AQUOS sense10を再起動したら、画面の真ん中に「AQUOS Homeが繰り返し停止しています」という四角いメッセージが出て、[アプリを閉じる]を押してもしばらくするとまた出てくる。最近使ったアプリの一覧を開こうとすると真っ黒なままで、起動中のアプリを切り替えることも閉じることもできない。
2026年10月5日に配信が始まったAndroid 17で、この症状が出ています。対象はSIMフリー版と楽天モバイル版のAQUOS sense10、型番でいうとSH-M33です。
シャープがこのOSアップデートの公開を止めたのは、2日後の10月7日。理由は「確認すべき項目が検知されたため」で、再開の時期はまだ出ていません。
シャープが案内している回避方法は、Digital Wellbeingの「アプリタイマー」に残っている設定を解除することです。ホーム画面を別のアプリに入れ替えたり、端末を初期化したりする前に、ここを見てください。
落ちているのがホーム画面のアプリなので、アイコンをタップして設定を開くという普段のやり方が通りません。画面の上から下へ2回スワイプして、クイック設定の歯車から開きます。
ドコモ・au・ソフトバンク・UQ mobile・J:COM版のAQUOS sense10は、2026年10月21日の時点でまだ「提供準備中」。更新が届いていない人は、順番としてこれから降ってくる側なんです。
私はこういうとき、メーカーが出している文言だけを先に読むようにしています。原因の推測はいくらでも見つかりますが、手を動かして外れたときに失うものが大きいので。
まず試すのは「アプリタイマー」の解除
シャープが公式のお知らせに書いている回避方法は、これだけです。
- [設定]を開く
- [Digital Wellbeing]をタップする
- [アプリタイマー]をタップする
- [登録アプリ]の中から「タイマーあり」になっているアプリを探す
- そのアプリのタイマーを解除する
タイマーが付いているアプリが複数あるなら、全部外してしまいます。1つだけ残っていたらどうなるかまでは案内されていないので、迷っている時間のほうがもったいない!
外し終えたら端末を再起動して、最近使ったアプリの一覧が開くか、あの四角が出てこないかを確かめます。
この手順は、すでにAndroid 17へ更新してしまった端末向けです。まだ更新が届いていない端末で先回りしてタイマーを外しても、効果があるかどうかはシャープも書いていません。
参考:シャープのお知らせ
ホーム画面が落ちて[設定]を開けないとき
エラーが出続けているあいだは、ホーム画面のアイコンをタップするという普通の操作ができません。
別のやり方が2つあります。
- 画面のいちばん上から下へ2回スワイプしてクイック設定パネルを開き、歯車のアイコンをタップする
- 電源ボタンを長押しして再起動し、エラーが出るまでのあいだに[設定]を開く
クイック設定パネルはホームアプリとは別に動いているので、ホーム画面が落ちていても下りてきます。私ならこちらから入ります。
設定を開けたら、そのまま[Digital Wellbeing]まで進んでしまうのが早いです。作業の最中にもエラーの四角は出てきますが、[アプリを閉じる]を押して設定画面に戻れば続きはできます。
エラーの[アプリを閉じる]を押したあとは、しばらく普通に使えたという報告もあります。ただ、これは症状が消えたわけではないので、再起動したりアプリ履歴を開いたりすると戻ってきます。
自分のAQUOS sense10がAndroid 17になっているか確かめる
画面の見た目が大きく変わるわけではないので、更新が当たったのかどうか自体があやふやな人もいるはずです。
- [設定]を開く
- いちばん下までスクロールして[デバイス情報]をタップする
- [Androidバージョン]の数字を見る
ここが「17」なら更新済み。同じ画面にある[ビルド番号]は、今回配信されたものだと「2.00.00」と案内されていました。
「16」のままなら、まだ何も起きていません。公開が止まったのは10月7日なので、そのあとに更新を探しに行っても見つからないでしょう。

ちなみにAndroid 17では、アプリごとに使えるメモリの上限が厳しくなるといった変更も入っています。ホーム画面の件とは別の話ですが、更新してから「前より落ちやすくなった」と感じるアプリがあるなら、そちらの影響も考えられます。
機種ごとの提供状況は、シャープがOSバージョンアップ対象機種の一覧として公開しています。自分が買ったところ(ドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンク、楽天モバイル、シャープ直販、J:COM)の行を見るのが確実ですよ。
設定した覚えがないのにタイマーが残っている理由
アプリタイマーは、Androidに標準で入っている「Digital Wellbeing」という機能の一部です。
指定したアプリの1日の使用時間に上限を決めておくと、時間が来た時点でアイコンが灰色になり、翌日までそのアプリを開けなくなります。SNSやゲームの使いすぎを自分で止めるための仕組みですね。
