Appleの無料プレゼント「iTunes 12 DAYS」は終了。今のお得情報も紹介

iTunes(アイチューンズ)

年末になると「Appleが毎日タダで音楽や映画を配ってくれるアプリがあったよね?」と思い出す方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。かつてクリスマスから年明けにかけて、楽曲やアプリ、映画などを1日ひとつずつ無料で配布していた「iTunes 12 DAYS プレゼント」のことです。当サイトでもリリース当時に紹介していて、私自身も毎朝のようにアプリを開いては「今日は何がもらえるかな」とのぞき込んでいました。クリスマス明けの少し気の抜けた時期に、ちょっとしたお年玉のような楽しみがあったわけです。

ところが今このアプリを探しても、App Storeのどこにも見当たりません。「年末だしそろそろ配信されるかな」と待っている方もいるかもしれませんが、結論から言うと、「iTunes 12 DAYS プレゼント」は2014年12月を最後に提供を終了しており、現在は配布もアプリのダウンロードもできません。探しても見つからないのは当然で、決してあなたの操作ミスではありません。

この記事では、そもそも「12 DAYS」がどんな企画だったのかを当時を振り返りつつ整理し、なぜ今はもう存在しないのかを正直にお伝えします。そのうえで、「Appleで何か無料・お得に楽しめないの?」という本来の関心にこたえるべく、いま現役で使えるApple関連のお得情報もあわせて紹介します。昔のあのワクワクに代わるものを探している方にとって、ちょうどいい置き換え先が見つかる内容にしたつもりです。

「iTunes 12 DAYS プレゼント」とは何だったのか

「iTunes 12 DAYS プレゼント」は、Appleが年末年始に実施していた季節限定のキャンペーンです。専用の無料アプリをiPhoneやiPadに入れておくと、毎日ひとつ、楽曲・ミュージックビデオ・アプリ・映画・電子書籍などの中から日替わりで無料アイテムが配布される、という仕組みでした。

もとは欧州で「12 Days of Christmas」として始まった企画で、のちに「12 Days of Gifts(12 DAYS プレゼント)」へと名前を変え、日本を含む各国へ広がりました。日本ではおおむね12月26日から1月6日までの12日間が対象で、まさにクリスマスから三が日にかけての「お年玉」のような存在でしたね。

配布は1日24時間限定だった

このキャンペーンの特徴は、無料で受け取れるのが「その日の24時間だけ」という点でした。日本時間の深夜0時を過ぎると前日のプレゼントは消え、新しいアイテムに切り替わります。うっかり1日見逃すと、その日のぶんはもう手に入りません。だからこそ毎朝アプリを開く習慣がつき、年末年始のちょっとしたイベントになっていました。中身は当たり外れもありましたが、人気アーティストの楽曲や話題の映画がタダで手に入る日もあって、開けるまで分からないドキドキ感が魅力でした。

配布されるのはAppleの公式アプリ経由なので、「プレゼント」をうたう怪しいアプリとは違って安心して使えたのも良かった点です。iPhoneやiPadを持っていない人でも、パソコンのiTunesから受け取れる年もあり、Appleユーザーなら誰でも気軽に参加できる間口の広さがありました。

なぜ今は「12 DAYS」がないのか

残念ながら、この企画は終わってしまいました。海外メディアの報道によると、Appleは数年にわたって続けてきた「12 Days of Gifts」を2014年12月に取りやめており、これが6年ぶりの中止だったと伝えられています。つまり、2013年末から2014年初めにかけての配布が事実上の最後でした。

その後、このキャンペーンが復活したという情報はなく、専用アプリもApp Storeから姿を消しています。元記事を書いた当時はまだ現役だった企画ですが、十数年が経ったいま、「今年も12 DAYSで何かもらえる」という期待はできない、というのが正直なところです。

はっきりした理由は公表されていませんが、Apple MusicやApple Arcadeといった定額制サービスが登場し、お得の届け方そのものが「日替わりの無料配布」から「サブスクの無料体験」へと移っていった流れも背景にあると考えられます。

出典・参考:AppleInsider「Apple not offering ’12 Days of Gifts’ promotion for first time in six years」

