気になる人に送ったLINEに既読がついたまま、返事が来ないで30分。スマホを伏せたり表に返したりしているうちに、なぜか恋愛の心理テストを開いていた、なんて夜はありませんか?
「尽くすタイプ」と言われてどきっとするのは、図星というより、うすうす気づいていたことを先に言葉にされたからでしょう。「やきもち焼き」「追われたいタイプ」と書かれると、反論より先に心当たりが浮かんできます。
1948年、アメリカの心理学者バートラム・フォアは、学生たちに「あなたの性格の分析結果」を渡し、どれだけ当てはまるかを0〜5点で採点してもらいました。平均は4.26点。ところがその分析文は全員同じで、しかも星占いの文章をつなぎ合わせて作ったものでした。
それでも学生たちは、自分のことを言い当てられたと感じたんです。恋愛の心理テストが当たって見えるのも半分はこの仕組みで、残りの半分は、自分で答えを選んだという事実のほうにあると私は見ています。
恋愛心理テストで分かるのは相手との相性ではなく、恋をしたときに自分がどこで急ぎ、どこで黙り込むかというクセのほうで、それは選んだ答えより、ほかの答えをなぜ選ばなかったかに出ます。
私はこの手のテストで、選んだほうの解説より、選ばなかったほうの解説に「うわ、これは自分だ」と刺さることのほうが多いです。答えをスマホのメモに書いてから解説を開くと、あとから答えを変えるズルもできませんよ!
出会いと片思いの心理テスト|恋愛傾向が分かるQ1〜Q5
まだ付き合っていないころの行動には、付き合ってからよりも素直にクセが出ます。
Q1. 雨の駅で、傘のない気になる人
夕方の駅。外は土砂降りで、気になっている人が改札の前で困った顔をしています。あなたの傘は1本だけ。どうしますか?
- A 自分の傘に入れて、相手の家の近くまで送る
- B 傘を貸して、自分は走って帰る
- C コンビニまで走り、傘をもう1本買って渡す
- D 声をかけられないまま、先に帰る
【解説】好きな人との距離の詰め方が出ます。
Aを選んだ人は、チャンスが来たら一気に近づくタイプ。相合い傘の気まずさより、話せる時間が増えるほうを取ります。
Bは、自分が濡れても相手の記憶に残りたい人です。尽くすのが苦にならないぶん、見返りが来ないと後からじわじわ効いてきます。
Cを選んだ人は、気持ちより先に形を整える段取り派ですね。恋愛でも「何をすれば正解か」を先に考えます。
Dは、断られる場面を先に想像してしまう人。帰りの電車で「やっぱり声をかければよかった」と5回くらい考えるのが、このタイプです…
Q2. 初デートの待ち合わせ
初めてのデート。待ち合わせ場所に、あなたは何分前に着きますか?
- A 15分以上前
- B 5分前
- C 時間ぴったり
- D 少し遅れる
【解説】恋愛で、どこまで主導権を握っていたいかが分かります。
15分以上前に着くAの人は、場の様子を先に知っておきたい人。待つ側に回っているほうが落ち着くので、付き合ってからも予定を立てるのはだいたいこちらです。
5分前のBは、相手と対等でいたい人。どちらかだけが我慢する関係を何より嫌います。
Cのぴったりに着く人は、恋をしても自分のペースを崩しません。会えない日が続いても平気な顔でいられる強さがある反面、「冷たい」と言われがち。
Dの少し遅れる人には、待っていてもらえるかどうかで相手の気持ちを確かめたい面があります。もちろん、単に朝が弱いだけの人も混ざっていますw
Q3. 好きな人のSNS
好きな人のSNSを開きました。最初に見るのはどこですか?
- A 最新の投稿
- B 投稿に「いいね」している人
- C 何年も前の投稿
- D フォローしている人の一覧
【解説】やきもちがどこへ向くかが出ます。
Aの人は、いまの相手にしか興味がありません。過去は過去と割り切れるので、嫉妬は少なめです。
Bを選んだ人は、相手の周りの人間関係が気になるタイプ。やきもちの矛先が、相手本人より周りの誰かへ向きます。
Cの、何年も前までさかのぼる人は、相手の過去ごと知りたい人。独占欲は強めで、夜中に3年前の写真へうっかり「いいね」を押して青ざめる事故も、このタイプに多いでしょう。
Dのフォロー一覧を見る人は、自分が入り込む余地があるかを測っています。恋をしていても冷静に計算できる人です。
Q4. 「今度ごはん行かない?」のLINE
気になる人から「今度ごはん行かない?」とだけLINEが来ました。返事はどうしますか?
