ゲリラ豪雨や台風の対策に!気象庁「高解像度降水ナウキャスト」は要ブクマ!

傘を斜めにするくらい横なぐりの雨

「さっきまで晴れていたのに、急に空が暗くなってバケツをひっくり返したような雨…」。夏場のゲリラ豪雨は、本当に前ぶれなくやってきます。洗濯物を取り込むタイミングを逃したり、傘を持たずに出かけて駅でずぶ濡れになったり。私も何度もやられました。

こうした急な大雨を「降る前」に察知したいなら、気象庁が無料で公開している「高解像度降水ナウキャスト」をブックマークしておくのが一番手っ取り早いです。

雨雲がいま、自分の街のどのあたりにあって、これからどう動くのか。それが地図上でひと目でわかります。テレビの天気予報を待たなくても、スマホやパソコンでサッと確認できるのが心強いところ。最近は気象庁サイトのつくりが整理され、入口やURLも昔と変わっているので、現行の正しい使い方をあらためてまとめておきます。

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高解像度降水ナウキャストとは

高解像度降水ナウキャストとは、気象レーダーの観測データをもとに、雨の降っている場所と強さを地図に表示し、30分先までの短時間予報を見せてくれる気象庁のツールです。

ポイントは、その名のとおり「高解像度」であること。陸上では250メートル四方というかなり細かい単位で雨の分布を表示してくれるので、「隣町は土砂降りだけど、うちの近所はまだ降っていない」といった局地的な違いまで読み取れます。ゲリラ豪雨のような狭い範囲でいきなり強まる雨を捉えるのに向いている、というわけです。

気象庁の説明を引用しておきます。

高解像度降水ナウキャストは、気象ドップラーレーダーの観測データを利用して、250m解像度で降水の短時間予報を提供します。

これら気象ドップラーレーダーに加え、気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国の雨量計のデータ、ウィンドプロファイラやラジオゾンデの高層観測データ、国土交通省Xバンドレーダ(XRAIN)のデータも活用し、降水域の内部を立体的に解析して、250m解像度の降水分布を30分先まで予測します。

(35分先から60分先までの予測は1km解像度になります)

リアルタイムに近い感覚で「いま雨が降っている場所と強さ」、そして「この先30分でどう動くか」がわかるのは、本当に助かります。

ちなみに、昔あった「降水ナウキャスト」という単独ページは現在は終了していて、その役割は後述する「雨雲の動き」のページに引き継がれています。名前を覚えていた人は、入口が変わった点だけ頭に入れておくとスムーズです。

参考:高解像度降水ナウキャスト(気象庁)

高解像度降水ナウキャストの使い方(PC・スマホ)

現在、高解像度降水ナウキャストは気象庁サイトの「雨雲の動き(ナウキャスト)」のページから表示します。アクセス先はこちらです。

雨雲の動き(ナウキャスト):https://www.jma.go.jp/bosai/nowc/

旧ページのURL(昔ブックマークしていたアドレス)はこちらに切り替わっているので、ブックマークが古いままの方はこの機会に登録し直しておくと安心です。

操作感は「Google マップ」のような地図サービスとほぼ同じで、特別な知識はいりません。マウスのドラッグやスマホのスワイプで地図を動かし、ピンチやホイールで拡大・縮小するだけ。雨が強いほど地図上の色が濃く表示されるので、青〜水色なら弱い雨、黄・赤・紫と濃くなるほど激しい雨、と直感的に読み取れます。

画面下部にある再生ボタンを押すと、雨雲がこれからどう動いていくかをアニメーションで確認できます。「いまは降っていないけど、20分後にはこの強い雨雲が真上に来そうだ」とわかれば、外出を少し遅らせる、急いで帰る、といった判断ができます。

高解像度降水ナウキャストの地図画面

このページでは、雨雲だけでなく「雷活動度」や「竜巻発生確度」も切り替えて表示できます。夏の急な雷雨やゲリラ豪雨は、雷や突風をともなうことも多いので、あわせてチェックしておくと判断材料が増えます。

もちろんスマホのブラウザからも同じURLで見られます。出先で「なんだか空が怪しい」と感じたら、その場でサッと開いて自分の現在地の雨雲を確認する、という使い方ができます。

参考:雨雲の動き・雷活動度・竜巻発生確度(ナウキャスト・気象庁)

アプリで通知を受け取るとさらに便利

ナウキャストは「自分で開いて確認する」ツールなので、忙しいと見るのを忘れがちです。そこで、雨雲が近づいたら自動でプッシュ通知してくれるスマホアプリを併用すると、ゲリラ豪雨への備えがぐっとラクになります。

まず押さえておきたいのが、気象庁の公式アプリ「気象庁天気・防災情報」です。iPhone・Androidの両方に対応していて、雨雲の動きはもちろん、警報・注意報やアメダスなどの防災情報を公式の情報源そのままで確認できます。「一次情報をそのまま見たい」という人にはこれが安心です。

通知機能の使い勝手で選ぶなら、民間の天気アプリも便利です。私のまわりで評判がいいのは「ウェザーニュース」や「Yahoo!天気」あたり。どちらも雨雲が現在地に近づくとプッシュ通知で知らせてくれる「雨雲接近通知」を備えていて、スマホを開いていなくても「もうすぐ降りますよ」と教えてくれます。

使い分けとしては、「ふだんはアプリの通知で大まかに察知し、いざ雲行きが怪しくなったらナウキャストで詳しく確認する」のがおすすめです。公式の細かい情報と、アプリの手軽な通知。両方を組み合わせると、急な雨にあわてる場面がかなり減ります。

まとめ

急なゲリラ豪雨や台風に備えるための要点を整理しておきます。

気象庁「高解像度降水ナウキャスト」は無料で使える。250m解像度で30分先までの雨を地図に表示してくれる
・現在の入口は「雨雲の動き(ナウキャスト)」のページ。URLは https://www.jma.go.jp/bosai/nowc/ (旧アドレスからブックマークを更新しておく)
・操作はGoogle マップ感覚。色が濃いほど強い雨、再生ボタンで雨雲の動きをアニメーション再生できる
・雷活動度や竜巻発生確度も同じページで切り替え表示できる
・通知をくれる「気象庁天気・防災情報」アプリや、ウェザーニュース・Yahoo!天気を併用するとさらに安心

一番のおすすめは、まずこのナウキャストをスマホのホーム画面かブックマークに入れておくこと。「今日はなんだか雲行きが怪しいな…」と思った瞬間に開けるようにしておけば、急な大雨でずぶ濡れになる回数は確実に減ります。