Google画像検索で類似画像を探す方法|逆画像検索のやり方をPC・スマホ別に解説

Googleのロゴ

ネットで見かけた写真について、「これ、どこで撮られたんだろう?」「写っているこの建物、なんていう名前だろう」と思ったことはありませんか。あるいは、手元にある小さな画像の、もっと大きいサイズが欲しくなったり。

そんなときに役立つのが、手持ちの画像そのものをキーにして検索する「逆画像検索」です。キーワードではなく画像を投げて、似た画像や元ネタを探し出してくれる機能ですね。文字でうまく言い表せないものほど、その威力を発揮してくれます。

私もブログを書いていると、海外サイトで拾った画像の出どころを確かめたり、より高解像度の同じ写真を探したりする場面が日常的にあります。地味な機能ですが、一度覚えてしまうと本当に手放せません。Web制作の仕事でも、素材の権利関係を確認するのにこっそり活躍しています。

この記事では、2026年現在のGoogleレンズに統合された逆画像検索のやり方を、PC・スマホそれぞれの手順に分けて解説します。

実はこの機能、昔の「カメラのアイコンをクリックして画像をアップロード」という操作からだいぶ姿を変えました。今はChromeの右クリックひとつで完結するくらい手軽になっています。古い手順のまま「アイコンが見当たらない」と迷っている方も、これを読めば最新のやり方でスッキリ使えるようになります。後半では便利な使いどころや、Google以外の逆画像検索サービスについても紹介していきます。

逆画像検索とは?キーワード検索との違い

通常のGoogle検索は、文字(キーワード)を入力して情報を探します。これに対して逆画像検索は、画像そのものを手がかりにして「この画像に似たもの」「この画像が使われているページ」を探す検索方法です。

たとえば旅行先で撮った建物の写真を投げれば、その建物の名前が分かることがあります。ネットで拾ったイラストを投げれば、無断転載されたコピーではなく描き手の元ページにたどり着けることもあります。

言葉にしづらいものを探すのが得意、というのが逆画像検索の最大の強みです。「赤くて丸くて、こういう模様の…」と説明するより、写真を1枚渡すほうが早いわけですね。

【重要】今のGoogle画像検索は「Googleレンズ」に統合された

まず押さえておきたい大きな変化があります。かつてGoogle画像検索には、検索バーにカメラのアイコンが並び、そこから画像をアップロードする「画像で検索」という独立した機能がありました。

ところが現在は、逆画像検索の中身が「Googleレンズ(Google Lens)」へと置き換わっています。2025年にかけてChromeの右クリックメニューなどが順次レンズ表示に切り替わり、今では画像から検索すると基本的にレンズの結果画面が開く形になりました。

とはいえ、難しくなったわけではありません。むしろ操作はシンプルになり、似た画像だけでなく「画像の中の物体」や出典ページもまとめて出してくれます。呼び名がレンズに変わった、と捉えておけば大丈夫です。

PC(パソコン)で逆画像検索するやり方

パソコンでは、探したい画像が「すでにネット上にある」場合と「自分のPCに保存してある」場合で入口が少し変わります。

方法1:Chromeで画像を右クリックする(いちばん手軽)

WebページですでにGoogleで調べたい画像が表示されているなら、これが最速です。

Google Chromeで、対象の画像の上にカーソルを置いて右クリックし、メニューから「Google レンズで検索」を選ぶだけです。ブラウザの右側にサイドバーが開き、似た画像や、その画像が使われているサイトが一覧で出てきます。

ちなみにMicrosoft Edgeにも同様の機能があり、右クリックから「Web で画像を検索する」を選べます。普段使っているブラウザのメニューを一度のぞいてみてください。

方法2:images.google.com から画像をアップロード/URLを貼る

手元のPCに保存した画像で探したいときは、Google画像検索のトップページ(images.google.com)を使います。

手順は次のとおりです。

1. images.google.com を開く
2. 検索バー右側の「画像で検索」アイコン(カメラ型)をクリック
3. 「ファイルをアップロード」から画像を選ぶ(または検索ボックスへ画像ファイルを直接ドラッグ&ドロップ)

これだけでレンズの検索結果が開きます。画像ファイルをページにドラッグして放り込むだけでも検索が始まるので、慣れるとアップロードのクリックすら省けます。

ネット上にある画像のURLで探したいときは、その画像を右クリックして「画像のアドレスをコピー」を選び、同じ「画像で検索」画面の「画像リンクを貼り付ける」欄に貼り付けて検索します。