- A すぐに空いている日を3つ送る
- B 「行きたい!」とだけ返す
- C 少し時間を置いてから返す
- D 「ほかに誰か来る?」と聞く
【解説】恋の駆け引きをどう考えているかが分かります。
Aは駆け引きをしない人。話が早いぶん、相手のほうが「押されている」と感じることもあります。
Bを選んだ人は、気持ちは素直に出して、具体的な話は相手に任せる人。相手の出方を見る余裕があります。
Cの時間を置く人は、追う側より追われる側でいたい。置きすぎて、その間に相手が別の予定を入れてしまう失敗も起きやすいタイプです。
Dは、二人きりかどうかを先に確かめたい人。期待しすぎて傷つくのが嫌なので、守りを固めてから動きます。
Q5. 告白するならどこで
好きな人に気持ちを伝えると決めました。どこで告白しますか?
- A 一緒に歩いている帰り道
- B 夜景の見える場所
- C 電話かLINE
- D 自分からはしない
【解説】振られたときの逃げ道を、どう用意しているかが出ます。
帰り道を選んだAの人は、断られてもそのまま歩いて帰れる場所を選んでいます。自然体に見えて、実は逃げ道をしっかり計算している人かもしれません。
Bの夜景を選ぶ人は、場の力も借りたいロマンチスト。準備に手間をかけるほど燃えます。
Cの電話かLINEの人は、相手の表情を見るのが怖い。そのかわり、言葉選びには誰より時間をかけます。
Dの自分からはしない人は、選ばれる側でいたい人です。告白されたときにすぐ返事ができるよう、気持ちの整理だけは早めに済ませています。
恋人に求めるものが分かる心理テスト|Q6〜Q10
付き合ってからの場面です。恋人に何を任せたいかは、自分では意外と答えにくいもの。
Q6. 1泊旅行の決め方
恋人と1泊の旅行に行くことになりました。行き先と宿は誰が決めますか?
- A 全部自分で決める
- B 行き先だけ自分が決めて、宿は相手に任せる
- C 相手に全部任せる
- D 二人でスマホを見ながら決める
【解説】恋人に求めている役割が分かります。
Aの人は、恋人に「ついてきてくれる人」を求めています。相手が楽しんでいるかを気にしすぎて、旅行先で一人だけ疲れていることも。
Bを選んだ人は、大きな方向は自分で、細かいところは相手に。恋人には、自分と違う得意分野を持っていてほしい人です。
Cの任せる人は、恋人に安心をくれる人を求めています。決めてもらった宿に文句を言わないのが、このタイプのいいところ。
Dの二人で決める人にとって、恋人は相棒です。決めるまでの時間そのものが楽しいので、結局どこへ行っても満足します。
Q7. 誕生日のプレゼント
恋人から誕生日にもらって、一番嬉しいのはどれですか?
- A 手書きの手紙
- B 前から欲しかった物
- C 二人で出かける日帰り旅行
- D 何が出てくるか分からないサプライズ
【解説】愛情を何で確かめたいかが出ます。
Aは言葉で確かめたい人。「好き」を口に出してもらえないと、不安が少しずつたまっていきます。
Bを選んだ人は、自分のことを見てくれていたかで確かめるタイプ。何気なく話した一言を覚えていてもらえると、それだけで満たされます。
Cは一緒に過ごす時間で確かめたい人です。高い物より、予定を空けてくれたことのほうに価値を感じます。
Dのサプライズを選んだ人は、恋人に刺激を求めています。関係が落ち着いてくると「つまらない」と感じやすいのも、このタイプですね。
Q8. 恋人の部屋で目がいく場所
恋人の部屋に初めて遊びに行きました。つい目がいくのはどこですか?
- A 本棚
- B 冷蔵庫の中
- C 飾ってある写真
- D 洗面所
【解説】恋人のどこを見て、相手を判断しているかが分かります。
Aの本棚を見る人は、相手の中身を知りたい人。好みより、考え方が合うかどうかを気にします。
Bの冷蔵庫を開けたくなる人は、生活が合うかを見ています。一緒に暮らすところまで、もう想像しているはず。
Cの写真が気になる人は、相手の人間関係を知りたい人。誰と写っているかを、聞かれてもいないのに覚えてしまいます。
Dの洗面所を見る人は、清潔感で判断するタイプ。歯ブラシが2本あったら……という心配をするのも、たいていこの人です。
Q9. 「どこでもいい」と言われたら
恋人に「夕飯どこがいい?」と聞いたら、返ってきたのは「どこでもいい」。どうしますか?
