10月4日午前7時29分頃、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射され、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じて「国民保護に関する情報」が出されました。
憂慮する事態ですが、今回も政府は遺憾砲を発動するだけで、具体的に対応する可能性は低いと思われます。
私たちにできることは自衛です。内閣官房「国民保護ポータルサイト」では、弾道ミサイルの落下時の行動について公表しています。できることは少ないですが、これを頭の片隅に入れておくだけでもだいぶ違うと思います。
弾道ミサイル落下時の行動について
出典:内閣官房「国民保護ポータルサイト」
出典:内閣官房「国民保護ポータルサイト」
出典:内閣官房「国民保護ポータルサイト」
- 屋外にいる場合は、近くの建物の中か地下に避難。
- 建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る。
- 屋内にいる場合は、窓から離れるか、窓のない部屋に移動する。
近くに地下がある場合は、そこに行くのが一番安全です。地下に入ると生き埋めになってしまうんでは…と不安になる方もいるかもしれませんが、生き埋めになるほどの爆発が起きた場合、地上にいたら100%助かりません。スーパーや地下鉄などがあれば、そこを目指しましょう。
ただ、北朝鮮からのミサイルの場合、発射から10分以内に到達する可能性もあるので、現実的には地下への移動は難しいことが多いでしょう。その場合は、とにかく屋内に入り窓から離れることが大切です。
もしもの時はパニックになり、冷静に判断することが困難になります。その時に備え、自分の行動範囲ではどのように対応するか、シミュレーションをしておくことが大事だと思います。
LINK:弾道ミサイル落下時の行動 – 内閣官房 国民保護ポータルサイト