最近WordPressのテーマを変えたのですが、ふとページのソースを確認してみたところ、head内に「link rel=”archives”」というタグが大量に出力されていることに気づきました。
まだ公開して間もないブログなので、現時点ではそれほど数は多くありません。ただ、WordPressは記事を書き続けるほどアーカイブが増えていきます。つまり、このタグも月ごとに増えていく仕組みです。
ソースコードの整理という意味でも、できれば不要なタグは減らしておきたいところです。見た目には影響がなくても、head内に同じようなタグが並ぶとソースが読みにくくなりますし、HTMLの容量もわずかながら増えてしまいます。
WordPressはテーマによってさまざまな情報を自動出力しますが、すべてが必ず必要とは限りません。今回見つけた「link rel=”archives”」もそのひとつです。
そこで、headタグ内に自動で出力されないようテンプレートをカスタマイズしてみました。作業自体はそれほど難しくありません。備忘録も兼ねて、削除方法をまとめておきます。
「link rel=”archives」とは何か
まず、このタグがどんな役割を持つものなのか簡単に整理しておきます。
WordPressでは、月別アーカイブページが自動生成されます。そのアーカイブページの存在を示すために、head内へ次のようなタグが出力される場合があります。
<link rel="archives" title="2011年10月" href="https://www.webernote.net/2011/10" /> <link rel="archives" title="2011年9月" href="https://www.webernote.net/2011/09" /> <link rel="archives" title="2011年8月" href="https://www.webernote.net/2011/08" />
このタグは、月別アーカイブページへのリンク情報を示すものです。つまり、WordPressが生成した過去記事の一覧ページを示すメタリンクの一種になります。
ただし、このタグは検索エンジンのクロールやインデックスに必須の要素ではありません。実際のクロールはサイト内リンクやサイトマップなどを通じて行われます。
そのため、サイト運営上どうしても必要というものではなく、テーマによっては出力しない設計になっている場合もあります。
- 月別アーカイブページの存在を示すメタリンク
- WordPressテーマによって自動出力されることがある
- 検索エンジン対策として必須のタグではない
ソースを整理したい場合は、削除しても基本的に問題はありません。
「link rel=”archives”」を削除する方法
WordPressでこのタグが出力される原因は、テーマ内のテンプレートにあることがほとんどです。実際に確認してみると、header.phpの中に次のコードがありました。
<?php wp_get_archives('type=****&format=link'); ?>
この関数は、WordPressのアーカイブリンクを出力するためのテンプレートタグです。format=link が指定されている場合、HTMLのlinkタグ形式で出力されます。
そのため、このコードが存在すると、head内へ次々とアーカイブリンクが追加されていく仕組みになっています。
対処方法はとてもシンプルです。
- テーマのheader.phpを開く
- wp_get_archives()が書かれている箇所を探す
- 該当コードを削除する
実際の作業は数分で終わります。テーマの編集に慣れている方なら、それほど難しくないはずです。
削除する前に確認しておきたいポイント
このタグは必須ではありませんが、削除する前にいくつか確認しておくと安心です。
まず、テーマによってはウィジェットやサイドバーでアーカイブを表示している場合があります。その場合でも、今回のlinkタグ削除によって表示が消えることはありません。あくまで削除されるのはhead内のメタリンクだけです。
また、SEOの観点から見ても、このタグの有無で検索順位が変わるという明確な要因は知られていません。現在の検索エンジンは、サイトマップや内部リンクからページ構造を十分に把握できます。
そのため、次のようなケースでは削除しても問題ありません。
- ソースコードを整理したい
- headタグをできるだけシンプルにしたい
- 不要な自動出力タグを減らしたい
一方で、テーマの仕様によっては別の場所から出力されている場合もあります。削除後は一度ページソースを確認し、タグが消えているかチェックしておくと安心です。
WordPressのheadタグは定期的に整理しておくと安心
WordPressはとても便利なCMSですが、その分さまざまなタグが自動で出力されます。テーマやプラグインを増やしていくと、headタグは意外なほど複雑になります。
例えば次のようなものも、テーマによっては自動出力されます。
- アーカイブリンク
- フィードリンク
- REST API関連タグ
- WordPressバージョン情報
すべてが不要とは限りませんが、用途によっては整理したほうがソースがすっきりします。HTML構造がシンプルになると、後から自分で確認するときも見やすくなります。
特にブログを長く運営していると、気づかないうちにタグが増えていることもあります。テーマ変更やリニューアルのタイミングで、一度ソースをチェックしてみると意外な発見があるものです。
今回の「link rel=”archives”」も、そのひとつでした。小さなカスタマイズですが、headタグがすっきりするだけでも気分がいいものです。
WordPressは柔軟にカスタマイズできるのが大きな魅力です。気になる部分があれば、少しずつ調整して自分のサイトに合った形に整えていくと、より快適に運営できるようになります。
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