警視庁警備部災害対策課の公式Twitterでツイートされた「カップ麺・カップ焼きそばを水で作る方法」を紹介します。
先日の西日本豪雨では甚大な被害が出て、避難生活を余儀なくされている方も大勢いらっしゃるかと思います。避難所や生活区域でお湯の入手が難しい状況下では、このような方法が非常に役立つかもしれません。災害時の備えとして覚えておくと良いでしょう。
カップ麺・焼きそばを水で作る方法
この方法は、非常時用のレシピとして紹介されています。通常の方法ではお湯を使いますが、災害時などでお湯の確保が難しい場合に、水を使ってカップ麺やカップ焼きそばを作ることができます。アツアツの食感にはなりませんが、暑い季節であれば逆に冷たい方が美味しく感じるかもしれません。以下の手順で作ることができます。
水で作るカップ麺
カップ麺の場合は、麺に味がついたカップ麺を使用するのがポイントです。たとえば、チキンラーメンやベビースターラーメンなどが適しています。
災害時を想定して一度やってみようと思っていた『水でカップ麺作り』に挑戦!麺に味がついたカップ麺を用意し、水を注いで15分。麺は少しかためでしたが、スープもちゃんとしみ出して味もイイ感じ(驚)!試食した息子たちから「冷やしラーメンみたいでありだよ、あり!」と感想が出ました! pic.twitter.com/vOiEXtWspS
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年8月22日
手順は簡単で、カップ麺に水を注いで15分程度待つだけです。少し硬めの麺になりますが、スープがしみ出して十分に美味しく食べられるようです。冷やしラーメン感覚で楽しむことができるのもポイントです。
水で作るカップ焼きそば
カップ焼きそばの作り方も非常にシンプルです。以下の手順で作ることができます。
- 麺が隠れる程度の水を注ぐ:水を注ぎすぎないよう、少なめにすることが重要です。
- 20分待つ:麺が水を吸収するまで待ちます。
- 水を切り、通常通りソースを絡める:水を切ったら、液体ソースを絡めるだけで完成です。
昨年、水で作るカップ麺をご紹介しましたが、今回は水で作る「カップ焼きそば」に挑戦です!災害時を想定し、カップに注ぐ水の量は少なめ。麺が隠れる程度です。20分待ち、液体ソースをからめて完成!注いだ水が少ない分、いわゆる湯きりで流す水の量は少なくてすみました。麺の固さと味はバッチリ! pic.twitter.com/EnjU7e9TpI
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年6月28日
警視庁災害対策課によれば、水で作ったカップ焼きそばの味や固さも十分に満足できるレベルだったとのことです。災害時に限らず、お湯がないときにも役立つテクニックです。
まとめ
この方法を覚えておくと、非常時に役立つ可能性が高いです。カップ麺やカップ焼きそばは、災害時にも手軽に入手できる食糧の一つですが、災害時にはお湯の供給が難しくなることもあります。そんなとき、水でカップ麺やカップ焼きそばを作れることは非常に便利です。水を使った非常時の調理方法をあらかじめ知っておくことで、災害時に慌てずに対応できるでしょう。
災害時の備えとして、非常食とともにこうした調理方法もぜひ覚えておいてください。