80歳の素人おばあさんが修復した結果、非常に残念な姿になってしまったことで話題になったキリストのフレスコ画。
今回はそんな悲しみを背負ってしまったフレスコ画の修復体験ができるサイト「The Cecilia Prize」を紹介します。
非常に残念な姿になってしまったフレスコ画…
これは善意が生んだ悲劇としか言いようがない…
スペインのSanctuary of Mercy Churchという教会には、画家Elias Garcia Martinezが約100年以上前に描いた「Ecce Homo(この人物を見よ)」というイエス・キリストのフレスコ壁画があった。しかしその壁画は湿気のせいで、18カ月前からぼろぼろ崩れ始め、徐々に元の姿を失いつつあった。地元に住む80代の一人の女性は、それを見て、あることを決心したそうだ。
壁画の劣化を、ただじっと見ているだけなんてできない。修復しよう!
すると彼女は、塗料と筆を手に、自らキリスト壁画修復作業を開始。教会の運営者の許可もないまま、彼女だけによる修復は着々と進められていった。そして彼女の修復がついに完了した時、それを見た人々は凍りついたという。なぜなら彼女の絵が、恐ろしく下手だったから! 修復後の壁画には、元のイエス・キリストの姿はどこにもなく、そこにはまるで猿のような生き物が描かれていたとその壁画を見た人は言う。
おばあさんが修復した壁画はこちら。
おぉう…(困惑)
フレスコ画の修復を体験できるサイト「The Cecilia Prize」
そんな話題のフレスコ画の修復を体験できるサイト「The Cecilia Prize」が公開されていたので紹介します。
LINK:The Cecilia Prize(Webでの公開は終了しています)
操作はペンツールを使って塗るだけですので直感的に出来るかと思います。制作された作品は、www.ceciliaprize.comでまとめられています。
個人的にはこれが好きw