Picasaでネットワーク共有フォルダを追加する方法|今でも使える設定手順

Google Picasaロゴ

Googleが提供していた画像管理ソフト「Picasa」は、パソコン内の画像を自動的に整理できる便利なツールとして多くのユーザーに利用されていました。現在はGoogleによる公式サポートが終了していますが、ローカル環境での画像管理ソフトとして今も利用している人は少なくありません。

Picasaは基本的に、ハードディスク内の画像フォルダを自動的にインデックスして管理します。ただし、デフォルト設定のままではネットワーク上の共有フォルダを直接認識しません。そのため、NASや共有サーバーに保存している写真は、そのままではPicasaの管理対象にならないことがあります。

そこで役立つのが「ネットワークドライブの割り当て」です。共有フォルダをローカルドライブとして認識させることで、Picasaでも通常のフォルダと同じように画像を管理できるようになります

ドライブを割り当てればネットワークフォルダも認識できる

Picasaがネットワーク上のフォルダを認識しない理由は、共有フォルダを「ローカルドライブ」として扱っていないためです。Windowsの「ネットワークドライブ割り当て」機能を使えば、この問題は簡単に解決できます。

共有フォルダをドライブとして割り当てることで、Windowsはそのフォルダを通常のディスクドライブと同じように扱います。その結果、Picasaも画像フォルダとして認識できるようになります。

操作自体は難しくありません。エクスプローラーから数クリックで設定できるため、初心者でもすぐに実行できます。

ネットワークドライブの割り当て手順

  1. エクスプローラーを開く
  2. 「コンピューター」または「PC」を表示
  3. 上部メニューから「ネットワークドライブの割り当て」を選択
  4. 使用するドライブ文字を選択
  5. 接続したい共有フォルダ(例:\\NAS\photo)を指定
  6. 完了をクリック

これで、指定した共有フォルダがローカルドライブとして表示されます。

  • 例:Zドライブとして表示される
  • エクスプローラー上では通常のドライブと同じ扱いになる
  • Picasaからもローカルフォルダとして認識される

Picasaのフォルダマネージャで監視フォルダを設定する

ネットワークドライブの割り当てが完了したら、次はPicasa側の設定を行います。ここで対象フォルダを「監視フォルダ」として登録すれば、共有フォルダ内の画像も自動的にインデックスされます

Picasaは「フォルダマネージャ」を使って管理対象のフォルダを設定します。ローカルドライブとして認識された共有フォルダも、この画面から通常のフォルダと同じように指定できます。

手順は次の通りです。

  1. Picasaを起動
  2. メニューの「ツール」をクリック
  3. 「フォルダマネージャ」を選択
  4. 割り当てたネットワークドライブを探す
  5. 対象フォルダにチェックを入れる
  6. 「常にスキャン」または「一度だけスキャン」を選択

これで、共有フォルダ内の画像もPicasaのライブラリに表示されるようになります。NASに保存している写真や、社内サーバーの画像フォルダなども一括管理できるようになるため、画像整理がかなり楽になります。

注意点:フォルダ名や接続環境が変わると再設定が必要

ネットワークドライブを使う方法は便利ですが、いくつか注意点もあります。特に共有フォルダの設定変更には気を付けておきたいところです。

ネットワーク上のフォルダ構造が変わると、Windowsのドライブ割り当てが無効になることがあります。その場合、Picasaからフォルダが見えなくなるため再設定が必要になります。

主な注意点を整理すると次の通りです。

  • 共有フォルダ名を変更すると接続が切れる
  • NASのIPアドレス変更でも再設定が必要になる場合がある
  • PC起動時にネットワーク接続が遅れるとドライブが未接続になることがある
  • Picasaはすでにサポート終了ソフトである

特にNASを使っている場合は、IPアドレスではなくホスト名で接続しておくとトラブルを減らせます。

Picasaは終了ソフトだがローカル管理には今も使える

最後に重要なポイントとして、Picasaは2016年にGoogleの提供が終了しています。現在は新規ダウンロードや公式サポートは行われていません。

ただし、すでにインストール済みの環境ではローカル画像管理ソフトとして引き続き利用することは可能です。特に次のような用途では、今でも便利に使えるケースがあります。

  • PC内の写真をまとめて整理する
  • 画像の簡易編集を行う
  • 大量の写真を高速に閲覧する

ネットワークドライブを割り当てておけば、NASや共有フォルダの写真も同じライブラリで管理できます。古いソフトとはいえ、軽快な画像ビューアとして今も評価が高い理由がここにあります。