小林製薬の「紅麹」を原料としたサプリメント「紅麹コレステヘルプ」により腎疾患などの健康被害が報告された問題。ついに腎疾患で亡くなった方が出てしまいました…
かくいう私も、昨年6月からほぼ毎日飲んでいた被害者であります(上の写真は自宅にある6袋の紅麹コレステヘルプ)。自覚症状は夜間のトイレが増えたくらい…と思っていたのですが、今思うと数か月前に体に原因不明の湿疹が出たのもコレステヘルプが原因だったのかもしれません。
今回は世の皆様への共有と記録を兼ねて、「紅麹コレステヘルプ」を飲んだ経緯から、検査結果が出るまでをまとめました。
紅麹コレステヘルプを飲んだ経緯
当ブログでは、過去に黒烏龍茶でコレステロール値が改善されたという記事を投稿していますが、もともと私はコレステロールが高い体質であります。今となれば、そのまま黒烏龍茶を飲んでいれば…と後悔しかありませんが、黒烏龍茶を買い続けるのも(金額や置き場所的に)大変だったので、巷で話題のコレステヘルプを試してみることにしました。
ちなみに紅麹を由来とするサプリメントは以前から注意喚起されており、この事実は私も購入前から知っていました。
LINK:紅麹を由来とするサプリメントに注意(欧州で注意喚起)
ただ、紅麹コレステヘルプの特設サイト(今は見れないようです)では「小林製薬のサプリメントは有毒な物質はなく安全です」と記載がありました。今回の件は、また別の物質とのことですが…
紅麹コレステヘルプを最初に購入したのが昨年6月。それから毎日飲み続け、約4か月後(9月)に人間ドックで検査をしました。
結果、コレステロール値は改善され、ほぼ正常に近い数値になりました。
…となると、飲み続けない理由はないですよね。そこから、2024年3月22日に自主回収の発表があるまで(飲み忘れた日以外は)ほぼ毎日飲み続けてきました。飲み続けた期間はおよそ10か月になります。
小林製薬の返品受付センターへ連絡
翌日、小林製薬のお知らせにある通り、返品受付センターへ連絡しました。午前中はずっと話し中だったのですが、午後あらためてかけてみたところ、運よくつながりました。
電話では、商品はクオカードで返金すること、病院に行く場合、領収書を送れば小林製薬が負担するとの話がありました。病院の費用を負担してくれることもあり、すぐに病院の予約をとって今に至ります。
製品の製造番号が公開
第2報で想定していない成分を含む可能性がある製品の製造番号が公開されました。
<ドラッグストアなどの店舗やECサイトでの販売分> 計14種類
製造番号:J3017、X3037、X3027、X3017、H3057、H3047、H3037、H3027、H3017、F3037、F3027、E3037、E3027、D3079<当社の通信販売を通じての販売分> 計4種類
製造番号:X304、H306、G301、E301
確認してみると

「X3037」
完全に一致…
マジか…
私は自主回収の判断が遅すぎたことに非常に腹を立てています。迅速に行政などに報告していたら、もしかしたら、もしかしたら亡くなった人の命も助かったかもしれない。被害者だって少しは減ったかもしれない。そう考えてしまいます。
同社によると1月中旬以降、患者を診察した医師から問い合わせが相次ぎ、小林氏は最初の報告を受けた2月6日には「何らかの回収になるだろうと覚悟した」という。ところが、紅麹(こうじ)原料などの生産データを再確認し、「未知の成分」の存在を示す分析結果が出て自主回収を決断したのは3月中旬だった。
とにもかくにも、まずは早急に病院に行って検査をしてきます。万一このまま記録が途絶えたら…察してください。そんな不安を抱えながら、病院へ向かいました。
腎臓を専門にしている内科で尿検査
私は総合病院ではなく、腎臓を専門にしている内科に行きました。
病院にはネット予約の際にコレステヘルプの件を伝えていたので、着いてすぐ尿検査を実施しました。30分程度待ってから診察室に。ちなみに待合室のテレビで「紅麹コレステヘルプを摂取後の死者が2名に増えた」という速報を目にしました…
