「汚名挽回」は誤用じゃない?国語辞典編纂者のツイートが話題に

日本語の誤用としてよく挙げられる「汚名挽回」という言葉。「名誉挽回」と混同して使ってしまい「汚名を取り戻してどうするんだよ」とツッコまれたことがある方もいるかと思います。

国語辞典

ご存知の通り、正しくは「汚名返上」。「汚名を返す」という意で世間では認知されていると思います。

しかし、なんとこの汚名挽回という使い方も間違いではないと国語辞典編纂者の飯間浩明さんがツイートして話題になっています。

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「汚名の状態を元に戻す」ということらしい

飯間浩明さんによると「挽回」は「元に戻す」という意味があるので、「汚名挽回」は「汚名の状態を元に戻す」と考えられ、誤用ではないとのこと。

国語辞典を編纂している人の発言とあって反響も大きいようです。

ネット上では「間違いだと思っていた」「知らなかった」と驚く人がいる一方、「しっくりこない」「何が正しいかわからなくなってきた」という声も出ています。飯間浩明さんはTwitter上で色々補足していますので、興味がある方はご覧ください。

LINK:飯間浩明 (IIMA_Hiroaki)さん

実際に誤用かどうかの判断は難しいですが、一般的に「間違った使い方」として認知されているので個人的には使わない方がいい気はします。皆さんはどう思いますか?