【ソフトバンク】iPhoneの迷惑メール・迷惑SMSをブロックする最新設定方法

高額当選したらしい中年

身に覚えのない「決済完了」「未払い料金のお知らせ」といったSMSやメールが、iPhoneに突然届いて心臓がヒヤッとした経験はありませんか。私も以前、ちょうど思い当たる支払いがあったタイミングで「【決済完了】300,000円」という偽メールが届き、あやうくURLをタップしかけたことがあります。

幸い直前で踏みとどまりましたが、こうした迷惑メール・迷惑SMSは年々巧妙になっていて、放置していると本当に危険です。実在する企業や宅配業者をかたるもの、未払い料金や当選を装うもの、手口は次々に進化しています。一件ずつ削除していても、送信元を変えて何度でも送られてくるので、正直キリがありません。

そこで頼りになるのが、ソフトバンク側の迷惑メールフィルターと、iPhone本体に元から入っているメッセージの振り分け機能の合わせ技です。キャリア側でブロックしきれなかったものをiPhone側で受け止める、という二段構えにしておくと、すり抜けてくる迷惑メッセージをぐっと減らせます。

この記事では、ソフトバンクのiPhoneに届く迷惑メール・迷惑SMSを、My SoftBankアプリの設定とiOS標準機能の両面からブロックする最新の手順を、初心者の方でも迷わないようにまとめて解説します。

2013年に書いた当時とは画面名もメニューの導線もすっかり変わっているため、今のソフトバンク公式とApple公式の情報をもとに、現行の手順へまるごと書き直しました。私が実際に設定して効果を感じた組み合わせも紹介しますので、毎日のように怪しいメッセージが届いて困っている方は、ぜひ自分のiPhoneでもそのまま試してみてください。設定はどれも無料で、数分あれば終わります。

そもそも迷惑メール・迷惑SMSはなぜ届くのか

対策の前に、敵の正体を少しだけ知っておくと設定の意味がわかりやすくなります。iPhoneに届く迷惑な連絡は、大きく分けて次の2種類です。

  • キャリアメール・SMS/MMS系:電話番号宛のSMSや、ソフトバンクのメールアドレス(@softbank.ne.jp など)宛に送られてくるもの。
  • 本体メッセージ系:iPhoneの「メッセージ」アプリで受信する、連絡先未登録の相手からのSMS。

私のところに届いた「決済完了」メールも、よく見ると差出人が電話番号で、本文には出会い系サイトへ誘導するURLが貼られていました。こうした手口は金額や緊急性で焦らせてURLをタップさせるのが狙いです。冷静なときなら怪しいと気づけても、忙しい時や心当たりがある時は判断が鈍るもの。だからこそ、人の判断に頼らず仕組みでブロックしておくのが安全です。

ソフトバンクは、こうした迷惑メールをデータベースをもとに機械的に判定して止める「迷惑メールフィルター」を提供しています。まずはここから設定していきましょう。

関連記事:Facebookスパムアプリの対処法!連携アプリの削除と乗っ取り防止を最新手順で解説

My SoftBankアプリで迷惑メールフィルターを設定する

かつてはパソコンの「My SoftBank」サイトから設定するのが一般的でしたが、今はiPhoneのMy SoftBankアプリから数タップで完結します。画面名や導線は昔とだいぶ変わっているので、現在の手順で進めましょう。

迷惑メールフィルターの強度を変更する手順

迷惑メールフィルターは、蓄積されたスパムのデータベースをもとにメールの内容を判定し、迷惑メールと判断されたものの受信をブロックする機能です。手順は次のとおりです。

  1. My SoftBankアプリを起動し、画面下部の「照会・設定」をタップします。
  2. 「迷惑メール対策」をタップします。
  3. 「迷惑メールフィルターで自動的にブロックしたい」をタップします。
  4. 「フィルター強度の設定」から、希望のレベルを選んで完了です。

強度は「標準」と「強」の2段階。初期設定は「標準」で、メールアドレスを次々変えて送られてくるしつこい迷惑メールには「強」が有効です。私自身も「標準」から「強」に切り替えたところ、しつこく届いていた迷惑メールがぴたりと止まりました。

ただし「強」には注意点があります。「強」にすると、なりすましメール拒否設定が自動的に「受け取らない」に変更されます。その仕様のおかげで詐欺メール対策は強化されますが、転送メールやメールマガジンなど受け取りたいメールまで弾かれてしまうことがあります。確実に受け取りたい相手は、次に説明する受信許可リストに登録しておきましょう。なお「個別に設定したい場合」をタップすれば、S!メール(MMS)やEメール(i)などサービスごとに強度を分けることもできます。

受信許可・拒否リストを編集する手順

特定のアドレスや電話番号だけを許可・拒否したい場合は、リスト登録が使えます。許可・拒否リストはそれぞれ最大300件まで登録できます。

  1. My SoftBankアプリで「照会・設定」→「迷惑メール対策」とタップします。
  2. 「受信するメールアドレスを指定したい」をタップします。
  3. 「許可・拒否リストの編集」から、iPhoneの場合は「MMS用リスト」または「SMS用リスト」(あるいはEメール(i)用)を選びます。
  4. 「許可リストを編集する」か「拒否リストを編集する」を選びます。
  5. 「追加」をタップしてアドレスや電話番号を入力(連絡先からも選択可)し、「登録する」をタップで完了です。

