目からウロコ!家電設計屋さんが教えてくれた「エアコン心得」6か条は覚えておいて損なし!

ここ数日で急に暑くなりましたね。そろそろエアコンを動かし始めた方も多いのではないでしょうか。

エアコン無しで夏を乗り切る男性

そんな生活の必需品となったエアコンの正しい使い方や心構えをアドバイスしたツイートが、めっちゃ役に立つと話題になっています。

すぐに実践できる簡単節約テクニックですので、ぜひ試してみてください。

関連記事:寝苦しい夏の熱帯夜…快適な睡眠と体調管理に気を付けたエアコン(クーラー)の使い方

家電設計屋が教える6つのエアコン心得

1.室外機を日陰に置く

室外機が日光に当たっていると、部屋の外に熱を放出するのに多くの電力を消費してしまいます。それを防ぐため、室外機を日陰に置くことで冷房効率が上がるそうです。

設置時に日陰に置ければベストですが、設置後でも室外機専用の日よけパネルを数千円程度で購入することができます。

室外機は、部屋の中の熱を、部屋の外に捨てる際に、多くの電力を使用します。

夏場、室外機が直射日光や地面からの照り返しにさらされるとその付近はとても高い温度になってしまうため、熱を捨てる効率が低下し、電力を余分に消費してしまいます。

夏、室外機は日陰に設置するか、室外機から1mほど離れたところに、植木を植えたり、すだれをたてかけるなどで日陰を作ってあげましょう。

LINK:室外機|ダイキン工業株式会社

2.カーテンを閉める

部屋に日が入れば当然室温は上昇し、温度を下げるために多くの電力を消費します。無駄な熱の蓄積を防ぐため、遮熱カーテンなどで対策すると節約になります。

3.フィルターを掃除する

フィルターの掃除基本中の基本。フィルターのゴミやほこりを取り除くだけでエアコンの冷房効率が良くなるので、まめに手入れをすることが大事です。

4.28度に設定して一日中自動運転+扇風機

エアコンで最も電力を消費するのは温度を低くしようとする時。

そのため、エアコンの電源を小まめに切るより一定の温度を保った方が消費電力は少なくなります。扇風機やサーキュレーターと併用すればさらに効率はよくなります。

設定温度は28度でなくてもいいと思いますが、設定温度は1度上げると約10%相当の節電につながるそうなので、無駄に温度を下げない方がいいでしょう。

5.一時外出なら付けっぱなし

これは上記と同じ理由。エアコンの電源は小刻みにオン/オフにしない方が節約になります。

6.我慢して浮く電気代で命を危険に晒すな

最後は心構え。最近はあまり見かけませんが、稀にかたくなにエアコンを使うことを嫌がる人がいます。もちろん、使わなくても本当に大丈夫なら良いのですが、節約のためだけ、あるいはやせ我慢で使わないというのであれば話は別です。

ちなみに熱中症で病院に搬送されると8万円くらいかかるそうです。電気代の節約と頑張っても倒れてしまったら本末転倒。真夏日の日中などは無理せず文明の利器を利用しましょう。

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