Firefoxの拡張機能を5個しか入れられないなら|必須アドオンベスト5

Firefox

拡張機能をあれこれ入れているうちに、気づけば数十個——。便利なはずが、どれが本当に効いているのか自分でも分からなくなってくる。Firefoxを長く使っている方なら、一度はこの沼にはまった経験があるはずです。

そこで昔から私がときどきやるのが、「もし5個しか入れられないとしたら、どれを残すか」という縛りで自分のアドオンを見直す遊びです。数を絞ろうとすると、ふだん惰性で入れているものと、本当に手放せないものとの差がくっきり見えてきます。

この記事では、2026年の現行Firefoxで実際に使えるものだけを対象に、もし5個に絞るなら私はこれを残すという必須アドオンベスト5を、一人称で本音まじりに紹介します。

ちなみにこの記事、もともとは2013年に書いたものでした。当時の私が選んだのはFireGesturesやLazarusといった顔ぶれだったのですが、2017年11月の「Firefox Quantum(バージョン57)」で拡張機能の仕組みがまるごと刷新され、それ以前の古い形式(XULなど)のアドオンは一斉に動かなくなってしまいました。当時のベスト5も、いくつかはそのまま姿を消しています。なので今回は中身を全部入れ替えて、2026年の今、私が本気で5個に絞るならこれ、という新しい顔ぶれでお届けします。

5個に絞るなら、私はこれを残す

あらかじめ言っておくと、これは「万人向けの定番5選」ではありません。Web制作を長年やってきて、毎日Firefoxに張りついている私の、極めて個人的な手放せない5つです。あなたの使い方次第で答えは変わるはずなので、選び方の参考にしてもらえたら十分です。

Gesturefy(ジェスチャーフィー)

兎にも角にも、マウスジェスチャーだけは絶対に外せません。これがないとブラウジングできない体になってしまいました。

2013年版で1位に挙げていたのは「FireGestures」でしたが、これはQuantumで使えなくなった代表格です。その後継として私が落ち着いたのがGesturefy。マウスを軽く動かすだけで「戻る」「進む」「タブを閉じる」といった操作ができ、設定できるジェスチャーの数も豊富です。一度この快適さを覚えると、いちいちボタンを探す生活には戻れません。

参考:Gesturefy(Firefox公式アドオンページ)

uBlock Origin(ユーブロック・オリジン)

広告ブロッカーの大定番です。わずらわしいネット広告や、こちらの行動を追いかけてくるトラッカーをまとめて遮断してくれます。

たくさんブロックしているのに動作がとても軽いのが、この拡張機能のいちばんの強みです。無料でオープンソースという安心感もあり、私の中ではもはや「入れないという選択肢がない」存在になっています。5個縛りでも、これだけは文句なしで残します。

参考:uBlock Origin(Firefox公式アドオンページ)

Bitwarden(ビットウォーデン)

サイトごとに違うパスワードを安全に保管してくれる、パスワード管理の拡張機能です。2013年版では当時愛用していたLastPassを入れるか最後まで悩んだのですが、今そのポジションを担っているのがこのBitwardenです。

複雑なパスワードを自動で作って覚えておいてくれて、ログイン画面では自動入力までしてくれます。基本機能は無料で、スマホアプリとも連携できる。仕事柄いくつものサイトに出入りする私にとって、これがないと一日が回りません。パスワードの使い回しから卒業したい方にも、心からおすすめします。

参考:Bitwarden(Firefox公式アドオンページ)

Form History Control(フォーム・ヒストリー・コントロール)

これは、2013年版で「神アドオン」と絶賛していたLazarusの後継にあたる一本です。フォームに入力した文字を自動で保存しておいてくれて、いざというときに復元できます。

ブログを書いている途中でブラウザが落ちたり、うっかり戻るボタンを押して入力内容が消し飛んだり——。あの絶望を一度でも味わったことがあるなら、この拡張機能のありがたみが分かるはずです。Lazarus自体はQuantumで使えなくなってしまいましたが、こうして同じ役割を果たしてくれるアドオンが現役で残っているのは、文章を書く人間として本当に助かります。

参考:Form History Control(Firefox公式アドオンページ)

Dark Reader(ダークリーダー)

どんなWebサイトでも、画面を目にやさしい暗い配色(ダークモード)に変えてくれる拡張機能です。夜にパソコンを使っていると、真っ白なページがまぶしくて目が疲れますよね。

サイト側がダークモードに対応していなくても、自動で暗い配色に整えてくれます。明るさやコントラストも細かく調整できるので、自分の目に合わせ込めるのが嬉しいところ。一日の大半をブラウザの前で過ごす私にとって、地味ながら確実に効いてくる5枠目です。

参考:Dark Reader(Firefox公式アドオンページ)

5枠から惜しくも漏れたもの

5個という縛りは、やってみると本当に悩ましいものです。最後まで残すか迷った拡張機能も挙げておきます。

たとえばタブを縦に並べて整理してくれる「Tree Style Tab」。タブを開きすぎる私にはありがたい一本ですが、これは使い方がはっきり分かれるので、5枠ではなく好みで足す枠に回しました。動画や画像を保存できる「Video DownloadHelper」も長年お世話になっていますが、毎日必ず使うかと問われると、上の5つにはあと一歩およばずでした。

結局、5個に絞ると残るのは「毎日、無意識に使っているもの」だけなのだと、あらためて気づかされます。便利そうという理由で入れたものは、たいてい縛りの前で脱落していきました。

まとめ

もしFirefoxに5個しか拡張機能を入れられないとしたら、私が残すのはこの5つです。マウス操作を快適にする「Gesturefy」、広告とトラッカーを断つ「uBlock Origin」、パスワードを守る「Bitwarden」、入力内容を救ってくれる「Form History Control」、そして目をいたわる「Dark Reader」。

2017年のQuantumで昔の定番がごっそり入れ替わった今も、本当に手放せない役割は、形を変えてちゃんと現役のアドオンが引き継いでくれています。2013年に挙げたFireGesturesやLazarusの居場所が、GesturefyとForm History Controlに受け継がれているのを見ると、なんだか感慨深いものがあります。

たくさん入れて重くするより、本当に毎日使うものだけを厳選する。これが長くFirefoxと付き合ううえでの私なりの結論です。まずは気になった1つから試してみて、自分の5枠を決めてみてください。もっとたくさんの候補から選びたい方は、現役の定番をまとめた一覧記事もあわせてどうぞ。

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