エクセル(Excel)ファイルを保存する際、ブック内の全シートのカーソル位置が左上(A1)に揃っていると、後で見た時に確認しやすく気持ちがいいものです。
エクセルのシート数が数枚なら手動で位置を合わせれば問題ありませんが、プロジェクトによってはシートが数十枚、数百枚となる時もあります。そんな時に使える、エクセルのブック内にある全シートのカーソルの位置を一発で揃える方法を紹介します。
全シートのカーソルをセルA1にする方法
調べてみたところ、カーソルの位置を一括で変更するにはマクロを使わないとできないようです。「マクロって何だよ…使ったことねぇよ…orz」という方、安心してください。コピペで簡単に実行できますよ!
- Excelを起動
- 「Alt + F11」を押してVBEを起動
- メニューバー「挿入」→「標準モジュール」をクリック
- 開いたウインドウに下記のコードを貼り付け
- F5キー→マクロの実行
Option Explicit
Sub Cursor_A1()
Dim ws As Worksheet
For Each ws In Worksheets
ws.Select
Range("A1").Select
Next ws
MsgBox "全てのシートのカーソルをA1に移動しました"
End Sub
マクロの実行は「表示」→「マクロ」→「マクロの表示」→「マクロの実行」からも可能。地味な作業ですが、こういう細かな気配りができると仕事ができる人だなーと思ったりします。今までセルの位置がバラバラなまま保存や納品をしていた方は、ぜひお試しください。
参考サイト:EXCEL 全シートのカーソルの位置を同じセルにする
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