今でも使えるApple関連のお得情報

「12 DAYS」はなくなりましたが、Appleにお得な楽しみ方がなくなったわけではありません。形を変えて、無料で試せるものや割安に楽しめるものが用意されています。ここでは現在も使える代表的なものを紹介します。盛らずに、現実的な範囲でまとめました。

App Storeの「Today」で旬のアプリを探す

iPhoneのApp Storeを開くと、いちばん下に「Today(今すぐ見る)」というタブがあります。ここではAppleの編集チームが、注目の新作アプリやおすすめゲーム、季節に合った特集を日替わりで紹介しています。無料のアプリも数多く取り上げられるので、「12 DAYS」のように毎日のぞいて新しい発見を探す、という使い方に近いことができます。配布される無料アイテムこそありませんが、星の数ほどあるApp Storeの中から良いアプリを見つけるきっかけとしては便利です。ランキングだけを眺めていると人気ゲームに埋もれてしまう実用アプリも、Todayの特集では拾われやすいので、目利き役として頼りになります。

Apple MusicやApple Arcadeの無料体験

音楽を楽しみたいならApple Music、ゲームを遊び放題にしたいならApple Arcadeに、それぞれ無料体験期間が用意されています。Apple Arcadeは新規登録で1か月の無料体験があり、対象のApple製品を新しく買うと、さらに3か月の無料体験が付く特典もあります。Apple Musicも同様に、対象デバイスの購入で一定期間が無料になるキャンペーンが折にふれて実施されています。

かつての「1日ひとつもらえる」とは形が違いますが、期間中はたっぷり聴いて・遊んで楽しめるので、無料でApple体験を味わうという意味では今いちばん手軽な選択肢です。Apple Arcadeは200以上のゲームが追加課金や広告なしで遊び放題ですし、Apple Musicも国内外の膨大な楽曲が聴き放題になります。「12 DAYS」が日替わりの小さなプレゼントだったとすれば、こちらは期間中ずっと楽しめる大きな食べ放題チケットのようなイメージです。

ただし無料期間が終わると自動で有料に切り替わるため、続けない場合は解約のタイミングだけ忘れないようにしましょう。無料体験を申し込んだ時点で、解約予定日をカレンダーに入れておくと安心です。逆に気に入ったらそのまま使い続ければいいので、まずは試してみて自分に合うか確かめる、という使い方ができます。

年明けの「Appleの初売り」もねらい目

年末年始のお得つながりで言えば、Appleが毎年1月初旬に行う「Appleの初売り」も見逃せません。2026年は1月2日から5日の4日間で開催され、対象製品の購入額に応じて最大で数万円分のApple Gift Cardが還元されました。「無料配布」ではありませんが、新しいデバイスをお得に買いたい人にとっては、年末年始のいちばんの狙い目です。

出典・参考:ITmedia Mobile「Appleの初売りは1月2日〜5日に開催」

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関連記事:Apple製品の買い時がわかる!新型が出る前に損しないお得なタイミングの見極め方

まとめ

年末の楽しみだった「iTunes 12 DAYS プレゼント」は、毎日ひとつ無料アイテムをもらえるワクワクした企画でしたが、2014年12月を最後に終了しており、今のところ復活の予定もないというのが現状です。「今年ももらえるはず」と探し回ってもアプリは見つからないので、まずはここをはっきりさせておきましょう。あの企画を覚えている方ほど、毎年この時期に少し探してしまうものですが、もうないと分かっていればモヤモヤせずに済みます。

とはいえ、Appleで無料・お得に楽しむ道がなくなったわけではありません。今回紹介したように、App Storeの「Today」で旬のアプリを探したり、Apple MusicやApple Arcadeの無料体験で音楽やゲームをたっぷり味わったり、年明けの「Appleの初売り」でデバイスをお得に手に入れたり。日替わりの無料配布という形は消えましたが、賢く使えるチャンスは今もきちんと残っています。むしろサブスクの無料体験は、当時の「1日ひとつ」よりまとまったボリュームで楽しめる面もあります。

昔の「12 DAYS」を懐かしみつつ、今の自分に合ったお得をうまく拾っていくのが現実的な楽しみ方だと思います。終わってしまった企画を待ち続けるより、いま手に入る無料体験やセールに目を向けたほうが、結果として得をするはずです。年末年始にApple製品で何かしようと考えているなら、お年玉気分でこれらのサービスをのぞいてみてください。