JavaScriptの数あるライブラリの中でも、最も有名なのが「jQuery」。Web業界で働いている方は、毎日コード目にしていると思いますが、デザイナーさんの中には苦手な人も多いのではないでしょうか(私です)。
そこで今回は個人的な備忘録も兼ねて、jQueryの基本的な書き方を解説しようと思います。これからjQueryをはじめようとしている人や、サンプルコードをコピペして使っているけど、仕組みや書き方がよくわからない人向けの内容です。
jQueryの書き方
jQueryの処理は、まず以下のように記述します。
$(document).ready(function(){
ここにjQueryの処理を書く
});
下記の記述でも同じ意味です。
$(function(){
ここにjQueryの処理を書く
});
この“$(function(){});”は、jQueryのお約束なので絶対に必要になります。コードの意味は「ページの読込が終わったら~」、命令を実行するという意味になります。実務だと短い下のコードの方がよく目にしますかね。
ネットなどでjQueryのサンプルコードを見ると、これが省略されているサイトがたくさんあります。必ず必要な記述なので、わざわざ書いていないのだと思いますが、私が本当に初心者の頃はコピペしても“$(function(){});”がないため動かない…なんてことがよくありました。
jQueryの基本構文
jQueryの基本構文は、操作する要素を指定する「セレクター」、操作するタイミングを決める「イベント」、操作する内容の「命令」の3つで構成されています。
$(セレクター).イベント(function() {
$(セレクター).命令
});
実際の例だと次のようになります。
$(function(){
$('#bg').mouseover(function () {
$(this).fadeOut("slow");
});
});
上記のコードは、要素にマウスオーバー(イベント)すると#bg(セレクター)がゆっくりフェードアウト(命令)します。これくらいのコードなら、英語もなんとなくわかるので理解しやすいですね。
あとは「セレクター」の指定方法と「命令」「イベント」にどんなものが用意されているのかを覚えれば、基本はバッチリ。私もjQueryは苦手なので、きちんと理解してコードをガリガリ書けるよう頑張ろうと思います。
参考サイト:jQueryの基本構文は10分で分かる。あとは手を動かせば良い