1か月くらい前から『ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-(ワクサガ)』というスマホゲームで遊んでいます。
始めたきっかけは「ハッシー」こと橋本崇載棋士のCM。「ハッシーをCMに使うなんて、なかなかマニアックなゲームだな…」と面白半分で始めてみたところ、想像以上にクオリティの高いゲームでどっぷりハマってしまいました(笑)
ワクサガ公式PV
公式サイト:ワールドクロスサーガ 時を思考する対戦RPG
ワクサガのここが面白い!
キャラクター育成とパーティ編成
個人的にワクサガで一番面白いと思うのは、キャラクターの育成とパーティ編成システム!ワクサガは育成の自由度がとても高いため、オリジナリティのある自分だけのキャラクターが作れるのが魅力です。
キャラクターのステータスはマテリアで管理します。
ぱっと見『白猫プロジェクト』のステータス画面と似ていますが、自由度は全然違います。白猫の場合、ステータスアップのマテリアはキャラクターごとに固定ですが、ワクサガはマテリアを自由に取り外し出来ます。そのため、同じキャラクターでも攻撃極振りのキャラがいたり、速度極振りのキャラがいたりとプレイヤーの好みに合わせて設定できます。
また、武器には好きなパッシブスキルをセットでき、スキルブックという本を付け替えることでスキルを変更できるため、他のプレイヤーとほぼ被ることなくオリジナルのキャラが作れるのです。
戦略性の高いバトルシステム
バトルシステムもなかなか奥深いです。
戦闘画面では「タイムライン」と呼ばれるパネルが並んでいて、そこに速さの数値が高いキャラクターからコマンドを入力します。そして、全員がセットし終わったら左から順にコマンドが実行されます。
タイムラインには「ライン効果」があり、キャラクターはその効果を受けます。効果は攻撃アップなどプラスの効果のものだけでなく、ステータスが下がるものもあります。そのため、自分が取るパネルはもちろん、相手がどのようにパネルを取りにくるかを考える必要があります。
また、戦闘中に「刻の力」というゲージがたまると「クロスカットイン」という技が使えるようになります。
クロスカットインは相手のコマンド実行時に使うことができ、敵の行動をキャンセルして反撃することが可能。ピンチの時など絶好のタイミングで発動すれば戦況を一気にひっくり返すことが出来ます。
充実のマルチプレイモード
ワクサガには「共闘」と「闘技場」、2種類のマルチプレイモードがあります。
「共闘」は他のプレイヤーとタイムラインを共有しながら、1人のキャラクターを操作して敵を倒していく協力プレイ。
「闘技場」はPvP(Player vs Player)。対戦相手とタイムラインを共有しながら、どちらかが全滅するまで戦います。ワクサガのバトルはかなり戦略性が必要なので、PvPが好きな人はハマると思います。
ただ、共闘・闘技場共にユーザーから改善を求める声も少なくありません。プレイヤー同士が絡むコンテンツはバランス調整が難しいと思いますが、ゲームの肝とも言える部分なのでさらに調整していってもらいたいですね。
また、ワクサガはトキノクリスタル(ガチャなどで使うアイテム)の配布量がかなり多く、リセマラも簡単にできるのもおすすめポイントの一つ。無課金でもガッツリ遊ぶことができます。
ワクサガよ…もっと流行ってくれ(切実)
ワクサガはゲームシステム、キャラクター、育成、マルチ、SDのクオリティ…全て高水準でまとまっている良ゲーだと思います。
が、ゲーム的には今一歩盛り上がりきれていないようです。iPhoneアプリのセールスランキングはガチャフェス時で50~100位あたり、攻略サイトやWikiもまともに稼働しているのは実質1サイトのみ。ポテンシャル的にはもっと賑わってもいいゲームだと思います。
流行りきれない要因は色々あると思いますが、良くも悪くもシステムが複雑なため、ライトユーザーが定着しにくいのはありそう。また、ゲームの知名度もまだまだですね。例のハッシーCMも、一般の客層には面白さが伝わりにくかったのではないでしょうか(私のような変態は除く)。
久しぶりに本気でハマったゲームなので、できれば長く運営してほしいですね。最近では『アリスオーダー』や『ロイフラ』など速攻でサービス終了になったゲームもありますので、同じ轍を踏まないよう頑張ってください!
追記:2019/11/21
ワールドクロスサーガは、2019年7月31日 17:00をもってサービス終了しました。
【サービス終了のお知らせ】
ワールドクロスサーガは、2019年7月31日 17:00をもってサービスを終了させていただきました。
これまでワールドクロスサーガを遊んでいただき、誠にありがとうございました。
本作品をご愛顧くださいました全ての皆さまに心より御礼申し上げます。— 【公式】ワクサガ(ワールドクロスサーガ) (@WCS_jp) July 31, 2019
自分はもう引退していましたが、ハマっていたゲームのサ終はちょっと悲しいですね…