巷に流れている都市伝説や怖い話をまとめてご紹介。
怖がりなのになぜこんなまとめ記事を作ったのか…想像以上に怖くて記事を書いているうちに震えてきてしまいました(ガチ)心臓の弱い方は、若干閲覧にご注意ください…
紹介している数々の都市伝説、信じるか信じないかはあなた次第!
赤いクレヨン
不動産屋で働く友人から聞いた話。
その友人が担当するマンションの空室に、一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入るといつも何か違和感を感じていたのだが、ある日、その部屋の廊下が他の部屋より1メートル位短いことに気が付いた。他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと友人は思ったそうだ。
しかしなぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみると、どうやら本来の壁と今叩いている壁との間に空間があるようだった。イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい、管理人と一緒にその壁を壊してみた。
友人「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ」
でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと赤いクレヨンで「お母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さん……」と書かれていたそうだ。
結局その「お母さん」は消さずに壊した壁を元に戻し、友人はそのマンションの担当を後輩に譲ったんだって。
白い糸
ある女性が自分でピアスの穴を開けた。
耳がかゆくなってきたので、鏡を見ると 、ピアスの穴から白い糸のようなものが 出ていた。彼女は糸を引っぱったところ 、目の前が真っ暗になった。
実はこの白い糸は視神経で、彼女は失明した。
エイズメアリー
ある男性が出張でアメリカに行った時のこと、その日の会談も無事に終わり、夜になって男性はバーで酒を飲んでいた。すると、現地の女性が隣の席に座ってきた。その女性はとびっきりの美人であったため、男性は酒をおごって話しかけた。
二人はすぐに打ち解け、さらに杯を重ねていった。しばらくすると女性の方から、「もう遅いから場所を変えましょうか」と男性の耳元に囁いてきた。場所を変えるということは、暗にホテルに行くことを誘っているのだと思い、男性は狂喜した。
そして二人はホテルで愛し合い、朝になった。しかし、男性が起きた時には女性は既にいなくなっていた。もしやと思い、身の回りの貴重品を調べたが、何も盗られていなかったため男性は安心した。どうやら、女性は先に帰ったようだ。
男性も部屋を出ようと思い、身支度を整えるために洗面所へ向かった。しかし、そこで彼は絶叫することとなる。なぜなら洗面所の鏡に、女性のものと思われる口紅でこう書かれてあったからだ。「Welcome to the world of AIDS!! (エイズの世界へようこそ)」
ロズウェル事件
1947年7月アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェルのロズウェル陸軍飛行場で、軍は「 第509爆撃航空群の職員がロズウェル付近の牧場から潰れた「空飛ぶ円盤」を回収した」と発表した。
しかしその数時間後、第8航空軍司令官はこの報告を訂正し、「RAAF職員が回収したものは「空飛ぶ円盤」ではなく、気象観測用気球であった」と述べた。
1978年、UFO研究家のスタントン・T・フリードマンは、1947年の事件発生当時、問題の残骸の回収に関わったジェシー・マーセル少佐にインタビューを行い、「軍は異星人の乗り物を極秘裏に回収した」と発表した。
猿の惑星の秘密
猿の惑星とは、フランスの小説家フランスの小説家ピエール・ブールによるSF小説のことで、のちに映画化されている。この猿の惑星には、日本人があまり知らない秘密が存在する。なんとこの猿の惑星に出てくる猿は日本人がモチーフになっているというのだ。
作者のピエール・ブールは、ビルマでプランテーションを経営していたが、第二次大戦で日本軍によってビルマが占領され、捕虜として収容所に送られた。そこで、日本軍から家畜以下の扱いを受けたという。その時の体験を描いたのが小説『戦場にかける橋』である。ピエールは、農園でアジア人をこき使っていたが、今度は逆に日本人にこき使われるという「立場の逆転」が生じた。西欧では、古くからアジア人を猿として蔑視していたが、その「猿」によって支配されるという立場の逆転が生じ、それが猿の惑星における人間と猿の逆転の発想につながっている。