- A 自分の行きたい店に決める
- B 候補を3つ出して選んでもらう
- C 相手が好きそうな店を探す
- D 「本当にどこでもいいの?」と聞き返す
【解説】恋人の本音を、どう扱うかが出ます。
Aの人は、言葉をそのまま受け取る人。裏を読まないので、気楽な関係を作れます。あとで「本当はラーメンの気分じゃなかった」と言われることはあっても。
Bを選んだ人は、押しつけたくないけれど、放り投げもしないバランス型です。
Cは相手の好みを先回りする人。尽くし上手ですが、自分の食べたい物はいつの間にか後回しになっています。
Dの聞き返す人は、「どこでもいい」の裏に何かあると感じる人です。勘が鋭いぶん、恋をすると人より疲れやすいでしょう。
Q10. 理想の恋人を動物にたとえると
理想の恋人を動物にたとえるなら、どれが近いですか?
- A 犬
- B 猫
- C うさぎ
- D オオカミ
【解説】恋人との距離感の好みが分かります。
Aの犬を選んだ人は、いつもそばにいて、気持ちを分かりやすく出してくれる人がいい。連絡はこまめなほうが安心します。
Bの猫は、自分のペースを持っている人に惹かれるタイプ。べったりされると、かえって冷めてしまいます。
Cのうさぎを選んだ人は、守ってあげたい気持ちが強い人です。頼られることで、自分の居場所を感じます。
Dのオオカミは、引っぱってくれる人や、少し危うさのある人に惹かれる人。穏やかな恋が続くと、物足りなさを感じることもありそうです。
本音とやきもちが分かる心理テスト|Q11〜Q15
人にはあまり言わない部分です。考え込むほど、人に見せても平気な答えを選びがちになります。
Q11. 恋人のスマホに知らない名前
机の上に置いてあった恋人のスマホが光りました。通知に出ているのは、あなたの知らない名前です。
- A 気にしない
- B 「誰?」と軽く聞く
- C その場では聞かず、あとで話題に出す
- D 気になって、ほかの話が頭に入らなくなる
【解説】不安になったときの動き方が出ます。
Aの人は、恋人を信じているか、自分のことで頭がいっぱいかのどちらか。どちらにしても、相手にとっては気楽な恋人です。
Bのその場で聞ける人は、もやもやを残さない人。聞き方が軽いうちは、関係もうまく回ります。
Cは、確かめたいけれど疑っていると思われたくない人です。遠回しに聞くぶん、相手には意図が全く伝わっていないことも多いんです。
Dの人は、恋人を大事に思う気持ちが、そのまま不安になって出るタイプ。通知1つで夕飯の味が分からなくなるなら、相当好きな証拠でしょう。
Q12. 異性の友だちと二人で飲みに
恋人が「異性の友だちと二人で飲みに行く」と言いました。どこまでなら平気ですか?
- A 何時まででも平気
- B 終電までなら
- C 前もって言ってくれれば
- D 二人きりは嫌
【解説】恋人に求める線引きが分かります。
Aの人は、恋人の交友関係を自分とは別のものとして考えられる人。そのかわり、自分が同じことをしても怒らないでほしいと思っています。
Bの時間で線を引く人は、ルールがあれば安心できるタイプ。約束が守られているかぎり、細かいことは言いません。
Cの人が気にしているのは、中身より順番です。あとから知らされることが、何よりこたえます。
Dと言える人は、自分の気持ちを隠さない人。我慢して笑っているより、ずっと健全かもしれませんね。
Q13. 返信が半日来ない
恋人からの返信が、半日たっても来ません。最初に頭に浮かぶのは?
- A 忙しいんだろうな
- B 何か怒らせたかな
- C 何かあったんじゃないか
- D こっちも返さないでおこう
【解説】不安になったとき、矢印がどこへ向くかが出ます。
Aの人は、不安を相手の事情で説明できる人。恋をしても生活が崩れません。
Bを選んだ人は、矢印が自分に向くタイプです。送ったメッセージを読み返して、スタンプの選び方まで後悔します。
Cは最悪の場面を先に想像する人。心配性は、それだけ相手を大事にしている裏返しでもあります。
Dのやり返す人は、傷つく前に対等に戻りたい人。プライドが恋を守っていることもあれば、すれ違いのもとになることもあります。
Q14. デートの日の写真
二人で出かけた日。写真はどうしますか?
