レンタルサーバやドメイン、ブログ、チャット、掲示板など、様々なウェブサービスを提供している企業、FC2(エフシーツー)。
メディアに露出することがあまりない割に、かなりの知名度のある謎の会社としても有名ですが、社名の「FC2」って何の略か知っていますか?
先に結論です。
FC2とは、ブログ・動画・ライブ配信などを手がける、本社アメリカ・ラスベガスのウェブサービス企業。社名の由来は「創業者の父親が経営する花屋の頭文字『FC』+2代目の『2』」――創業者本人がそう説明していたと報じられています。ネットで有名な「ファンタスティック・クピ・クピの略」という話は、公式の裏付けがない俗説です。
ただ、ネット上では長年この俗説のほうが信じられてきました。私も最初に知ったときの感想はこうです。
え…?これマジですか??
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FC2とはなんと…
この記事を最初に書いた2014年当時、WikipediaのFC2の項目にはこう記載されていました。
FC2(エフシーツー)は日本人の高橋理洋が代表、CEOを務めるホスティングサービス、及びウェブサービスを展開する会社。本社はネバダ州ラスベガス。日本中心に事業展開を行なっている。
社名のFC2は「ファンタスティック・クピ・クピ」の略である。
LINK:FC2 – Wikipedia

クwピwクwピwww
「クピクピってなんだよw」と思って色々調べてみましたが、これといったソースは見つからず。一応、Yahoo!知恵袋にはこのように記載されていました。
クピクピとはバカラに似たカードゲームで、バカラよりも終わるまでに時間がかかる為、現在はあまりやられていないギャンブルです。
FC2の由来は、創業者がラスベガスでクピクピによって得た利益で、それを元手に会社を立ち上げたことから名づけられました。
ホントかよ…?w
本当の由来は「父親の花屋の2代目」説が有力
知恵袋の他の回答を見てみると「社長の父親の頭文字を取って2代目という事で付けた」という説も。……実は、こちらが本命だったようです。
創業者の高橋理洋氏は過去の動画で、父親が大阪で花屋をしていたことを明かし、社名について「父親の会社の頭文字を取って、2代目ということで2を付けた」と説明していたと産経ニュースが報じています。父親の会社は関西で生花チェーンを展開する「フロリスト・コロナ(Florist Corona)」とされており、頭文字はたしかに「FC」。FC2=「Florist Corona」のFC+2代目の「2」、というわけです。
一方の「ファンタスティック・クピ・クピ」説は、現在のWikipediaからは記述ごと消えています。FC2の公式サイトにも由来の説明はなく、裏付けは見つかりませんでした。ネットのジョークが独り歩きした俗説と見るのが妥当そうです。正直、私はちょっとクピクピ説であってほしかった。
FC2とはどんなサービスの会社?
FC2の設立は1999年。日本向けに事業を展開しながら、本社はアメリカ・ネバダ州ラスベガスという、やっぱりどこか謎めいた会社です。現在の主なサービスはこのあたり。
- FC2ブログ:無料ブログの老舗。テンプレートが豊富
- FC2動画・FC2ライブ:動画共有とライブ配信
- FC2ホームページ:広告なし・容量1GBの無料ホームページ
- カウンター・掲示板・アクセス解析など:個人サイト向けの無料ツール群
2000年代の個人サイト文化を支えた無料サービス群は、一部(2001年開始の「FC2WEB」など)が2025年に終了しましたが、ブログや動画、ライブ配信は今も現役です。
LINK:FC2
あと「クピクピ」の超絶インパクトにかき消されていますが、「ファンタスティック」も社名にしては相当アグレッシブですよね。……本当の由来が分かった今でも、やはり謎多き会社です!