日本の美しい風景写真のフリー素材「PHOTO METI PROJECT」

FIND/47

ブログの記事に添える風景写真を探していると、無料素材はたくさんあるのに「これぞ日本の絶景」と言える一枚がなかなか見つからない、ということがよくあります。海外っぽい写真は豊富でも、国内の名所を高いクオリティで撮ったフリー素材となると、意外と選択肢が限られるんですよね。

そんな私が当時とびついたのが、経済産業省が公開した日本各地の美しい風景写真を商用利用も可能なフリー素材として提供するサイト「PHOTO METI PROJECT」でした。使われている写真はどれもプロの作品ばかりで、他の無料素材とは一線を画すクオリティ。当ブログでもさっそく使わせてもらった思い出があります。

※「PHOTO METI PROJECT」は2017年に「FIND/47(ファインド フォーティセブン)」へ名称変更され、サイトも find47.jp へ移行しました。さらに2026年3月31日をもってサービス自体は終了し、現在は閲覧・ダウンロード専用のアーカイブとして写真が公開されています(後述)。この記事は当時の紹介に、現在の状況を追記する形で残しています。

「PHOTO METI PROJECT」とは

厳密に言うと「PHOTO METI PROJECT」は単なる素材サイトではなく、日本の魅力を写真で世界に伝えるためのプロジェクトとしてスタートしたものです。「METI」とは「Ministry of Economy, Trade and Industry」の略で、経済産業省のことを指します。全国から集まった風景写真をクリエイティブ・コモンズのもとで自由に使えるようにする、という国主導の取り組みでした。

公開されている写真は、自然の絶景から歴史的な建造物、各地のお祭りまで幅広く、しかもどれもプロやハイアマチュアの手によるハイクオリティなものばかり。素人ではまず撮れないような一枚が、無料で使えてしまうのですから驚きです。

PHOTO METI PROJECT「愛知県」
【愛知県 吉田神社】、経済産業省、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際
PHOTO METI PROJECT「富山県」
【富山県 雨晴海岸】、経済産業省、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際
PHOTO METI PROJECT「千葉県」
【千葉県 富士山とスカイツリー】、経済産業省、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際
PHOTO METI PROJECT「福島県」
【福島県 国宝 白水阿弥陀堂】、経済産業省、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際

どの写真も素人では撮ることが難しいものばかり。ブログはもちろん、スマホやパソコンの壁紙に使うのにもぴったりです。

現在は「FIND/47」のアーカイブとして公開中

このプロジェクトは2017年に「FIND/47」へと生まれ変わり、ユーザー投稿型の写真アーカイブとして運営されてきました。累計で約2,000点もの風景写真が集まったそうです。

そして2026年3月31日、FIND/47は投稿の受付を含むサービスを終了しました。ただし、これまでに集まった写真が失われてしまうわけではありません。運営側の案内によれば、投稿された作品に付与された「クリエイティブ・コモンズ 表示4.0 国際」ライセンスは、その性質上サイト終了後も有効に継続するとされています。つまり、これまでどおり商用利用を含めて自由に使えるということです。

実際、写真は現在も検索・閲覧できるアーカイブサイトとして公開されています。トップには「このサイトはアーカイブです。新規投稿はできません」と明記されていて、エリア・シーン・季節などから写真を探せるようになっています。

LINK:FIND/47(アーカイブ/写真検索ページ)

ダウンロードは、使いたい写真の詳細ページを開き、「ダウンロードして使う」から好きなサイズを選ぶだけ。会員登録なども不要で、気軽に利用できます。

写真素材の利用条件とクレジット表記

写真素材はすべてクリエイティブ・コモンズ 表示4.0 国際(CC BY 4.0)のもとで公開されています。適切なクレジットさえ表示すれば、商用・非商用を問わず、複製も改変も自由です。ブログや企業サイト、SNSでもそのまま使えます。

クレジットは「閲覧者が見える場所」に記載するのがルールです。FIND/47で案内されている表記例は次のとおりです。

写真をそのまま利用する場合
赤川ホタル © 村上 誠 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)

写真を改変して利用する場合
赤川ホタル(© 村上 誠 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際))を改変して作成

※ウェブで使う場合はライセンス表記部分にリンクを、紙媒体ではURLを併記します。日本語・英語どちらの表記でも構いません。

作品タイトル・撮影者名・ライセンス表記の3点をセットで書く、と覚えておけば大丈夫です。詳しい条件は利用規約やクリエイティブ・コモンズのライセンス内容もあわせて確認してみてください。