人の感想で、効果には個人差があります。喉の乾燥対策として加湿器やマスクを併用している人も多いと思いますが、私の場合は睡眠時の口呼吸そのものにアプローチできたのが良かったのかな、と感じています。

鼻呼吸テープの問題は価格

しばらく使ってみて気になり始めたのが価格です。私が買ったセレブリーズは30枚入り、ナイトミンは15枚入りといった具合で、1枚あたりにするとそれなりのコスト。年に数回の使用なら気になりませんが、毎晩使うとなると、じわじわ家計に効いてきます。

いやいや、でもこれ、言ってしまえばただの布(テープ)だぜ!?

布だぜ!

もちろん、かぶれにくい素材や剥がれにくい形状など、各社それなりに工夫を凝らしているのは分かります。分かるのですが…

布だぜ!

と、つい心の声が漏れてしまうわけです。ということで、もっと安く済ませられる代替アイテムを探してみることにしました。

代替商品のおすすめは?

代替品に求めた条件は、「価格が安い」「テープの幅がそれなりにある」「肌にやさしい」「粘着力が強すぎない」あたり。この条件で探していて見つけたのが、Amazonで売られている「ニチバン 低刺激巻ばんそう膏 スキナゲート」という医療用の紙ばんそう膏でした。

口コミを眺めていると、これを鼻呼吸テープ代わりに使っている人が意外と多い様子。幅は25mmほどあり、肌に優しく粘着力もほどほど、価格も専用品よりだいぶ手頃です。条件にもぴったり合致していたので、善は急げと早速注文してみました。

ニチバン 低刺激巻ばんそう膏 スキナゲート

たかが布とか言っておきながら、実際に比べてみると思ったより違いがありました(笑)。専用の鼻呼吸テープに比べると、スキナゲートは伸縮が少なくて少し硬め、粘着力も強めに感じます。「睡眠中に口を塞ぐ」という目的そのものには大きな差を感じませんでしたが、肌や唇へのやさしさで言えば、やはり鼻呼吸専用テープに分があるというのが私の使い比べた感想です。

とはいえ、コスパ重視ならスキナゲートは十分アリ。最初こそ少し違和感がありましたが、慣れれば気にならなくなりました。肌が敏感な人や、はじめてで不安な人は、まず専用テープから試してみるのがいいと思います。

使う前に知っておきたい注意点

最後に、体験談だけで終わらせるとフェアではないので、大事なことを書いておきます。口を塞ぐタイプのテープについては安全性を疑問視する声もあるのが実情です。特に、鼻づまりがある人、鼻炎や副鼻腔炎で鼻呼吸がしづらい人、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある人には向かない場合があります。鼻がしっかり通っていない状態で口を塞ぐのは危険なので、無理は禁物です。

あくまで私は「軽い口呼吸で朝の喉の乾燥に悩んでいた一般人」が試して合っていた、という一例にすぎません。いびきや日中の強い眠気、睡眠中に息が止まっている指摘などが続く場合は、自己流のテープ対策で済ませず、耳鼻咽喉科や睡眠外来といった医療機関に相談してください。その上で、冬の乾燥した喉の不快感対策として気になる方は、まずは低刺激なテープから小さく試してみると良いと思います。