『Pokémon GO(ポケモンGO)』が日本ではそれほど流行らないと思う3つの理由

ついに『Pokémon GO(ポケモンGO)』が日本でも配信されました。海外ではポケモンをしながら運転して事故にあったり、進入禁止区域に侵入して注意されたり…と、良くも悪くも話題になっています。

Pokémon GO(ポケモンGO)

日本でもNHKで報道されるほど注目を浴びていますが、『ポケモンGO』は本当に日本でも流行ると思いますか?今回はちょっと意地悪な目線で『ポケモンGO』を分析してみようと思います。

関連記事:ポケモンGO初心者必見!覚えておくとゲームを有利に進められる5つの攻略情報&裏ワザ

『ポケモンGO』が流行らないと思う3つの理由

UIがちょっと古臭い

『ポケモンGO』のUI(画面)が意外としょぼいと思ったのは私だけでしょうか。アバターも古臭く、2世代くらい前のゲームの印象を受けます。

画面のチープさに触れている記事をあまり見かけないので、海外の人はあまり気にしないのかもしれませんが…日本ではどうでしょう?日本で流行っているスマホゲームは美麗イラストや可愛いキャラを売りにしているものも少なくありません。

ポケモン世代は当時好きだったモンスターを集める楽しさを味わえそうですが、そうでない人たちはコレクションしたいという欲求があまり沸かないかもしれません。

外に出かけないと楽しめない

『ポケモンGO』は外でポケモンをゲットして育てるゲームです。他のプレイヤーと戦える「ジム」やアイテムが手に入る「ポケストップ」は実際にその地点まで行かないと楽しめません。これは『ポケモンGO』の面白さであると同時に、弱みでもあります。

配信当初は楽しめると思いますが、だんだん面倒になってくる人もいるでしょう。また「家の中でもくもくとゲームをしたい」という人も少なくありません。

さらに田舎と都会ではモンスターの出現率が違い過ぎるというのも問題です。Twitterで投稿されている渋谷や秋葉原のスクショを見たら、地方の方はやる気がなくなってしまうと思います…

Wi-Fi環境が整備されていない

『ポケモンGO』はポケモンを捕獲するために位置情報やマップを利用します。そのため、ポケモンを外でプレイする時はそれなりの通信量がかかるはずです。

海外ではWi-Fi環境が整っているところが多いですが、日本では無料でWi-Fiを使える環境は限られています。そのため、4Gで通信し続けた場合、キャリアの速度制限にかかる可能性があります。ポケットWi-Fiなどを持っていないと、外でガッツリ遊ぶのはツライかもしれません。

(2016/7/27:追記)
数日プレイしてみましたが通信量はそれほど多くなかったので、普通にプレイするレベルであれば心配するほどではなさそうです。ただ、バッテリーの消費は本当に激しいので、外でプレイする時はモバイルバッテリーがないとすぐに電池切れしてしまいます。

『ポケモンGO』におすすめなモバイルバッテリーを記事でもまとめていますので、バッテリーの容量が気になる方は参考にしてみてください。

関連記事:ポケモントレーナー必見! ポケモンGOに最適なおすすめモバイルバッテリー

(2016/7/29:追記)
AppBankさんが実際に『ポケモンGO』の通信量を測定していました。記事によると、1ヶ月間毎日3時間ポケモンGOを遊んで、約0.57GBの通信の通信量となるそうです(1時間プレイして6.1MB)。環境によって誤差はあると思いますが、気にしなければならいほどではなさそうですね。

参考サイト:【ポケモンGO】通信量ってどのくらい?

『ポケモンGO』の今後は?

個人的に一番気になったのはゲーム自体の出来よりも、マクドナルドとのコラボレーションです。

「ジム」や「ポケストップ」がマックで利用できるそうなのですが…これってその気になれば美味しくない飲食店でも、面白くないテーマパークでもポケモンで集客できるってことになっちゃいますよね。日本経済に好影響を与えるという期待もできますが、ゲーム会社のさじ加減一つで売上を左右できるというのはちょっと怖いことです。

また、内閣サイバーセキュリティセンターも注意喚起していましたが、ポケモンによる事故や犯罪の増加は本当に心配。歩きスマホ、不法侵入、子供への犯罪…『ポケモンGO』のプレイユーザーでなくても、事故に巻き込まれないよう注意しましょう。

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