また、映画版の猿の惑星の猿は黒人を意味し、白人と黒人の逆転を描いてる。
ベッドの下の男
マンションで一人暮らしをしている女性の部屋に友人が遊びに来た。部屋にはベッドが一つしかないので、自分はベッドに寝て、友人は床に布団を敷いて寝させることにした。
夜も更けて寝ようとする女性に、突然友人は外へ出ようと誘う。あまりにしつこく誘う(コンビニに行こうと言いだし、女性が「一人で行けばいい」と言っても、どうしても一緒に行きたいと強引に誘うパターンが多い)のでしぶしぶ部屋を出ると、友人は血相を変えて彼女に「ベッドの下に包丁を握った男がうずくまっている」と言った。
凶悪な脱獄囚
若いカップルが深夜に人気のない山道でドライブをしていると、カーステレオのラジオから凶悪で危険な囚人が今走っている場所のすぐ近くにある刑務所から脱獄したと臨時ニュースが流れる。
怯えながらもドライブを続けていると、車のエンジンの調子がおかしくなり車が動かなくなる、男の方が「助けを呼んでくる」と一人で山道を行こうとするが、脱獄囚に怯えた女はそれを止める。最終的に「きちんとロックして車の中に居れば安全だ」と男が言い、それに納得した女は車の中で男の帰りを待つことになった。
女が車の中で男の帰りを待っていると、「ズリッ…」と時折、何かをこするような奇妙な音が聞こえる。女は恐怖に駆られたが男の言葉を思い出し、車の中で鳴り続ける奇妙な音を聞きながら、男の帰りを待つことにする。
やがて、日が昇ると一台のパトカーが女のいる車の近くにやってくる。女が安堵するとパトカーから二人の警官が降りてきて、「まっすぐこっちに歩いてきてください。ただし、決して振り返って後ろを見てはいけません」と奇妙なことを女に向かって言う。女は警官の指示通り、車を降りて警官のいる方向へ歩いて行くが、やがて好奇心に負けて後ろを向いてしまう。
そこには男の死体が道の脇にある木の枝に首に縄を掛けられ、吊るされていた。一晩中聞こえていた音の正体は、殺された男の死体が風に揺れて、車の屋根を死体の足が擦っていたものだったのだ。
この「カップルがドライブ中にトラブルにあう。車外に出たほうが殺され、車内に留まったほうが助かる」という類型の都市伝説は1988年のドイツなど古くから採集されている。
偽の警察官
ある女性が深夜、仕事からの帰り道、黒い服を着た男が走っていく姿を目撃する。
その翌日、女性がテレビ番組を見ていると、自宅の近くで殺人事件があったことを知る。同じ日、制服の警察官がやって来て「この近所で殺人事件があったのをご存知だと思うのですが、その件に関して何か心当たりはございませんでしょうか。」と、聞いてくる。
女性がドア越しに「何も知らないです。」と返答すると、警官は、「事件のせいでこの周辺の警備が強化されておりまして、私はパトロールでこの付近を巡回しています。また後日同じ時間にお尋ねしますのでその時に、もし何か思い出した事がございましたらどんなささいな事でも構いませんので教えてください」という旨の言葉を残して去っていく。
翌日も、翌々日も、その翌日も、決まった時間に警官は来る。女性は仕事熱心で立派な警察官だなと思いつつ、やはりドア越しに「知らない。」と答え続けていた。そんなある日、いつもの様に警官が帰った後、女性は事件当日に黒い服の不審な男を見た事を思い出す。
明日警官が来たら、その事を話そうと女性は思う。次の日の朝、女性がテレビ番組を見ていると、例の事件の犯人が捕まったとのニュースが流れる。だが、女性は犯人の写真を見て驚愕する。
捕まった男は、自分の家に聞き込みに来ていた警察官だった、若しくは、警察官に扮装して、女性が事件に関係する事を思い出さないか監視し、もし思い出せば口封じに殺害してしまおうと狙っていた犯人だった。
ドラえもんの伝説の回「タレント」
実際に存在しないと考えられているが、見たと主張する人は後を絶たない。内容のカオスさや、実際に放映されたのかすら分からないミステリアスさからドラえもん最怖エピソードの一つに数えられる。
雨の降る校庭で、のび太が傘を差しながら「地下世界の商店街へ行きたい」 と、ドラえもんに頼む。
2人は空き地で通り抜けフープのような道具で地底へ飛び込む。着いた先は地底とは思えないような明るい部屋だが照明はない。そこでベレー帽を被った少女が、のび太とドラえもんに赤い封筒、インク、鉛筆を手渡して、どこかへ消えていく。
