ネットオークション「ヤフオク!」での出品がスマホアプリに限り無料になりました。
業界最大手のヤフオクですが、最近はメルカリの勢いに押され気味なので、その打開策として打ち出したサービスだと思われます。ヤフオクのオークション出品は2001年に有料化しており、無料にするのは実に17年ぶりです。
スマホアプリ限定で出品が無料に
今までヤフオクでの「オークション出品」は「Yahoo!プレミアム会員(月額税込498円)」への登録が必要でしたが(「フリマ出品」は無料会員でも可能)、スマホアプリ限定で会員費無料での出品が可能になりました。
ただし、オークション期間・オプション設定・即決価格などの設定はできず、落札システム利用料は落札価格の10%になります(プレミアム会員は8.64%)。
正直、今のヤフオクは手数料を取り過ぎですよね。
システムを使うのにお金を払うのは納得できますが、プレミアム会員でお金を払っているのにさらに手数料が8%以上。オプションを付けるとさらにお金がかかります。私はヤフオクを完全無料で使っていた世代(Yahoo!オークション世代)なので、なおさらそう思ってしまいます。
インターネットオークションサイトとして、不動の地位を確立し殿様商売を続けてきたヤフオクですが、メルカリの躍進にさすがに胡坐をかいていられなくなったようです。
ちなみに私はメルカリとヤフオク、両方使ったことがありますが、アプリの使いやすさ・わかりやすさに関してはメルカリの方が上だと感じています。今回の一手がユーザーの呼び水となるか注目ですね。