ここ数ヶ月、色々なスマホゲームを渡り歩いてきました。『キングスレイド』『ブラウンダスト』『オーバーヒット』…どれもゲーム自体はそこそこ面白かったのですが、毎日やることが多すぎて疲れてしまうものばかりでした。
仕事や付き合い、家族との時間を考えるとゲームに張り付くのもなかなか難しいですよね。そんなゲームジプシーだった私ですが、やっと自分にピッタリのゲームが見つかったかもしれません。それが今回紹介する『メギド72』です。
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『メギド72』公式スペシャルムービー
メギド72は主人公のソロモンが伝説の指輪の力を使って、72柱の悪魔（メギド）を従え最終戦争『ハルマゲドン』の危機から世界を救うため旅をするRPGです。
LINK：メギド７２ 公式サイト｜悪魔（メギド）となら、変えられる未来がある。
本作はDeNAとメディア・ビジョンが共同で開発。メディア・ビジョンと言えば…そう、スマホゲームの秀作であり私の大好きなゲーム『CHAOS RINGS』の開発元です。
ゲーム内ではちょっとダークなストーリー、独特なBGM、敵キャラのデザインなど、随所にメディア・ビジョンらしさが出ています。
『メギド72』のここが面白い！
わずらわしいソーシャル要素なし
冒頭でも紹介した通り、とにかく最近のスマホゲームによくあるわずらわしい要素がないのが◎です！
デイリークエストはなし、協力プレイ・ギルドプレイもなし、もっと言うとフレンド機能すらありません（笑）イベントもかなり余裕をもって開催されるので、毎日ガツガツやる必要なし。ゲーム性は異なりますが、このあたりはソロ専用をうたっている『アナザーエデン』とコンセプトが近いと思います。
毎日それほど多くの時間をゲームに費やせない人、対人や協力プレイが嫌いな人にピッタリだと思います。
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戦闘がガチで面白い
バトルシステムは特殊ですが、これが戦略性があって本当に面白い。戦闘の基本は敵と「フォトン」と呼ばれる行動アイテムを取り合い攻撃をします。
慣れるまではちょっと戸惑いますが、システムがわかってくると一気に面白くなるのがメギド72。通常攻撃をするのか、スキルを使うのか、奥義を発動するのか、それとも敵に使わせたくないコマンドを先に奪うのか…プレイヤーの選択で戦況が一気に激変します。そして、戦闘が面白いからこそ、パーティを構成する楽しさが生まれてきます。
脳死ポチポチゲームが多いスマホ市場で、戦闘を本気で楽しめるというのはすごく貴重な存在だと思います。
ゲームバランスがちょうどいい
本作はストーリーを進めるとキャラ（メギド）が増えていきますが、配布されるキャラがガチャキャラ並に強いのも特徴。ストーリーに関しては配布キャラだけでクリアできる難易度に調整されています。
他人と競うタイプのゲームではないため、急いで育成したり無理してガチャをする必要もありません。
ガチャのできる有料石の配布は他のゲームと比べると少々渋めですが、新規ユーザーには「引き直しガチャ」や「メギド確定ガチャ」が用意されています（リセマラも基本不要）。また、毎月月末～月初に開催される「魔宴（サバト）ガチャ」は、キャラの排出率が2倍（10%）にアップするので、無課金・微課金ユーザーはそこで引けば、ある程度のキャラは揃います。さらに色んな構成を楽しみたい人は課金してね、というスタンスです。
メギド72はキャラの育成が凸（キャラかぶらせての強化）前提ではないのもポイント。最近は凸前提で調整されているゲームも多く、微課金以下のユーザーはついていけなくなる傾向があるので、非常に良心的だと思います。
話題作の中に埋もれた良作『メギド72』
メギド72はシステム・ストーリー・世界観など、とても丁寧に作られているゲームです。絵は少々古い印象がありますが、3Dグラフィック・固有スキルモーションの出来は良く、開発陣の熱意を感じます。
2017年末～2018年は話題作も多かったので、惜しくもその中で埋もれてしまった感のある作品です。『メギド72』という謎タイトルや「トップ画の号泣」で避けてた人もいると思いますが（私ですｗ）、リップサービスではなく本当にいいゲームです。面倒なデイリークエストや協力プレイに疲れてしまった人は、ぜひプレイしてみてください！