ただ、スパム業者は送信元を毎回変えてくるので、拒否リストにひたすら登録していくのは正直キリがありません。受信拒否リストは「どうしても止めたい特定の相手」に絞り、迷惑メール全般はフィルター強度の「強」で面で受け止める、という使い分けが現実的です。

SMS/MMSに特化した迷惑メール拒否設定

ソフトバンクでは、SMS/S!メール(MMS)向けに、より細かい拒否設定も用意されています。私が届いた「決済完了」メールのようなSMS型の詐欺には、このあたりが効きます。

  • なりすましメール拒否設定:差出人アドレスを偽装したメールを拒否します。
  • URLリンク付きメール拒否設定:本文にURLを含むメールを拒否します。詐欺SMSの多くは誘導用URL付きなので有効です。
  • 海外からの電話番号メール拒否設定:海外の番号から送られてくるメールをまとめて拒否します。
  • 受信許可・拒否設定:特定のアドレス・番号を個別に許可/拒否します(最大300件)。
  • 迷惑メールフィルター:標準/強の自動判定でブロックします。

「URLリンク付きメール拒否」は詐欺SMSにかなり効きますが、URLが入っているだけで一律にブロックするため、宅配の不在通知や予約確認など正規のURL付きメッセージまで届かなくなる点には注意が必要です。すべてオンにすればいいというものでもないので、自分の使い方に合わせて取捨選択しましょう。私の場合は、まずフィルターを「強」にして様子を見て、それでもすり抜けるものに対して個別拒否を足す、という順番で落ち着きました。これらの個別設定もMy SoftBankアプリの「迷惑メール対策」からたどれます。

参考:My SoftBankアプリ 迷惑メールの設定方法(ソフトバンク公式FAQ)iPhone 迷惑メールの対策はありますか?(ソフトバンク公式FAQ)

iPhone本体の「メッセージ」機能でも防ぐ

キャリア側の設定をすり抜けてくるSMSもあります。そこで合わせて使いたいのが、iPhoneに最初から備わっているメッセージアプリの振り分け機能です。キャリア契約に関係なく無料で使えるので、ソフトバンク以外の方にも役立ちます。

不明な差出人を自動で振り分ける

連絡先に登録していない相手からのSMSを、別タブに自動で振り分ける設定です。

  1. iPhoneの「設定」を開きます。
  2. 「メッセージ」(お使いのiOSバージョンによっては「アプリ」内のメッセージ)をタップします。
  3. 「不明な差出人をフィルタ」(メッセージのフィルタリング)をオンにします。

オンにすると、連絡先未登録の相手からのメッセージは「不明な差出人」として別フォルダにまとめられます。振り分けられたメッセージは通知が来ず、本文中のリンクもタップで開けなくなるため、うっかり詐欺URLを踏むリスクをぐっと下げられます。知人でも連絡先未登録だとこちらに入るので、たまにフォルダを覗いて確認するのがおすすめです。

迷惑メッセージを報告・ブロックする

明らかに怪しいSMSが届いたら、報告とブロックまでしておくと安心です。メッセージを開いたときに表示される「迷惑メッセージを報告」から「削除して迷惑メッセージを報告」を選べば、削除と報告が同時に行えます。差出人そのものをブロックすることも可能です。

なお、比較的新しいiOSでは、AIや機械学習で怪しいSMSを自動的に「迷惑メッセージ」フォルダへ振り分ける仕組みも追加されています。これらの設定はおおむね「設定」→「メッセージ」内にまとまっているので、一度開いて確認してみてください。

参考:iPhoneでメッセージをフィルタリング・選別する(Apple公式サポート)

まとめ:フィルター×本体機能の二重ガードが効く

iPhoneの迷惑メール・迷惑SMS対策は、ソフトバンク側とiPhone本体側を組み合わせるのが結局いちばん効きます。最後に要点を整理しておきます。

  • まずはMy SoftBankアプリで迷惑メールフィルターを「強」に。照会・設定→迷惑メール対策→フィルター強度の設定、の順でたどれます。
  • 「強」にするとなりすまし拒否も自動で有効になる代わりに、受け取りたいメルマガ等は許可リストへ登録しておく。
  • SMS/MMS向けには、URLリンク付き拒否・海外番号拒否・なりすまし拒否などを必要に応じて追加する。
  • iPhone本体側で「不明な差出人をフィルタ」をオンにし、怪しいSMSは「迷惑メッセージを報告」で削除&報告する。

私自身、フィルターを「強」にしてからは、あの「決済完了」メールのような肝を冷やす連絡がほとんど届かなくなりました。完全にゼロにはできなくても、二重のガードがあれば「うっかりURLをタップ」という最悪の事態はかなり防げます。

設定はどれも数分で終わるものばかりです。怪しいSMSやメールに毎回ドキッとしているくらいなら、今のうちにiPhoneを手に取って、フィルターと振り分けの両方を一度設定してしまいましょう。それだけで日々のスマホ生活の安心感がかなり変わります。なお画面名やメニューはiOSやアプリの更新で変わることがあるので、表示が違うときはソフトバンク公式FAQで最新の導線を確認してみてください。