- A 自分から「撮ろう」と言う
- B 相手が言い出すのを待つ
- C 撮らない
- D 景色や料理ばかり撮る
【解説】関係を形に残したいかどうかが分かります。
Aの人は、二人でいる証拠を残したい人。スマホのアルバムが恋人の写真で埋まっていくのが嬉しいタイプです。
Bは、撮りたい気持ちはあるのに、言い出すのは相手であってほしい人。求められたい気持ちが強めです。
Cの撮らない人は、いまその場を楽しむことに集中したい記憶派。
Dの景色や料理を撮る人は、恋人そのものより「二人で過ごした日」を残したい人です。半年後にアルバムを見返したら、恋人が1枚も写っていなかった、なんてことも。
Q15. 元恋人と連絡を取っていると言われたら
恋人が「元恋人と、たまに連絡を取っている」と打ち明けてきました。あなたの気持ちに近いのは?
- A 理由しだい
- B 言ってくれたから気にしない
- C 平気なふりをして、ずっと引っかかる
- D 連絡をやめてほしいと伝える
【解説】やきもちを外に出すか、しまっておくかが出ます。
Aの人は、感情より筋で判断する人。納得できる説明があれば、本当に引きずりません。
Bを選んだ人は、正直さを重く見るタイプ。隠しごとをされるほうが、元恋人の存在よりこたえます。
Cは、20問の中でも特に本音をしまいがちな人です。何か月もたってから、関係のない場面で急に思い出して聞いてしまうことがあります。
Dと伝えられる人は、関係のルールを二人で決めたい人。言いにくいことを口に出せるのは、立派な強さです!
ケンカと別れ方のクセが分かる心理テスト|Q16〜Q20
最後は、うまくいかなくなったときの5問です。
Q16. ケンカのあと、先に謝るのは
恋人とケンカをしました。たいてい先に謝るのはどちらですか?
- A 自分
- B 相手
- C どちらも謝らず、いつの間にか元通り
- D 時間を置いて、文章で謝る
【解説】関係を立て直すときの力の出し方が分かります。
Aの人は、勝ち負けより関係が戻るほうを選ぶ人。自分が悪くないときまで謝っていると、あとで不満が噴き出すので気をつけたいところです。
Bを選んだ人は、自分の正しさを分かってほしい人。謝られた瞬間に、綺麗に機嫌が直ります。
Cは、話し合いより時間に任せる人です。同じケンカを何度も繰り返しやすいのは、このタイプ。
Dの文章で謝る人は、顔を見ると素直になれない人。そのかわり、送る前に10回は読み直しています。
Q17. ケンカ中に出る一言
ケンカの最中、つい言ってしまいがちなのはどれですか?
- A 「もういい」
- B 「前もそうだったよね」
- C 「なんで分かってくれないの」
- D 何も言わずに黙る
【解説】追いつめられたときの、自分の守り方が出ます。
Aの「もういい」は、話を打ち切って自分を守る言葉です。本当はもうよくないことを、言った本人が誰よりも分かっています。
Bの過去を持ち出す人は、我慢をためこむタイプ。1回目で言えなかったことが、3回目にまとめて出てきます。
Cを選んだ人は、正しさより気持ちに寄り添ってほしい人。解決策を出されると、かえってこじれます。
Dの黙る人は、言葉にした瞬間に後戻りできなくなるのが怖い人です。相手からは「無視された」と受け取られやすいので、そこはかなり損をしています。
Q18. 別れ話の伝え方
別れ話をすると決めました。どうやって伝えますか?
- A 直接会って
- B 電話で
- C LINEで
- D はっきり言わず、少しずつ連絡を減らす
【解説】終わらせ方の責任を、どう考えているかが分かります。
Aの人は、最後まで向き合いたい人。相手に泣かれると決心が揺らぐ優しさも持っています。
Bの電話を選んだ人は、声で気持ちは伝えたいけれど、顔を見ると言えなくなると自分で分かっている人です。
Cは、言い争いになるのを避けたい人。冷たいと言われがちでも、言葉を選ぶ時間がほしいという理由があります。
Dの連絡を減らす人は、自分が悪者になるのが何より苦手。相手のほうから「別れよう」と言ってほしい気持ちが、どこかにあります。
Q19. 元恋人からもらった物
別れた恋人からもらった物が、部屋に残っています。どうしますか?