緊張して入った診察室。尿検査の結果は
「尿は今のところ大きな問題はない」
とのこと。少しだけ安心しました。
先生によると、紅麹コレステヘルプの件は腎臓学会などを通じて通達が来ているそうです。ただ、原因となる物質もわからず、腎疾患になった人の詳細も公開されていないため、なんとも言えないとのこと。
なので、とりあえず血液検査を行って、その結果を見て判断するとのことでした。血液検査の結果は早ければ今週末、遅くても来週頭にはわかるそうです。その後、報道では摂取後の死亡者数が4人に増えたとも伝えられました。
今回の小林製薬の問題は、紅麹を製造した工場(大阪市 大阪工場)はすでに廃止・移転で検証困難という事実、自主回収発表の前より株価が下がっていることなどから、色々な憶測が飛び交っています。
被害者としては、とにかく小林製薬に誠実な対応を求めます。できる限り迅速に原因を突き止め、因果関係を明らかにし、詳細を公表すること、そして場合によっては被害者への補償もきちんと行ってほしいです。
結果によっては、ブログを書く気力すらわかなくなりそうですが、あまり考えないよう過ごしていこうと思います。
血液検査の結果…
その後の調査で、紅麹の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題について、「プベルル酸」という物質が含まれていた可能性が浮上しました。そして、そのニュースが出た翌日。私は血液検査の結果を聞きに病院へ行きました。
結論から。

尿酸 5.8
尿素窒素 9.7
クレアチニン 0.83
eGFR 79.8
数値上は「現状大きな問題はない」とのことでした…
※画像にはありませんが、シスタチンC、β2-MG、NAGの結果も大丈夫とのこと。
よかった…
ただ「プベルル酸」という物質がどういったものなのかわからず、今後の影響が不明瞭なため、念のため1か月後に再検査することとなりました。また、それとは別に「コレステロール値がかなり高い」ということでコレステロールを抑える薬も処方されました(汗)
なぜ私は大丈夫だったのか?
10か月もの期間、紅麹コレステヘルプ飲み続け、さらに問題となっている製造番号も一致していたにも関わらず、なぜ私は無事だったのでしょうか。そこが明らかにならないと、100%安心することはできません。
考えられる理由として…
- もともと腎機能が弱っていなかったため
- 年齢的な問題
- 飲んだ錠剤にプベルル酸が入っていなかった(あるいは少量だった)
パッと思いつくのはこのくらいでしょうか。
あとは…紅麹コレステヘルプを飲むタイミングが関係していたとか?
サプリメントは基本的に1日の摂取量を守れば、薬のようにいつ飲みなさいといった指示がありません。ただ、私はなんとなく夕食後に飲んでいました。例えばですが、食後ではなく空腹時に飲むとプベルル酸が排出されず体にたまるとか…(素人考えです)
とにかく、まだ謎だらけでそもそもプベルル酸が原因なのかすら定かではありません。
私もとりあえずは大丈夫でしたが、今後何らかの問題が出る可能性は否定できません。とにもかくにも、一刻も早く原因が究明されることを願います。
同じ製品を口にして不安のある方へ
この記事は私個人の体験の記録であり、症状や検査結果には大きな個人差があります。同じ「紅麹コレステヘルプ」などの対象製品を口にして不安のある方は、症状の有無にかかわらず、医療機関を受診するか最寄りの保健所にご相談ください。厚生労働省や消費者庁、小林製薬も、対象製品を摂取した方に向けて受診・相談を呼びかけています。
・小林製薬:紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ(健康相談・返品の窓口)
・農林水産省:小林製薬が製造する紅麹関連製品による健康被害について
※本記事は医学的な診断・助言を目的としたものではありません。健康に関する判断は、必ず医師など専門家にご相談ください。