Thunderbirdは、「Firefox」を開発しているMozillaが提供している無料のメールソフトです。
動作が軽く拡張性も高いため、個人利用から仕事用まで幅広く使われています。私自身も長年愛用しているメールソフトの一つです。
ただ、PCの入れ替えやOSの再インストールをすると、アカウント設定の手順を意外と忘れてしまうことがあります。設定自体はそれほど難しくありませんが、細かい部分で迷うことも少なくありません。
そこで備忘録も兼ねて、Thunderbirdでメールアカウントを追加する手順と、送信サーバ設定(SMTP)の変更方法をまとめておきます。PCを買い替えたときや、メール設定をやり直すときの参考になれば幸いです。
関連記事:使い捨てメールアドレスを簡単に作成!「10 Minute Mail」&「Melt Mail」
Thunderbirdのアカウントの追加方法
Thunderbirdではメールアカウントを比較的簡単に追加できます。メールアドレスとパスワードを入力すると、サーバー設定を自動検出してくれる仕組みがあるため、以前よりも設定の手間はかなり減りました。
ただし、メールサーバーの種類によっては自動設定のままだと送信設定が適切でない場合があります。特にSMTPポートや認証方式は、プロバイダの推奨設定に合わせて確認しておくと安心です。
基本的なアカウント追加の流れは次の通りです。
- メニューバー「ツール」→「アカウント設定」を開く
- 左下の「アカウント操作」→「メールアカウントを追加」をクリック
- 名前・メールアドレス・パスワードを入力
- 自動設定が表示されたら「手動設定」を選択
- 送信サーバのポートを「587」、認証方法を「通常のパスワード認証」に変更
SMTPポート587は、現在多くのメールサービスで推奨されている送信ポートです。迷惑メール対策として従来の25番ポートが制限されているケースも多いため、送信できない場合はまずこの設定を確認すると原因が見つかることがあります。
SMTPポートや認証方法が変更されていない場合
アカウントを追加した後でも、SMTP設定が自動検出のままになっていることがあります。その状態でも送信できるケースはありますが、メールサーバーの設定によっては送信エラーが発生することもあります。
特にメール送信ができない場合は、送信サーバ(SMTP)のポート番号や認証方式が適切に設定されているか確認しておくと安心です。
設定は次の手順で変更できます。
- メニューバー「ツール」→「アカウント設定」を開く
- 左側の「送信(SMTP)サーバ」をクリック
- 対象のSMTPサーバを選択して「編集」をクリック
- ポート番号を「587」に変更
- 認証方式を「通常のパスワード認証」に変更
設定を保存したあと、メール送信テストを行えば問題なく送信できるか確認できます。
Thunderbirdは自動設定が便利なメールソフト
Thunderbirdの便利な点は、メールサーバー設定を自動検出してくれるところです。メールアドレスを入力するだけでIMAPやSMTPの設定を自動取得できるため、以前のメールソフトと比べても設定のハードルはかなり低くなりました。
とはいえ、プロバイダやレンタルサーバーのメールアドレスを使う場合は、ポート番号や認証方式が微妙に違うことがあります。メール送信がうまくいかないときは、SMTPポートや認証設定を確認するだけで解決するケースも少なくありません。
PCの買い替えや環境の移行時には、メール設定をやり直すこともあります。そうしたときに設定手順をすぐ確認できるよう、簡単な備忘録として残しておくと意外と役立つものです。
Thunderbirdはシンプルで扱いやすく、長く使えるメールソフトです。普段から使っている方はもちろん、これから導入する方も参考にしてみてください。
【小ネタ】Googleで特定のキーワード検索すると面白い動きをする裏技
写真を「チャリで来た」風に加工できるiPhoneアプリ「チャリで来た。カメラ」
コメントはこちら