クリックされる記事タイトルの付け方7つのコツ|ホッテントリメーカー現況も

おしゃれな部屋に置かれたMacとノートパソコン

「記事の中身には自信があるのに、なぜかクリックされない…」。ブログを続けていると、誰もが一度はぶつかる悩みではないでしょうか。

じつは読まれるかどうかの大半は、本文ではなく「タイトル」で決まってしまいます。

かつて、そんなタイトル作りの悩みをユーモアたっぷりに助けてくれる「ホッテントリメーカー」という無料Webツールがありました。キーワードを入れるだけで、人気が出そうな(そして思わず笑ってしまう)タイトルを自動で量産してくれる、ブロガーの間で大人気のサービスです。

当ブログ「WeberNote」の管理人で、WEB制作歴25年になる私も、当時はずいぶんお世話になりました。出てくるタイトルがいちいちおかしくて、つい時間を忘れて遊んでしまったのを今でも覚えています。

ところが残念なお知らせがあります。今回この記事を見直すにあたってあらためて確認したところ、ホッテントリメーカーはすでにサービスを終了していて、現在はアクセスできなくなっていました。せっかく紹介していた記事なので、「終わってしまいました、おしまい」で終わらせてしまうのは、なんだか寂しすぎますよね。

そこでこの記事では、ホッテントリメーカーがどんなツールだったのかを振り返りつつ、その知恵を引き継ぐ形で、初心者の方でもすぐ実践できる「クリックされる記事タイトルの付け方のコツ」をたっぷり解説していきます。ツールに頼らなくても、コツさえつかめば自分の手で魅力的なタイトルは作れるようになりますよ。専門用語はほとんど出てきません。

そもそも「ホッテントリメーカー」ってどんなツールだったの?

ホッテントリメーカーは、好きなキーワードをひとつ入力するだけで、人気エントリー(はてなブックマークでバズりそうな記事)っぽいタイトルを自動でいくつも生成してくれる無料のWebツールでした。

「ホッテントリ」というのは、はてなブックマークで多くの人にブックマークされた人気記事=「ホットエントリ」を縮めた愛称です。

使い方はとてもシンプルで、フォームにキーワードを入れてボタンを押すだけ。たとえば「ホッテントリメーカー」という言葉そのものを入れてみると、こんな調子のタイトルがずらりと出てきました。

  • ドキ!丸ごと!ホッテントリメーカーだらけの水泳大会
  • なぜホッテントリメーカーがモテるのか
  • ホッテントリメーカーがもっと評価されるべき7つの理由
  • リア充には絶対に理解できないホッテントリメーカーのこと

くだらないものから妙に的を射たものまで、まさにカオス状態。実用というよりネタとして遊んでいた方も多かったと思いますが、「あ、こういう言い回しがクリックされやすいのか」と肌で学べる、意外と勉強になるツールでもありました。

そんな名物ツールでしたが、今回URLにアクセスして確認したところ、サービスはすでに終了しており、ページ自体が表示されない状態になっていました。長く愛されたツールだけに、少し寂しい気持ちになりますね。

とはいえ、ホッテントリメーカーが教えてくれた「タイトルの面白さ・つかみの大切さ」は、今でもまったく色あせていません。ここからは、その知恵を引き継ぐ形で、自分でクリックされるタイトルを作るコツを見ていきましょう。

参考: ブログライフ「ホッテントリメーカーで生成されるタイトルは使えるか?」 / 株式会社LIG「ホッテントリメーカー」紹介記事

なぜタイトルがそこまで大事なの?

「中身が良ければ読まれるはず」という気持ち、すごくよく分かります。でも現実は少しシビアです。

検索結果やSNSのタイムラインには、似たような記事がずらりと並んでいます。読者がそこで最初に目にするのは、本文ではなくタイトルだけ。つまりタイトルは、記事の中身を読んでもらえるかどうかを決める「入り口の看板」なのです。

どんなに丁寧に書いた記事でも、看板が地味だと前を素通りされてしまいます。逆に言えば、タイトルを少し工夫するだけで、同じ記事でもクリック数が大きく変わることも珍しくありません。

しかも検索エンジン(SEO)の観点でも、タイトルは特に重視される部分です。タイトルにきちんとキーワードを入れておくことは、検索から読者に見つけてもらうための基本中の基本になります。