- A すぐに処分する
- B 箱にしまっておく
- C 気に入った物は使い続ける
- D フリマアプリに出す
【解説】終わった恋との距離の取り方が出ます。
Aの人は、次へ進むために区切りが必要な人。引きずらないぶん、ふと思い出した日に一気にくることもありそうです。
Bを選んだ人は、恋の思い出を自分の一部として残したい人。何年かたって箱を開け、ひとりで笑えるタイプです。
Cは、物は物と割り切れる人。新しい恋人に「それ、誰にもらったの?」と聞かれて言葉に詰まる場面にだけは注意です。
Dのフリマアプリに出す人は、気持ちの整理と実利の両方を取りたい現実派。説明文に「数回使用」と打つとき、少しだけ指が止まるかもしれません。
Q20. 何年かたって街ですれ違ったら
何年かたって、元恋人と街ですれ違いました。あなたは?
- A 自分から声をかける
- B 気づかないふりをする
- C 目が合ったら会釈だけ
- D あとで友だちに報告する
【解説】いまのあなたが、過去の恋をどう思っているかが分かります。
Aの人は、その恋をいい思い出として終えられた人です。
Bの気づかないふりをする人は、まだどこかで終わっていない人。相手を嫌いなのか、まだ好きなのかは、本人にしか分かりません。
Cの会釈だけの人は、ほどよい距離を知っている大人の対応ですね。
Dを選んだ人は、その恋を話のネタにできるくらい消化できた人。報告の第一声が「ちょっと聞いて!」なら、なおさらです。
恋愛心理テストが当たる気がするのはなぜ?|バーナム効果
20問の解説のうち、「これは自分のことだ」と感じたのは何問ありましたか。
全員に同じ文章を配ったフォアの実験
1948年にフォアが学生たちに配った分析文は、「あなたは人から好かれたい、認められたいという気持ちが強い」のような、ほとんど誰にでも当てはまる文を組み合わせたものでした。学生たちはそれを0〜5点で採点し、平均は4.26点。採点が終わってから、フォアは全員に同じ文章を渡していたと明かしています。
同じ実験はその後も心理学の授業で何百回とくり返されていて、平均はやはり5点満点の4.2前後になるそうです。
参考:The Skeptic’s Dictionary「Forer effect」
名前は興行師バーナムから
誰にでも当てはまる言葉を、自分だけのことだと受け取ってしまう現象は「バーナム効果」と呼ばれます。
名付けたのはアメリカの心理学者ポール・ミールで、1956年のこと。「誰にでも当てはまる何かがある」という興行師P・T・バーナムの言葉にちなんだ名前で、フォアの名前をとって「フォアラー効果」とも呼ばれます。
既読を待つ、やきもちを焼く、謝るタイミングを逃す。恋の場面は誰でも一度は通るので、恋愛の心理テストは、性格を当てるテストよりさらに「当たっている」と感じやすいのだと思います。
ここまでの20問の解説も、どれだけ当たるかは私にも断言できません。それでも、4つの答えのうちどれで迷ったかは、解説ではなくあなた自身が出した答えです。
※ここで紹介した解説は遊びとして作ったものです。性格や相性を判定するものではありません。
まとめ
雨の駅で傘を差し出すか、声をかけずに先に帰るか。20問の答えに出ていたのは、恋人がいるかどうかに関係なく、恋をしたときの自分の動き方です。
出会いの5問は距離の詰め方、恋人に求めるものの5問は任せたい役割を見ていました。やきもちの5問で分かるのは不安になったときの矢印の向きで、ケンカと別れの5問は関係の終わらせ方。同じ人でも、場面が変わると違うタイプが顔を出します。
逆に、同じクセが場面を変えて何度も出てくることも。Q4で少し時間を置いてから返す人が、Q13では「こっちも返さないでおこう」を選んでいる、といった具合です。追われる側でいたい気持ちは、片思いのころからケンカの最中まで続いているのかもしれません。
フォアの実験では、全員に配った同じ分析文に平均4.26点がつきました。恋愛の心理テストの解説が当たって見えるのは、半分はこのバーナム効果のせいでしょう。誰でも一度は通る恋の場面ほど、「自分のことだ」と感じやすくなります。
恋愛心理テストで分かるのは相性の正解ではなく、恋をしたときの自分のクセです。
Q11の通知の場面で手が止まった人や、Q19で元恋人からもらった物を1つ思い浮かべてしまった人は、解説の1行より、その一瞬のほうがよほど正直だと思いませんか?
私も自分で20問に答えてみたら、Q4はA、Q17はDでした。誘われたらすぐ日程を3つ送るのに、ケンカになると黙り込む。自分で書いた解説に、自分で耳が痛くなりました。