困るのは、設定したこと自体を忘れやすい点です。1回だけ試して放置していたタイマーが、何年も残っていることがあります。
解除は、設定したときと同じ画面から行います。Googleのヘルプにも、午前0時より前にそのアプリを使いたいときはタイマーを削除する、と同じ道順が書かれています。
使いすぎを止めるための設定が、ホーム画面の不調と結び付いている。そう言われても、自力ではまず疑えない場所ですよね。
参考:Googleの公式ヘルプ
シャープが2日で配信を止めるまで
経緯はこうです。
- 2026年10月5日 SIMフリー版・楽天モバイル版のAQUOS sense10(SH-M33)にAndroid 17の配信を開始
- 2026年10月7日 「確認すべき項目が検知された」として、シャープがOSアップデートの公開を停止
公開停止のお知らせでシャープが挙げている症状は「AQUOS Homeが繰り返し停止しています」のエラー表示だけで、そこに回避方法としてアプリタイマーの解除が添えられています。再開の時期は「決まり次第お知らせする」という書き方で、2026年10月21日の時点ではまだ出ていません。
利用者側からは、ほかの症状も上がっています。アプリ履歴が真っ黒になる、画面の動きが重くなる、起動中のアプリを切り替えられない。別のホームアプリに入れ替えても改善しなかった、という声もありました。
ここはシャープのお知らせには書かれていない範囲なので、公式に認められた症状と同列には置けません。
参考:すまほん!!の記事
ドコモ・au・ソフトバンク版はまだ配信前
シャープの対象機種一覧では、AQUOS sense10のAndroid 17は楽天モバイル版とSIMフリー版だけが「2026年10月5日提供」になっていて、ドコモのSH-53F、au版、UQ mobile版、ソフトバンク版、J:COM版はそろって「提供準備中」のままです。
キャリアで買った人は、まだ巻き込まれていません。
更新の通知が来ても、その日のうちに当てなくていいと思っています。私は以前、Androidのメジャーアップデートを配信初日に当てて、端末のストレージの中身に入れなくなったことがありました。最後は初期化で、そのときeSIMまで消えて有償で再発行するはめになり、半日が飛びました。
数日置いて、同じ機種の人が何を書いているかを眺めてからでも遅くありません。新しい機能が数日あとになるだけなので。
急いで初期化しないほうがいい
タイマーを外しても落ち着かないとき、次の手として初期化が浮かびます。ここは踏みとどまってください。
初期化で消えるのは自分のデータで、OS側に残っている問題がそれで消えるとは限りません。復元したあとにアプリタイマーを設定し直せば、同じところへ戻る可能性もあります。
ホームアプリを別のものに入れ替える手も、報告を読む限りでは当たりが薄いようです。キャッシュの削除やセーフモードでの起動で一時的に静かになったという声はありますが、しばらくすると再発した、という流れが目立ちます。
手元でできるのはアプリタイマーを全部外すところまで。そこから先は、シャープが再開のお知らせを出すのを待つことになります。
データのバックアップだけは、落ち着いているうちに取っておくのがいいと思います。写真と連絡先、それからLINEのトーク履歴。あとから取り返しがつきにくいのはこのあたりです。
仕事で使っていて止まると困るという人は、修理や相談の窓口に現象をそのまま伝えるほうが早いでしょう。エラーの文言と、更新した日付と、ビルド番号。この3つを控えておくと話が進みやすくなります。
まとめ
「AQUOS Homeが繰り返し停止しています」が出たら、[設定]→[Digital Wellbeing]→[アプリタイマー]と進んで、「タイマーあり」になっているものを全部外す。シャープが出している回避方法はこれです。
ホーム画面が落ちていて設定アプリを開けないときは、画面の上から2回下にスワイプして、クイック設定の歯車から入ります。
Androidバージョンの確認は[設定]のいちばん下、[デバイス情報]の中。「17」なら更新済みで、「16」ならまだ届いていません。
配信が始まったのが2026年10月5日、止まったのが10月7日。対象はSIMフリー版と楽天モバイル版のSH-M33だけで、ドコモ・au・ソフトバンク・UQ mobile・J:COM版は10月21日の時点でまだ「提供準備中」で、再開の日付も出ていません。
キャリア版を使っていて、これから更新の通知が届く人は、配信が再開されたのか、修正済みのものが降ってきたのかを一度確かめてからでも遅くありません。
タイマーを外しても直らない場合でも、初期化へ飛ばないでください。消えるのは自分のデータだけで、OS側の問題はそのまま残ります。
使いすぎ防止のための設定が、ホーム画面の不調と結び付いている。ここが今回の分かりにくさです。
私はこの手のエラーが出ると、つい心当たりのあるアプリを消して回ってしまうほうです。今回も自力なら、Digital Wellbeingは最後まで疑わなかったでしょう。