2人が少女の後を追うと、警官のような妙な人達に「君達は撮影か、撮影ならアチラだ」案内される。木琴のような板が並べられている通路の先に行き着くと、その先に大きな地球のミニチュアがあった。するとその地球のミニチュアはパックリと割れて、中から黒い血のような液体が流れ出す。
それを2人が見て驚き、震えて抱き合って終了。
達磨女
ある日本人の新婚夫婦が新婚旅行で中国にやってきた。街中を観光しているとき、妻が「服を見たい」といって衣料品店に入っていった。夫は服選びを見るのもつまらないということで、店の外でブラブラしながら待っていた。
しかし、いつまで経っても妻が店から出てこない。不安に思った夫は店の中に入り探してみたが、そこにも妻の姿は見当たらなかった。店員にも妻のことを聞いたが「そんな人間は見ていない」というばかり。警察にも相談したが手がかりを見つけることはできなかった。滞在先のホテルにも戻っておらず、妻は煙のように消えてしまった。
夫は泣く泣く日本へ帰り、しばらく間を置いて中国へ妻を捜すために戻ってきた。だが夫の努力もむなしく妻は一向に見つからなかった。
妻の捜索に疲れた夫は、気分転換のために路地裏にある見世物小屋へと足を運んだ。「日本ダルマ」と書かれた看板にも興味をそそられた。小屋に入ると、看板にも書かれていた「日本ダルマ」が始まるところだった。そして夫はとんでもないものを見ることになる。
舞台の上では両手両足を切断され、樽のようなものに入れられた女が見世物にされていた。舌も抜かれているのだろうか?女は声にならない悲鳴を上げている。見世物小屋の関係者らしき人間が傍でニヤニヤしながらその様子を見ていた。
『こんな悪趣味なものが見世物になるなんて…』
夫は吐き気を抑えつつ舞台を見ていたがあることに気付き、気持ち悪さも忘れて呆然と立ちつくした。たった今、舞台の上で見世物になっている両手両足のない女、それはまぎれもなく衣料品店から失踪した妻の変わり果てた姿だった。
少女を探す男
真夜中の山道で、およそその場には似つかわしくない少女が走り去る姿をドライバーが目撃する。
不審に思っていると、続けて一人の男が現れ「ここら辺で少女を見なかったか?」と声を掛けてくる。父親が迷子の娘を探していると思ったドライバーは、少女が走り去った方向を男に教え、そのまま帰宅する。
後日、件の山道で殺人事件があり、その犯人が少女を探していた男だったことを知ったドライバーは、猟奇殺人犯の元から逃げ出した少女の行き先を教えてしまったことに気付き、驚愕した、というもの。
少女の行き先を尋ねた男が、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人で、場所が青木ヶ原樹海周辺、少女は事件の最後の被害者とされる派生系もある。
向かいのマンションの女
ある夜、ある男性がマンションの一室から美しく輝く星空を見上げていた。男性がふと向かいのマンションに目をやると、その部屋の住人らしき女性も同じく星空を見上げていた。
その後も男性が夜空を見上げる日には必ず女性も夜空を見上げており、男性は次第に彼女に好意を持つようになる。
ある日、男性は彼女に会おうと決意し(空が曇っていて星が見えていないのに、空を見上げていることを不審に思い、というパターンも存在する)、向かいのマンションの彼女の部屋を訪ねる。
扉を開けると、そこには窓際で首を吊って死んでいる彼女の姿があった。首を吊って死んでいる姿が、夜空を見上げているように見えていたのである。
ビデオカメラ
一人暮らしをしている大学生の男がいた。男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」と困っていると、友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」と具体的な解決策を提示してくれた、
やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある、「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。
しばらくは何も写らなかった。しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。
男は言葉を詰まらせた。部屋に入って来たのは自分だった。そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める、そこでビデオは終わっていた。