Facebookは10月12日、同社が9月29日に発表したアクセストークンの流出問題で、2900万人分の個人情報が流出していたと発表しました。このうち1400万人については、名前や電話番号のほか、誕生日や職歴なども流出したとのこと。
これを受け、Facebookはユーザーが自分のアカウントが被害にあっているか確かめることができるツールを公開しました。Facebookに登録している人は確認することをおすすめします。
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個人情報流出、日本人も含まれる可能性
今回の個人情報流出については日本人も含まれている可能性があります。
アメリカのフェイスブックが大量の個人情報が流出したと発表したことについて、菅官房長官は記者会見で、フェイスブック側から政府の個人情報保護委員会に日本人の情報も流出した可能性があるという報告があったとして、事実関係の確認などを行っていることを明らかにしました。
世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックは今月12日、2900万人の利用者の個人情報が流出し、このうち1400万人については、名前や電話番号のほか、誕生日や職歴なども流出したと発表しました。
これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「フェイスブック社からは、先月29日と今月13日に、政府の個人情報保護委員会に事前の連絡があり、日本人利用者の情報が含まれる可能性があるという報告を受けている」と述べました。
かなり大規模な流出なので、念のためチェックしておくことをおすすめします。
自分のアカウントが流出していたか確認する方法
Facebookは個人情報流出を発表するとともに、ユーザーが自分のアカウントが被害にあっているか確かめることができるツールを公開しています。
確認するには、Facebookにログインした状態で「Facebookの最新のセキュリティ問題に関する重要なアップデート」にアクセスします。
実はこのページ、数日前までは「An important update about Facebook’s recent security incident」というタイトルで英語標記のみだったのですが、現在では日本語にも対応しているようです。
ページの末尾「私のFacebookアカウントは、今回の問題の影響を受けたのでしょうか?」に、自分が被害にあったかどうかの状況が表示されます。
私もログインして確認してみたところ「あなたのFacebookアカウントへの今回のセキュリティに関する問題の影響はありません」と出てきたので、とりあえず被害にはあっていないようで安心しました。
Facebookによると本件に関する調査は引き続き行い、新しい情報が確認され次第、改めて告知するとのこと。アカウントが流出していた場合、不審なメールなどが送られてくる可能性などあるので注意しましょう。