「タイトルは後回しで、とりあえず本文から」という方も多いのですが、本当はタイトルこそじっくり考える価値がある場所なんですね。

関連記事:【SEO】ブログのアクセス数が2倍に!アクセスアップのテクニックと考え方

初心者でもできる!クリックされるタイトルの付け方7つのコツ

ここからが本題です。難しいテクニックは必要ありません。今日からそのまま使える、実践的なコツを7つに絞って紹介します。

1. キーワードはできるだけ前のほうに入れる

読者が検索する言葉(キーワード)は、タイトルのなるべく左側=前半に置くのがおすすめです。人は文章の最初の数文字で「自分に関係あるか」を判断するからです。

たとえば「初心者向け」の記事なら、「【初心者向け】〇〇のやり方」のように、大事な言葉を頭に持ってくると目に留まりやすくなります。

関連記事:【SEO対策】Googleの検索キーワードと検索回数を簡単に調べる方法

2. 数字を入れて具体的にする

「タイトルに数字を入れる」だけで、ぐっとクリックされやすくなります。「タイトルのコツ」よりも「タイトルのコツ7選」のほうが、読む前に内容量がイメージできて安心感があるからです。

「3つの方法」「たった5分で」「9割が知らない」など、数字は具体性と説得力を一気に高めてくれる魔法のスパイスです。

3. ベネフィット(読むと何が得か)を伝える

読者が知りたいのは「この記事を読むと、自分にどんな良いことがあるか」です。これをベネフィットと呼びます。

「ブログの書き方」だけだと漠然としていますが、「ブログの書き方|初心者が最後まで書き切れるようになる」とすれば、読んだ先のメリットが伝わります。機能ではなく、読者の未来を描いてあげるイメージです。

4. 適度に感情や驚きを足す

ホッテントリメーカーの「ドキ!」「なぜモテるのか」のように、人の感情を少し動かす言葉は強いです。

「意外と知らない」「実はNG」「やってはいけない」といった表現は、続きが気になって思わずクリックしたくなります。ただし、やりすぎると軽く見えてしまうので、上品さは忘れずに。

5. 「自分のことだ」と思わせる呼びかけを入れる

誰に向けた記事なのかをはっきりさせると、その人にぐっと刺さります。「ブログ初心者の方へ」「タイトルが思いつかないあなたに」のように、読者を名指しするイメージで呼びかけてみましょう。

全員に向けた言葉は、結局だれの心にも届きにくいものです。ターゲットを絞ることを怖がらないでください。

6. 長すぎず、35字前後を目安にする

タイトルがあまりに長いと、検索結果で途中までしか表示されず、肝心の部分が切れてしまいます。目安としては全角35字前後にまとめると、最後まできれいに表示されやすくなります。

言いたいことを全部詰め込むのではなく、「いちばん伝えたいこと」を一つに絞るのがコツです。

7. 大げさすぎる「釣りタイトル」はやめておく

クリック欲しさに中身と合わない大げさなタイトルを付けると、一時的にはクリックされても、読者は「期待外れだった」とすぐ離れてしまいます。

結果として信頼を失い、長い目で見ると逆効果です。あくまで「中身を正直に、いちばん魅力的に見せる」という姿勢を大切にしてくださいね。

参考: Google検索セントラル「タイトルリンクの管理」 / 株式会社LIG「ホッテントリメーカー」紹介記事

作ったタイトルをセルフチェックする3ステップ

コツが分かっても、いざ自分の記事に当てはめると迷うものです。最後に、書いたタイトルを見直すための簡単なチェック方法を紹介します。

まず一つ目は、声に出して読んでみること。読みにくかったり、息継ぎに困るタイトルは、たいてい情報を詰め込みすぎています。

二つ目は、検索結果に並んでいる場面を想像すること。ほかの記事に混じったとき、自分のタイトルが埋もれていないか、つい目が行くかを冷静に見てみましょう。

三つ目は、案を2〜3個作って比べること。最初に思いついた1案で確定せず、少し違う切り口の候補を並べると、より良いものが見えてきます。

まとめ:ツールは消えても「タイトルの工夫」は一生使える武器

今回は、かつて人気だった無料ツール「ホッテントリメーカー」の現況をお伝えしつつ、自分の手でクリックされるタイトルを作るコツを紹介してきました。

あらためて確認した結果、ホッテントリメーカー自体はすでにサービスを終了していて、今は使えなくなっています。長く親しまれたツールだっただけに残念ですが、こればかりは仕方ありませんね。

大切なのは、ツールに頼ることではなく、「読者がどんなタイトルなら思わずクリックしたくなるか」を自分で考えられるようになることです。

キーワードを前に置く、数字を入れる、読むメリットを伝える、ちょっと感情を動かす——。今回紹介したコツは、流行や特定のサービスに左右されない、ずっと使える基本ばかりです。一度身につけてしまえば、ブログだけでなくSNSやメールの件名など、いろいろな場面で役に立ちます。

最初から完璧なタイトルを付けようと気負う必要はありません。私自身、WEB制作を25年続けてきても、タイトルはいまだに毎回あれこれ悩みます。だからこそ、案をいくつか出して声に出して読み比べる、という地道な作業が効いてくるのだと実感しています。

まずは次に書く記事で、今日のコツを一つだけでも意識してみてください。それだけでもタイトルの印象はぐっと変わりますし、クリックされる感覚が少しずつつかめてくるはずです。