出典:Google で画像を使って検索する(Google 検索 ヘルプ)

スマホ(iPhone・Android)で逆画像検索するやり方

スマホでは「Googleアプリ」または「Chromeアプリ」を使います。こちらもネット上の画像か、本体に保存した画像かで操作が分かれます。

Web上の画像を長押しで検索する

ブラウザで表示している画像なら、その画像を長押しして、表示されたメニューから「Googleレンズで検索」(Chromeアプリなら「この画像をGoogleで検索」)をタップします。指1本でその場から検索できるので、移動中などにサッと調べたいときに便利です。

スマホに保存した画像・目の前のモノを検索する

カメラロールの写真や、いま目の前にある実物を調べたいときはGoogleアプリのレンズ機能を使います。

1. Googleアプリを開く
2. 検索バーのカメラ(レンズ)アイコンをタップ
3. その場でカメラをかざして撮る、または画面のギャラリーから保存済みの画像を選ぶ

植物や商品をカメラで写してそのまま調べられるのが、スマホ版ならではの強みです。レンズは文字の翻訳やコピーにも対応しているので、合わせて知っておくと活躍の場が広がります。

出典:Google で画像を使って検索する(Google 検索 ヘルプ)

関連記事:Googleレンズの使い方|写真の文字をコピー・翻訳・検索する裏ワザ

逆画像検索はこんなときに役立つ

「使い方は分かったけど、結局いつ使うの?」という方のために、私が実際に重宝している用途を挙げておきます。

画像の出典・元ネタを探すのが王道です。SNSで流れてきた写真の初出や、イラストの本来の描き手を確かめたいときに効きます。

次に多いのが商品やモノの特定。ネットで見かけた家具や服が「何という製品か」を画像から逆引きでき、そのまま販売ページにたどり着けることもあります。

さらに、フェイク画像や無断転載のチェックにも使えます。同じ画像が過去にいつ、どこで使われていたかをたどれるので、「最近の写真」とされる画像が実は数年前の使い回しだった、といった発見につながります。

ブログ運営者としては、より大きい解像度の同じ画像を探す用途も外せません。手元の小さいサムネイルを投げると、同じ写真の高画質版が見つかることがあります。

Google以外の逆画像検索サービス

逆画像検索はGoogleの専売特許ではありません。結果が物足りないときは別のサービスを併用すると、見つかる確率がぐっと上がります。

代表的なのがMicrosoftの「Bing」とカナダ発の「TinEye」です。Bingは「ビジュアル検索」という名称で、Googleと同じく画像のアップロードやURL貼り付けに対応しています。

TinEyeは逆画像検索に特化した老舗サービスで、「その画像が最初にネットに出た時期」をたどるのが得意です。転載の検証や、画像が出回り始めた時期を調べたいときに頼りになります。

探したい対象によって得意・不得意があるので、Googleで見つからなければ別のサービスへ、と気軽に乗り換えるのがコツです。

まとめ:逆画像検索は今やレンズで一発

キーワードでは説明しづらいものも、画像を1枚渡すだけで調べられる。それが逆画像検索の魅力です。

昔の「カメラアイコンから画像をアップロードする」という操作はGoogleレンズへと姿を変えましたが、やること自体はむしろシンプルになりました。呼び名が変わって戸惑った方も、仕組みは同じだと思えば身構える必要はありません。

あらためて要点を整理すると、覚えるべき入口は実は2つだけです。PCならChromeで画像を右クリックして「Google レンズで検索」、スマホならGoogleアプリのレンズアイコンをタップ。このどちらかさえ押さえておけば、ネット上で見かけた画像はその場でほぼ調べられます。

自分のPCやスマホに保存した画像で調べたいときは、images.google.comへのアップロードやドラッグ&ドロップ、URLの貼り付けでの検索が使えます。そしてGoogleの結果がしっくりこなければBingやTinEyeに切り替える、という引き出しも持っておくと、出典探しの成功率はぐっと上がります。

画像の出典探し、商品やモノの特定、フェイクや無断転載のチェック、そして高解像度版の発掘と、活躍の場は意外なほど広いものです。「これ何だろう?」と気になる写真に出会ったら、まずは右クリックか長押しを試してみてください。一度クセになると、ちょっとした調べごとがぐっと楽しくなるはずです。