【iPhone・iPad】「FaceTime」の通話料は有料?無料?便利な使い方を解説

iPhoneやiPadなどアップル端末で利用できるアプリ「FaceTime」。

FaceTime

私は今まで全く使っていなかったのですが、最近iPhoneのキャリアを変えて家族通話ができなくなったので、FaceTimeについてちょっと調べみました。その結果、「なんで今まで使っていなかったんだろ…」と思うほど、実用性の高いアプリだということがわかりました。

私のようにFaceTimeを使ったことのない方は意外と多いと思います。FaceTimeは仕組みを理解していれば、スマホの通話料をかなり節約できるので、是非有効に活用してみてください。

FaceTimeとは

FaceTimeとはアップルが開発したVoIP、ビデオ通話(ビデオ電話)ソフトウェアアプリケーションおよびそれに関連するプロトコルである。

iOSの携帯情報端末やMac OS X v10.6.6以降のMacintoshコンピュータに対応する。使用にはiOSデバイスでは前面搭載カメラ(iPhone 4以降の全iOSデバイスに搭載)、MacintoshコンピュータではWebカメラが必要となる。

LINK:FaceTime – Wikipedia

一言で説明すると、iPhoneやiPadなどの端末を使って通話のできる技術(アプリ)です。SkypeやLINEと同じような仕組みと考えていいと思います。

FaceTimeの通話料金は本当に無料なの?

結論から言ってしまうと“通話料金は”無料です。

なぜ通話料金がかからないのかと言えば、電話回線ではなくネット回線を利用するからです。つまり、厳密には無料ではなく「データ通信料」はかかっています。

ただ、現在キャリアと契約をしているスマートフォンユーザーのほとんどがパケット定額を選択しているため、実質無料で利用できるということになります。

以前はWi-Fi回線のみで使用できたのですが、iOS 6から3G回線などの携帯電話回線でも使用することができるようになりました。これは大きいですね。

FaceTimeの利用条件は?

iPhoneやiPadなどアップルのデバイスであれば使えますが、一部古い端末だと利用できません。FaceTimeの対応端末は以下の通り。

  • iPhone 4以降
  • iPad 2以降
  • iPod touch 第4世代以降
  • Mac OS X v10.6.6以降

キャリアは違っても大丈夫です。ドコモ・au・SoftBank、どのキャリア同士でも通話料金はかかりません。また、「FaceTime=ビデオ通話」というイメージが強いかもしれませんが、音声通話だけでも利用できます。

FaceTimeを利用する上での注意事項

FaceTimeは3G・LTE・Wi-Fi回線などを利用しているため、通話するためにデータ通信料金を支払う必要があります。もしパケット定額を契約せずにFaceTimeを使いまくった場合、いわゆる「パケ死」という状態に陥る可能性があります。

また、現在のキャリアのパケット定額プランだと、LTE通信を行える通信量は基本的には7GB/月までという点も注意。

7GBを超えても通信は出来ますが、当月末までの通信速度は最大128kbpsに制限されます。LTEに慣れてしまうと、128kbpsは相当遅く感じると思います。※LTEの理論上の最高通信速度はダウンロードで100Mbps以上、アップロードで50Mbps以上です。

もちろんWi-Fiでつなげばキャリアのデータ通信料金は発生しませんので、Wi-Fiを利用できる環境であればそちらを利用するのが一番安心です。ちょっと面倒かもしれませんが、利用時にはこまめに切り替えるのがベストな運用方法だと思います。

FaceTimeは通話料はかかりませんが「完全無料」というわけではないので、仕組みを理解した上で有効に利用しましょう!

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